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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:代位の付記登記)
ビルの登記情報についての疑問
このQ&Aのポイント
- ビルの事務所を賃借している者が大家さんによって賃貸人名義変更を求められました。ビルの不動産登記簿謄本を確認すると、大家さんの持分が差押され、隣の部屋の共有者欄に代位の付記登記がされていました。
- 代位の付記登記とは何を意味し、代位者が何を代位しているのか疑問です。
- また、滞納処分の差押が代位の原因となっているというのはどういうことでしょうか。
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noname#20836
回答No.1
差押えの登記を行う場合には、登記簿記載の所有者の表示が「現在の所有者の表示」と一致している必要が生じます。 購入時にはA市に住所をおいていたが、その後B市に住所異動したという場合には、登記簿の所有者の住所の変更の登記(所有権登記名義人表示変更登記)を行うこととなります。 ところが、このような登記はすぐになされずに放置されていることがよくあります。 ですので、何か登記(所有権移転・抵当権設定など)を行う際に、「その前提として」住所変更を行うこととなります。 本来は所有者本人が行うべき登記ですが、これをしないと所有権移転登記などの他の登記ができません。 差押えについても所有者の表示が現状と一致しなければなりませんから前提として所有権登記名義人表示変更登記が必要となります。 ですが、差押えをされるのに協力しないことはよくあることです。 このような場合、「差押えの登記をする権限」をもって「所有者のかわりに(代位)」住所変更の登記を行うこととなります。 代位してというのはかわりにという意味と考えていいでしょう。 但し何でもかんでも代位できるわけではなく、「差押え登記を行う権限」を「代位登記を行うことができる根拠(代位原因)」として住所変更を行ったということです。 所有者に代わって登記できるようにする権限を「代位原因」、所有者に代わって登記できる者を「代位者」として登記簿に記載します。 こういうことです。