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元素の族性

元素の周期表などでをみる”族性”についての質問です 元素はそれぞれ第何族という風に分けられているようですが、この族性とは何を基準に分けられているのでしょうか? 素人なので分かりやすくご教授していただけると助かります

質問者が選んだベストアンサー

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  • F-liszt
  • ベストアンサー率26% (47/178)
回答No.1

原子の一番外側の電子軌道に入っている電子の数の違いです、 端的にゆうと基本的に化学的な性質は一番外側の電子軌道に入っている電子の数によるので、同じ族だと性質が似てきます、結合の数とか、例えば酸素と硫黄だと結合の手が二本で炭素とケイ素だと四本とか。

tatatabose
質問者

お礼

回答ありがとうございました 技術系の仕事をしているのに化学を勉強していなかったのでつまづくことがよくあります 機会があればまたよろしくお願いします

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noname#33628
noname#33628
回答No.2

「素人なので分かりやすく」ですか。 おー、それは私の得意分野だ。 えーと、 「族」の前につく数字は、質問者さんは、どんな風に習ってますか? ・・・というのは、 族の数字の付け方は、色々「流派」みたいなのがあるみたいなんです。 私は、 H,Li,Na,K =1族 Be,Mg,Ca =2族 O,S,Se =6族 F,Cl,Br,I =7族 He,Ne,Ar,Kr =8族 って習いました。 もしも質問者さんが習っていたのが違っていても、すみませんけど、上の分類でやらせてくださいね。 では、説明します。 化学反応をし合う原子同士って、お互いに、原子の奥深いところは見えないんです。 ですから、原子核はおろか、内側の電子も見えません。 表面、つまり一番外側の電子だけが、その原子の顔として見えている状況になっています。 そして、表面には「電子が座る椅子」が8個あります。 ちなみに、指定席ではなく自由席です(笑)・・・って本当なんですよ。 8個の椅子が満席、すなわち、全部埋まっているのが、8族です。 8族は別名「希ガス」と呼ばれ、科学の歴史上でも、発見したり集めたりするのに苦労があったんです。 それは、なぜか? 答えは後のお楽しみ・・・ というわけで、原子の表面には椅子が8つありますが、 1族の元素は、8つの椅子のうち1つしか埋まっていなくて、残り7つが空席です。 これは、例えて言うなら、1個の電子は、ヘッドホンのプラグと同じです。 7族の元素は、8つの椅子のうち7つが埋まっていて、1つだけ空席です。 これは、例えて言うなら、1個の空席は音楽プレーヤーのヘッドホンジャックです。 そして、1族さんと7族さんが、あいのりのラブワゴンに乗ると、見事、相性が合い、カップルになります。 つまり、2つの原子が結合することによって、1個の空席がちょうど埋まるんです。(例:NaCl=食塩) 今度は2族を考えます。 2族は8つの椅子のうち2つしか埋まっていないので、プラグが2本突き出ています。 この人は、ずるいことに、ジャックを1つ持っている人を2人ゲットできます。二股かける罪なやつです。(例:CaCl2=除湿剤・融雪剤) この辺までくると、もう分かりましたか? 1族1個は、7族1個とカップル NaCl 2族1個は、7族2個に二股かける CaCl2 2族1個は、6族1個とカップル CaO 1族2個は、6族1個に二股かけられる Na2O 族の名称は、たしかに今では「最外殻の電子個数」ということで容易に理解されているのですが、昔の化学者は、そんなこと知りません。 実験を色々やってるうちに、1つに1つくっ付くとか、1つに2つくっ付くとかが徐々にわかってきて、 その一方、原子の重さ順に元素を並べてみたら、何となく、周期的に似た性質の元素が出現することに気づいたに過ぎません。 では最後に、さっきの8族(希ガス)の話に戻ります。 8族は、椅子が8つ全部埋まっています、ある意味、ゼロ族とも言えますかね。 プラグもジャックもなく、のっぺらぼうです。 この人は、どんな人が告白してきても興味を示さず、知らん振りです。 つまり、8族は、極めて化学反応しにくい元素ということです。 原子の構造がまだ明らかになっていなかった時代、化学者は、なかなか8族を見つけられませんでした。 上で述べたように、化学者達は元素同士の反応を使って、元素の存在を調べる方法しか、ほとんどありませんでした。 というわけで、「希」(=珍しい)という名前がついたんです。 特に、ヘリウムは、宇宙の中で水素に次いで2番目に多い元素で、しかも、地球上でも存在しているにも関わらず、最初に「発見」されたのは・・・ 何と! 太陽の光のスペクトル中に現れる「暗線」を細かく調べたら、どうも、水素以外の未知の物質があるということから発見されました。 ヘリウムという名前は「ヘリオス」という、太陽の神様の名前に由来しています。 その後、地球上でも発見されたんですが、順序が逆ですよね。(笑) 以上で説明を終わります。 なお、3族~5族の説明は、とってもややこしいので省略します・・・。 ・・・といっても、それらは、1,2,6,7,8族のような極端な特徴はありませんから、あまり知っていなくてもよいことですよ。 では!

tatatabose
質問者

お礼

大変参考になりました、長文ありがとうございます 希ガスの話は面白いですね、歴史を感じます まるで学校の先生(以上)のように分かりやすくかいていただき助かりました

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