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遺骨のことで質問
昨年(2001年)は伯父(母の兄)の三十三回忌にあたる年だったのですが、法要を営まずにいました。 そうしたら今年になって叔父(母の弟)が「弔い上げのときにはお墓から遺骨を取り出して土に還さなきゃいけないんだが…次(同じお墓に入っている私の祖母)の弔い上げで一緒にやるか}と言い出しました。 そのような仏事は初めて聞いたのですが……詳しい方教えて下さい。 なお、母の実家は曹洞宗です。
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こんにちは。 葬送関連の習俗は、曹洞宗うんぬんの宗派よりもむしろ地方のカラーが大きいと思います。叔父さんなり、ご実家の菩提寺の住職なり、その土地の習慣に詳しい方に尋ねるのが一番です。 一般論として言えば、やはりかつての土葬になぞらえるならば、どの時点かはともかくとして(四十九日などにお墓に納骨をする時点で木綿のさらしの袋に移し替える地方もある)、土に還そうとする行為は結構なことだろうと思います。 ちなみに、三十三回忌は昔から供養の総仕上げという意味で、「弔い上げ」とか「弔い切り」などと呼ばれます。いろいろ仏教的意味もありますが、習俗としては三十年を超えた、というところに意味があるようです。 一世代三十年とよくいいますが、子が親の供養をする場合、三十三回忌をする頃には、ちょうど子の方も亡くなった時の親の歳にほぼなるわけですし、従って現役を引退してさらに自分の子供に代を譲るころになっているからです。子供は、自分の現役の期間である三十年以上供養を続け、自分が引退する頃に供養も手を放すのです。つまり、供養する側のライフサイクルに三十三回忌というのはうまく合致したのですね。 また、骨壷から出すということは、故人を土に還すことであると同時に、弔い上げにあたって供養の対象物を手放す、という象徴的意味もあります。ですから、三十三回忌で土に還すという習慣があるのであれば、大変結構なことだし麗しい習慣だと私は思います。
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- Rikos
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宗派や地域によっても異なるかも知れませんが、土に還すところもあります。 私はお寺さんの勧めで、曽祖父・曾祖母、祖父・祖母のお骨をさらしで作った袋に一緒に入れ、お墓に収めなおしました。 お寺さんに聞かれてみるのが、いちばんだと思います。
お礼
ありがとうございました。 両親の実家はともに東京なのですが父の実家の弔い上げでその様なことはまったく無かったので・・・菩提寺に問い合わせてみます。
お礼
ありがとうございました。 地域差・・・といっても両親の実家がともに東京でして… 父の実家(真言宗)で弔い上げがあったのですがその時は何もしなかったのですよ。位牌をお寺に納める地方があると聞いた事があったのですがそれもやってなかったので……… とにかく菩提寺に問い合わせてみます。