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MOSFETの故障原因

エンハンストメント形のP-Channel PowerMOSFETを使って、ステッピングモータ用電源のON/OFF制御をしています。実験では問題なかったのですが、1年位使用していると、数個故障してしまうものがあります。 故障の状況はテスターで導通を見てみるとS-D間の抵抗が良品に比べ遙かに小さな値(良品:無限大,不良品:数kΩ)となっていました。 ドレイン側の過電圧ではないかと言われたのですが、このFETはD->Sに保護用のダイオードが内蔵されています。電流容量もIDと同じです。 FETはこれまで使ったことがないので、色々調べていますが良く判りません。 どなたか詳しい方、素人に判るように教えて下さい。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • soramist
  • ベストアンサー率58% (163/278)
回答No.2

>ドレイン側の過電圧ではないかと言われたのですが、このFETはD->Sに保護用のダイオードが内蔵されています。 ドレンソース間に入っている保護ダイオードは、逆接に対する保護(リレー等を接続した場合の逆起電力を含む)が目的です。 過電圧保護(ツェナーの役目?)をするものではありません。(^_^;) http://www.necel.com/nesdis/image/D17231JJ2V0DS00.pdf >電流容量もIDと同じです。 この意味がよくわからないのですが、前者がスペックで、後者が通電電流、という意味でしょうか? 通常は[ID]というとスペックを言うので、混乱します。(^_^;) スペックと通電電流が同じくらいなら、ちょっと問題です。 データシートの、「ドレン電流とオン抵抗の図(P4)」を見てください。 ID(定格)の付近で、オン抵抗は急激に上昇します。 これにより、FETは過熱している可能性があります。 通常は、通電電流は定格の半分くらいにとります。 もうひとつ、ゲートドライブ電圧が十分あるかどうかも問題です。 「ゲート電圧とオン抵抗」の図を見てください。 十分なドライブ電圧がないと、オン抵抗は急激に上昇します。 前記と同様、熱破壊を起こす可能性があります。 熱破壊は、定格を僅かに超えている場合、ジワジワと起きます。 放射温度計を用いて、FETの表面温度を観測されることを、お勧めします。 動作中の温度を、データシートの、「ディレーティングファクタの図(P3)」と照合して、これを超えないように設計することが必要です。

参考URL:
http://www.necel.com/nesdis/image/D17231JJ2V0DS00.pdf
SAKURA1BAN
質問者

お礼

ありがとうございます。 もう一度検討し直してみました。 ドレイン電流は、定格の40%以下で設計していますが、 自分でも、熱設計が不十分ではと思っています。 アドバイスを参考に、 もう少し悩んでみます。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • JMPFAR
  • ベストアンサー率14% (21/143)
回答No.1

回路図も無く、パターン図も無ければ、使われている状況が解らなければ回答する事は不可能です。 書込を良く見ると製品として出されていると思いますが、知恵袋で聞く内容とは思えません。 修羅場をくぐり抜けて、技術者は強くなるのです、負けずに頑張って下さい。

SAKURA1BAN
質問者

お礼

返信遅くなり済みません。 いくつか思いつくことがあります。 頑張って見ます。 ありがとうございました。

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