幹細胞のレビュー
STEM CELLSの2004年の記事です。
(1)Embryonic stem (ES) cells derive from totipotent cells of the early postimplantation embryo and are capable of unlimited, undifferentiated proliferation in vitro while maintaining the potential to form cell types of all three germ layers.
移植後の胚の初期の全能性細胞に由来する胚性幹細胞は3つの胚葉全ての細胞型を形成する能力を形成する能力を生体外で未分化の状態での増殖能を無限に作ることができる。
述語がまとめ方に困りました。
(2)The bone marrow compartment is largely made up of committed progenitor cells, noncirculating
stromal cells that have the ability to develop into mesenchymal lineages (termed mesenchymal stem cells), and HSCs.
骨髄の構成物は関連した前駆細胞でほとんどが構成され、この細胞は、間葉系統とHSC(造血幹細胞)で発生する能力を持つ非循環型間質細胞である。
(3)However, reports of participation of hematopoietic cells in neurogenesis, the conversion of adult neural stem cells into hematopoietic cells, and the demonstration that adult mouse neural stem cells can give rise to cells of all germ layers seemed to confirm that differentiation could occur out with the original germ layer.
しかしながら、神経形成での造血細胞のは造血細胞への成体神経幹細胞の転換にかかわっているという報告から、成体マウスの神経幹細胞がすべての胚葉の細胞に形質転換できることが本来の胚葉の外で分化が生じていることを確かめる方法である可能性がある。
seemed to confirmが意味不明です。そしてここの文章はどこがメインの主語になるのかもわからずじまいでした。
この文章の後に This challenged the conventional trilaminar view of organ development may exhibit as much pluripotentiality as ES cells.
と続いて 問題で このThisは何を指すか示しなさいと書いてありました。当然ですが上記の文章のどこかを指しているのはわかるのですがそれこそconfirmをしようとすることがchallengedだというのは気付いたのですが訳がわからなかったので対応もできませんでした。
(4)Examination of the host liver demonstrated hepatic cells that were donor derived, as detected by
expression of dipeptidyl peptidase IV enzyme (DPPIV+) in DPPIV– rats or the Y chromosome in female animals.
宿主である肝臓の実験ではDPPIV-のラットでのジペプジルペプチダーゼIV酵素の発現、そしてメスのY染色体から検出されたことからこれらのドナーが幹細胞であることが論証された。
donar derived, asの訳仕方が分かりませんでした。
(5)The significance of such a survival advantage is confirmed in a transgenic model based on the protective effect of the antiapoptotic gene, Bcl-2, against Fas-mediated cell death. Bone marrow from mice expressing this transgene, under the control of a liver-specific promoter, was infused into normal mice. Some mice underwent repeated injections with a Fas-agonist antibody to induce liver injury, whereas others did not. Only those that had received antibody injections showed mature hepatocytes expressing Bcl-2, implying that transdifferentiation is inefficient under physiological conditions and that tissue injury such as accumulation of toxic catabolites or apoptotic challenge is required to generate a more robust response.
このような生存能の改善での重要なことは、Fas媒介型細胞死に対するBcl2抗アポトーシス遺伝子の保護効果に基づくトランスジェニックモデルにおいて確認できる。
肝臓特異的プロモーターの制御化において、この導入遺伝子を発現しているマウスの骨髄を正常のマウスに注射した。
このうちいくつかのマウスは肝臓障害を誘導するFas作用薬抗体を繰り返し注射し、それ以外には注射を行わなかった。抗体注射を受けた者のみがBcl2を発現している成熟肝細胞がを示し、これにより分化転換が生理学的条件下において効果を示さなかったことを意味する。そして毒物異化生成物やアポトーシスの蓄積による組織障害の問題は更に莫大な反応を起こすために必要である。
最後が何を言いたいのかわかりませんでした。
そしてなぜここでマウスにBcl2タンパクを強制発現する骨髄細胞を移植したのでしょうか。
ご教授お願い申し上げます。
補足
すみません、Rhoの軟骨分化への影響を見ている論文です。(ATDC5に過剰発現させたのはRho) Figを見ると、プライマリーとATDC5にベクターのみを導入した細胞のアクチン骨格が似ていました。なので、そこから両者が同等とみなし、その後遺伝子導入した細胞を使って実験をしていったと考えてよいでしょうか? 導入効率について「かもしれない」となっていますが、私自身は遺伝子導入の実験を行ったことがなく、プライマリーと株で違いがあるかなどが分からないのです。 ただ一般的に、株は生体とは異なる性質を持つ場合があるが安定している、と考えたのですが・・・。