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剣道には古流の構え(位)が何故無いのか

お世話になります 当方古流剣術を習う者です。その中で、剣道に於いてどうしても 理解できない点が御座います。それは 1.何故「八相」の構えが無いのか? 2.「脇構え」等の構えが何故消失したのか?(小野派一刀流には現存) 3.「隠剣」が何故消失したのか(小野派一刀流には現存) 注: 1「.八相」は神道夢想流杖術等に見られ、刀を耳に構える。真半身ではなくなるが、非常に速い袈裟切りが可能 2.「脇構え」は真半身であり斬り降ろしを弾く合理的な構えと推測される(自信なし) 3.「隠剣」は敵に刀の切っ先を隠し、剣の長さを相手に悟らせず且つ脇構えに近い対応が可能と推測される(自信なし) (尚、所謂忍者は「隠剣」に似た行為をすると聞いた覚えがあり) そもそも剣道は一刀流剣術を原型とした物の筈なのに何故これらが消失したのか?流派に依るが所謂「下段」の戦術的メリットはなんだったのか? これらは当方の経験上の一存であり、解釈に違いが有るかも知れません。 ご存じの方、ご教授願います。お礼は必ず致します。推測でも構いません。

noname#17433
noname#17433

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回答No.7

Gです。 こんにちは。 簡単にご説明させてもらいますね。 どんな獲物を使おうとその動きと言う物は「初動」が決められてしまいます。 フィクションの「燕返し」が通用しない技と言われるゆえんでもあります。 自分の体の一部である必要を伴う「実践」で、決められた構えではワンステップ、ツーステップ、スリーステップを読み取られてしまうわけです。 なぜ、素手の「柔術」が戦場で実際に使われるのか。 それは、スリーステップまでに既に300以上の動きの組み合わせが出来てしまうので、防御するための「先先の先」が読み切れても武器を持ったときにはその動き・動きの準備が出来ないないのです。 お分かりでしょうか。 それがたとえ甲冑でなくただの着物であってもです。 右手と左手を使ってしまっているのですね。 しかし素手のほうは両手ともの別々の動きができるわけです。 接近戦で素手のこの融通性を高めた空手がそれだけ有利であるわけです。 構えはどうしても「ある特定の動きの出発点」となってしまうわけですね。 両手を使ってしまっている、どんな構えでも、攻撃できない範囲と言う物が出来上がってしまうのです。 型式にこだわるごとに、相手がそれを幸運にも知らないなら「新しく考案された構え」は始めのうちは「有効である」と見るわけです。 武道を命をかけて使う人間にとって相手に自分の動きを「悟われることほど恥ずかしいことはない」のです。 現実的な、実践的なものは「おぅっ、おぬし示現流だな」などと言われる事を「恥」と感じます。 一時グレーシー柔術が「無敵」と言われたのは今まで日本では「なんでもありで素手で戦う」ということをまったく認識していなかったからに過ぎません。 グレーシーのやり方を、「負けてから」研究し始めると言うまったくもってみっともないと言われても仕方なかったわけです。 しかし今はどうでしょうか。 グレーシー柔術には「相手の研究結果は必ず出る」と言う事をこれまた恥ずかしいことにしなかったのです。 フレーシーのやりかた、を知る、と言う事はそれと同時に、グレーシーのやり方が「筋書き通り」になってしまったわけです。 五輪書は「動きは水のごとく」と教え、決まりきったことをすることを恥じろ、といっていたわけです。 二刀流を使いこなすこと、使いこなす訓練の重要性を説いたわけです。 そして、恥じて自分の実力を常に向上させない限り必ず命を落とす、と諌めたわけです。 いつまでも決まりきった動きだけを「練習」していては何の役にもたたない、と言っているわけですね。 しかし、実戦と言う兵法の場がなくなり、次なる兵法の必要場所は200年もあとになってしまったわけです。 使えない剣術が街中を行くようになっても誰もそれに対し批判もしなかったわけです。 わずか五輪書が「人生の悔い」の表れとして表記されているに過ぎません。 武蔵が五輪書ではあたかも「5方の構え」があると書いてあります。 つまり、5つの構え方がある、と「書いて」あるのです。 これを読んだ人は、この5つの構えをすればいい、と思い込んでしまうわけです。 しかし、武道と言う物を「命をかけるもの」と教えられていれば、この「あいまい」な教えにはもっと多くの意味を含んでいると言うことが分かるのです。 つまり、「この本を鵜呑みにしてはいけない」と武蔵は言っているわけです。 「五方のかまへは、上段、中段、下段、右のわきにかまゆる事、左のわきにかまゆる事、是五方なり。構え5つにわかつといへども、みな人をきらん為なり。……いづれのかまへなりとも、かまゆるとおもはず、きる事なりとおもふべし。」とちゃんとかかれているのです。 「いづれのかまへなりとも、かまゆるとおもはず、きる事なりとおもふべし」  これは武道のすべてを一言にまとめたといっても良いほどの「教え」なのです。 構えありて構えなし、ここを十分理解しないと構えとはなんであるのか、が分からなくなり、「意味のある構え」がなくなり、単に「構えのための構え」に成り下がってしまう、と言う事になるわけです。 勝つための(いろいろな意味での)構えを自分に身につけなくてはならない、これを理解しなければ「何でもあり」の実戦では命を落とす、と言う事になるわけです。 私の武道の人生でアメリカで認識される物としての壁がここにあったのです。 武蔵の人生の悔いを「我悔いなし」とうそぶきながら、行くとおりにも解釈できる表現で、一種の禅問答、書き記した私のバイブルでもあります。 そして今ある私は結局「水の巻」の知識の習得後の自己発見・自己会得ともいえる物が支えてきました。 自分を啓発するためのモチベーション、自分を守るのは自分しかいないという護身術、それを支える何でもありの空手と言う名のついた真の武道の初心に戻り守破離の道を歩くことになったわけです。  また、「侍」の本家としての幕府にしたところ「使えない剣術」は幕府の計画通りになっていったわけです。 刀自身でさせ戦うために作られてはいなかったわけです。 すべて幕府の思惑通りに事を運んだと言うことなのです。 明治維新ごろになってやっと「使える剣術」「人を殺せる刀」が再登場したわけですね。 町民剣術はこの類ではありません。 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。 

noname#17433
質問者

お礼

回答誠に有り難うございます。お礼が遅くなり済みませんでした。 >素手の「柔術」が戦場で実際に使われるのか。 それは、スリーステップまでに既に300以上の動きの組み合わせが出来てしまうので・・・ なんと!奥が深いですね。私も今日実験しました。例えば、脇構えで 斬り降ろしを弾き剣を目に付ける。若しくは胴を斬る等・・300以上と 言うのも納得です。 >それがたとえ甲冑でなくただの着物であってもです・・・ 驚きました!「使える空手」とはこういう物なんですね。 >「おぅっ、おぬし示現流だな」などと言われる事を・・・ 恥かも知れませんね。確かに示顕流とばれたら致命的ですね。 聞きかじりですが。それから抜打については締め切ろうと思います。 時代が時代ならば、理合は門外不出が当然の筈、下村派の初代宗家を 尊重し締め切ろうと思います。 >グレーシー柔術には「相手の研究結果は必ず出る」と言う事をこれまた恥ずかしいことにしなかったのです・・・ 格闘技はサイエンスですね。数学、物理(physicalとの掛詞でも ある)、心理学・・漫然と練習するだけでなく研究が大切ですね。 >勝つための(いろいろな意味での)構えを自分に身につけなくてはならない、これを理解しなければ・・・ 確かに理合を良く理解しなければ命を落としますね。納得です。 >また、「侍」の本家としての幕府にしたところ「使えない剣術」・・ この辺は解釈が難しいですね・・もう一度読み直します。補足は大丈夫 です。自分で解いてみます。 >明治維新ごろになってやっと「使える剣術」「人を殺せる刀」が 再登場・・・ 確かに天然理心流の平晴眼の突きは恐ろしいですね。狭くても戦え、 且つ、物打ち全てが喉をねらいますからね。神道無念流は講武所ですが 長州で流行りましたからね。力強いからとか聞きますが・・ 大変参考になりました! 重ねてお礼を申し上げます。ご協力有り難うございました。

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noname#21327
noname#21327
回答No.2

小野派と剣道を少しだけやったことありますが、私も先生に聞いたことがあります。それによると、 古流は基本的に刀で人を斬るための形で、甲冑を付けて大勢で戦う際に使えるように出来たものだそうです。八相、脇構え、下段などは、多人数と戦っておれば疲れてきて、自然とならざるを得ない構えらしいです。また、獲物も、古くは長いもの(槍、薙刀など)が主流だったらしいので、その流れの構えでもあるそうです。 一方、今の剣道は、千葉道場の流れをくむもので、戦場での剣法というよりも、武士個人の技量、精神を重んじています。また、竹刀という修練道具も開発されたので、刀で切るための修練から竹刀を用いた競技へと変遷してきているようです。実際の剣道の試合では、八相、下段、脇構えは非常に不利だそうです。 「隠剣」「刃隠」は確か小野派の極意だったはずです。我々も年に1回くらい見せてもらえるだけで、教えてもらえるのは、免許皆伝の達人だけと聞きました。免許皆伝が沢山いるとは思えないので、使える人がいなくなってしまったのではと思います。

noname#17433
質問者

お礼

夜分、回答誠に有り難うございます。 >古流は基本的に刀で人を斬るための形で、甲冑を付けて大勢で戦う 際に使えるように出来たものだそうです。 小野派一刀流の極意は「切り落とし」の筈、甲冑に通じるの でしょうか?小野派一刀流は素肌剣法と思っておりましたが・・ >獲物も、古くは長いもの(槍、薙刀など)が主流だったらしいで・・ 確かに私の居合道の先生は矢、槍、最後に刀と仰有って言いました。 >今の剣道は、千葉道場の流れをくむもので、・・ 小野派よりも北辰一刀流の影響が大きいというわけですか? 確かに「技の千葉」と伺っておりますが・・ >「隠剣」「刃隠」は確か小野派の極意だったはずです。・・ 小野派一刀流は講武所剣術では?お留め流では無いのですか? 教えてもらえるのは、免許皆伝の達人だけならばお留め流の筈では 無いのでしょうか?「本覚」こそ極意なのでは?門外漢ですが・・ 尚、当方、剣道の経験は0ですが剣道に所謂「受け流し」は 有るのでしょうか? 大石鍬次郎は人を斬ることに生き甲斐を感じ、屍さえも切り刻む男 だったと伺って居りますが・・・ これは小野派一刀流兵法者の間では有名なのでしょうか? 重ねてお礼を申し上げます。ご協力有り難うございました。 このお礼は殆ど質問になってしまい申し訳御座いません。ですが、再度 投稿していただければ幸いです。 ご協力有り難うございました。

  • syuitilwo
  • ベストアンサー率30% (169/547)
回答No.1

剣道もやった事が無い全くの素人です 自分が推測するに剣道になってスポーツビジネスを運営するに当たり、門人に効率良く覚えてもらう為(達人を育て上げようとする事ではない)に教えを統一して行った=マニュアル化ではないでしょうか? 武道と言う戦闘力の向上を目指す場ではなく、企業または団体を運営していく上での合理化だったのではないかと推測します。 質問者様の3の疑問ではルールに竹刀の長さが決められている以上、得物のリーチを隠す意味は薄いからだと推測します。 そう言う意味では1の袈裟切りはルール上『面』にも『胴』にもならない可能性が大なので必然的に不要になっていったと推測します。 素人の推測なので参考にならない可能性が大ですが勘弁して下さい。

noname#17433
質問者

お礼

夜分、回答誠に有り難うございます。 >企業または団体を運営していく上での合理化だったのではないかと 推測します 確かに、それは考えられます。剣道はスポーツに特化している傾向が あると思います。剣道の試合に真剣を用いたら「相打ち」になると 思います。「一本」でなくても「有効」で、相手は既に死んでいる 可能性が高いと思われます。やはり、「剣道」は技術を競うもので、 碁や将棋のような物なのかも知れませんね。 参考になりました! 重ねてお礼を申し上げます。ご協力有り難うございました。

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