• 締切済み

酸加水分解

とあるサイトで 「SerとThrは酸加水分解で分解されやすい」 という一文を見つけました。 これは、分解されやすさ、つまり酸加水分解(acid hydrolysis)に対する感受性(?)が高いということですよね? ということは、例えば… [Ser-Ala]という2つのアミノ酸から成るペプチドを分解するのと [Gly-Ala]という同じく2つのアミノ酸から成るペプチドを分解するのでは、 [Ser-Ala]の方がより早く分解されると考えてもいいのでしょうか? また、もし仮に[Ser-Ser-Ser]と[Ser-Ser]というアミノ酸配列のペプチドが2つあった場合、 どちらの方が早く酸加水分解されるものなのでしょうか? 生物学のカテゴリーから質問させていただいておりますが、 実際には生化学に分類されるかと思われます。 どうぞよろしくお願いします。

みんなの回答

  • DexMachina
  • ベストアンサー率73% (1287/1744)
回答No.3

honey_leeさんが見られたのはこちらのサイトでしょうか?; http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/biochem4.htm この説明を見る限りでは、No.1の方が言われるように、 ペプチドではなくアミノ酸の酸加水分解についてのように 思えます。 ThrもSerもβ-位に水酸基があるアミノ酸ですので、 以下のように分解するのではないでしょうか;        NH2  HO    |    R    \ / \ /      ||    |     O    O           /        H   (R=HならSer、R=CH3ならThr)        NH2  HO    |    R    \ /←\ /      ||┐┌→|     O↓|  O           /        H       ↓       NH2  HO  |    R    \ //   /     |   ||     O   O      \       H       ↓       NH2  HO   |     R    \ /     /      ||     ||     O     O

honey_lee
質問者

お礼

そうです、そのページです! やはりOH基の存在が関係しているのですね。 図もわかりやすかったです、ありがとうございました。

noname#62864
noname#62864
回答No.2

曖昧な文ですが、分解されやすいというのはアミド部分の加水分解のことだと思います。すなわち、いずれもヒドロキシル基(水酸基)を有しており、これが加水分解速度に影響を及ぼすことは十分に考えられます。 だとすれば、[Ser-Ala]と[Gly-Ala]の比較では、前者の方が早く加水分解されることになると思います。 [Ser-Ser-Ser]と[Ser-Ser]の比較に関しては、どちらかが特に速くなるような理由は思いつきません。

honey_lee
質問者

お礼

申し訳ありませんでした。そうです、アミド部分の加水分解のことです。 なるほど、よくわかりました!ありがとうございました!

  • Bubuca
  • ベストアンサー率59% (531/896)
回答No.1

こんにちは 「酸加水分解で分解されやすい」とはペプチド結合が加水分解を受けるとい うよりもアミノ酸が壊れてしまうというふうに解釈できるのですが、いかが でしょうか? アスパラギンだったらアスパラギン酸になるのでわかりやすいですが、セリ ンが壊れてどうなるのかは、ちょっとわかりません。

honey_lee
質問者

お礼

紛らわしい質問をしてしまい申しわけありませんでした。アスパラギンに対しての答え、ありがとうございました!

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