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羅生門

黒澤明は「羅生門」のベネチアで、評価を決定づけ、その後も「娯楽監督」と見下されなかったのはこの作品によるところ大だったと思います。 しかし、この作品の最も素敵なところは「三者三様」で真実は「藪の中」というところにあり、同じシーンを3回くりかえす奇抜さにあると思います。 なのであれば、世界のクロサワは、若干持ち上げられすぎで、原作の芥川龍之介がもうすこし「藪の中」で世界評価を得ても良いと思いますが、どうでしょう。「河童」や「蜘蛛の糸」の方がメジャーやん。

質問者が選んだベストアンサー

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  • meido2010
  • ベストアンサー率15% (68/448)
回答No.2

羅生門の言いたいことは、人間はウソをつくということです。 事件の後に人間が思うことは、今の自分を大事にしたい。なんとか環境 を変えてまでも生きていたい。と願う心だと思います。 それが評価されたのではないかと思われますが。 蜘蛛の糸はそれが自分さえ良ければ良いという我欲が表されているが、 地獄が舞台なので、人間模様とすればどうかなと思ってしまいます。 河童は読んでいません。

MONKEYMONKEY
質問者

お礼

ありがとうございます。 そうですね。羅生門は「真実は藪の中」。画期的なプロットでした。そ

その他の回答 (2)

  • ithi
  • ベストアンサー率20% (1960/9578)
回答No.3

MONKEYMONKEY さん、こんばんは。 私は、いまだに黒澤明監督の作品てよくわからないんです。でも、彼の作品はなぜか外国ではよく受けるリバイバル作品みたいなのも出るくらいです。でも、羅生門の原作で、映画を作り、あの内容で娯楽監督というあだ名がつくというのもどうかと思います。原作はどうしても、娯楽作品ではないからです。それから私は芥川の場合は「杜子春」ですね。

MONKEYMONKEY
質問者

お礼

ありがとうございます。 「羅生門」という芸術作品があったおかげで、娯楽監督と呼ばれなかったと申し上げました。 全体的に黒澤映画が娯楽作品として面白いのは確かだと思います。 しかし、「羅生門」の素晴らしさは、黒澤の功績より、原作の方を評価すべきではないかと思った次第です。

  • ggggzzzz
  • ベストアンサー率8% (22/245)
回答No.1

そうですね。原作あっての映画ですから。

MONKEYMONKEY
質問者

お礼

ありがとうございます。なぜでしょうね。

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