• ベストアンサー

なぜ羅城門ではなく、羅生門?

芥川龍之介さんの作品「羅生門」がなぜ、羅城門ではなく羅生門なのか、歴史的な事実を含めて教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • luune21
  • ベストアンサー率45% (747/1633)
回答No.2

本来は羅城門ですね。ただし、読みは漢音の「らせいもん」、呉音の「らじょうもん」のどちらも発音されていたようです。 漢字の「羅生門」は当て字で、室町時代後半の1500年頃、観世小次郎信光作の謡曲の題名が「羅生門」であったことから広まったものとされています。以後、一般的にはこの「羅生門」が多く使われていたようです。

blogtipe
質問者

お礼

大変役に立つ情報をありがとうございます

その他の回答 (1)

noname#56555
noname#56555
回答No.1

こんばんは。たまたま履修した科目の教科書に載っていたので受け売りですが投稿しますね。羅城門は現在は「らじょうもん」と呼ばれているが、当時は「らせいもん」と呼ばれていた。官府では主として漢音が用いられていたためで、「城」という漢字の音読みの「じょう」は呉音であり、漢音は「せい」であるからである。そして羅城門そのものが存在しなくなった後年、「生」の字が当てられるとともに、「らせい」が「らしょう」に転訛し、「羅生門」となったものと考えられている。芥川龍之介の小説「羅生門」、黒澤明監督の映画「羅生門」など、現在は「羅生門」の名称の方が馴染み深い。しかし、これは羅城門が存在しなくなった中世以降に普及したものであり、平安京の施設としての正式な名称は「羅城門」なのである。・・・と書かれてあります。

blogtipe
質問者

お礼

大変参考になります。 ありがとうございました

関連するQ&A

  • 羅生門と羅城門について

    タイトルの通り芥川龍之介の書いた羅生門はなぜ「羅城門」ではなく「羅生門」なのでしょう? できれば早い回答をよろしくお願いします。

  • 羅生門と羅城門

    羅生門をこの前ナレーターが、らじょうもんと言っていたのが気になり辞典をひいたのですが、羅生門と羅城門が出てきました。これは羅生門が、らしょうもん 羅城門が、らじょうもんだそうですが、何がどう違うのでしょう?

  • 羅生門と鼻

    芥川龍之介の鼻と羅生門との共通点は何だと思いますか??また、そこから羅生門のテーマは明らかにできますか?? 教えてください。(できればなるべく細かく) お願いします

  • 「羅生門」が芥川龍之介原作だと海外で知られているか

    黒澤明監督の映画「羅生門」は海外でもよく知られているようです。 日本人の多くは、映画「羅生門」は、芥川龍之介の小説を映画化したものと知っていますから、「羅生門」と聞いてまず思い浮かべるのは、黒澤明監督ではなく芥川龍之介ではないでしょうか。 しかし、外国人の多くは、芥川龍之介を知らず、「羅生門」と聞いたら黒澤明監督しか思い浮かべないのですか? それとも海外でも、黒澤明と同じように芥川龍之介の名が知られているのでしょうか。

  • 芥川の羅生門について

     芥川龍之介が羅生門という場所をどうして選んだかを教えてください。 テストに出るのですが今だに答えがわかりません。 明日からなのでなるべく早く教えてください。

  • 「羅生門」と「野火」

    芥川龍之介の「羅生門」と、大岡昇平の「野火」。 この2つの作品のテーマを考え、その共通点・相違点について考察せよ、という事なのですが、どなたか詳しく説明していただけないでしょうか? もちろん作品は2つとも読んで一応自分なりに考えてみたのですが、どうにも考えが浮かばないので・・・。 かなり分かりにくい質問ですが、回答の方宜しくお願いします。

  • 芥川龍之介の「羅生門」について

    芥川龍之介の「羅生門」について 羅生門はなぜ発表当時文壇から黙殺されていたのですか。 時代の風潮なども含めて教えていただけると嬉しいです。

  • 羅生門について

    芥川龍之介の「羅生門」は、M・G・ルイスの「The Monk」という小説とよく比較されていますが、この2つの小説の共通点や関わりはなんですか?教えて下さい。

  • 羅生門

    黒澤明は「羅生門」のベネチアで、評価を決定づけ、その後も「娯楽監督」と見下されなかったのはこの作品によるところ大だったと思います。 しかし、この作品の最も素敵なところは「三者三様」で真実は「藪の中」というところにあり、同じシーンを3回くりかえす奇抜さにあると思います。 なのであれば、世界のクロサワは、若干持ち上げられすぎで、原作の芥川龍之介がもうすこし「藪の中」で世界評価を得ても良いと思いますが、どうでしょう。「河童」や「蜘蛛の糸」の方がメジャーやん。

  • 羅生門の中の旧記とは?

    芥川龍之介「羅生門」のなかに「旧記の貴社の語を借りれば、『頭身の毛も太る』ように感じたのである。」という文面があります。旧記とは、どの文献にあたるのでしょうか。実在するのでしょうか。