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ゲッベルスの工場畜産から学んだという関与を史料として裏付けるものは存在するのか
- ある動物愛護過激派の活動家がゲッベルスが工場畜産から学んだ方法をユダヤ人の処刑に利用したと発言しているが、それを裏付ける史料はあるのか疑問がある。
- ナチス・ドイツがホロコーストを進めるにあたり工場畜産から何かを学んだかどうかも疑問である。
- 動物愛護活動家がこのような発言を繰り返しているが、歴史的な裏付けがあるのか疑問を抱いている。
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http://www.pbs.org/auschwitz/40-45/beginnings/1940b.html 上のリンクによると、アウシュビッツ・ビルケナウにユダヤ人などが送り込まれたのは IG Farben という大企業(化学が最大)などに労働力を供給する、というのが大きな理由でした。「畜産」とこれとの共通点がここにあります。役馬、役牛のようなものです。 あるユダヤ人女性は、客車ではなく動物用の貨物列車が迎えにきて驚いたと証言しています。トイレもなく、用を足すにはバケツを使わせられました。こういった証言も「畜産」との共通点と言えばそうですね。 こういった逸話が頭の片隅にあり、頭に血の昇った活動家はそう言ったんではないでしょうか?ゲッベルスは関係なさそうな気がしてますが、わかりません。
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http://www.pbs.org/auschwitz/40-45/killing/ 上のリンクが番組に関係してます。 ルドルフ・ヘスの著作によると、最初は殺すのは野原の小さな小屋でやっていたそうです。叫び声とか別の住民にまる聞こえで、ヘス自身が子持ちの母親から「あなたには良心がないのか」みたいな言葉で叱責されたそうです。後ろめたさがあったと思います。実際、鉄砲でユダヤ人や政治犯、ジプシー、ロシア人(決してユダヤ人だけではありません)を殺していました。でもそれでは引き金を引いたドイツへいは「廃人」のようにトラウマを背負ってしまいました。だから収容所の敷地内に移されました。ヒムラー総統、なんとかしてください。彼らドイツ兵は廃人になってしまいます。では、一酸化炭素中毒にさせてはどうか?車の排ガスで殺してみよう。これはドイツ兵にとっても危険だった。この方法はやめよう。とにかく、ガスは銃弾などより安上がりだ。ゾンダーコマンダーという特別任務員をユダヤ人から選んで、実際の執行をさせよう。そうすれば、われわれの心理的負担は無くなる。続く
活動家の言うことだからあまり信用できないんじゃないかとまず思ったのですが、わかりません。どこかで読んだか聞いたかもしれません。 何ヶ月前か、NHKでPBS製作のアウシュビッツビルケナウなどの番組(全5話)がありました。わたしは欠かさず見ましたが、今でもネットで検索すればそのトランスクリプトが読めるはずです。みなさんにご覧になっていただきたいものです。検索語は Sonderkommander とか Krematoria Krematorium Nazi などででるかもしれません。 そのシリーズではゲッベルスにはあまり焦点は当てていませんでした(<ヘス)。ゲッベルスは空軍でしたっけ?のトップだったと思います(自信なし)。 番組ではいかに大量のユダヤ人を殺すか、四苦八苦していたという証言がユダヤ人の特別任務員(焼却炉で執行する人)の証言で明らかになっていきます。現場の声と、その報告を受けた現場責任者、中央のすべてが方法論に絡んでいる気がしますがいかがでしょうか?
お礼
有難うございました。