- ベストアンサー
守護大名・戦国大名の領国支配~一円知行~
rczdの回答
- rczd
- ベストアンサー率29% (33/113)
手持ちの電子辞書から引用します。 ◆広辞苑 中世、他人の支配をまじえず、単独で完全に所領を支配したこと。一円領知。 ◆百科事典 中世、一個の支配権力が、一定の地域を独占的に支配すること。その土地を一円地・一円知行地などという。荘園や公領の土地、得分にたいしては、さまざまな支配権が重層していたが、南北朝期以降次第に整理され、一定の土地に対する領主の独自な支配が行われるようになった。 ◆日本史事典 一定の土地を単一の領主が完全に知行し領有すること。 一円地行の土地を一円地というが、中世の荘園では一円地は少なく、領家・預所・地頭などの諸権利が複雑に重なっていた。その後、武士勢力が強まり、特に地頭の荘園侵略が進むと、請所・下地中分・半済などの方法により、しだいに領家の勢力は排除され一円地行の実現に向かった。 ------------------- 中世において、荘園(私有地)から上がってくる年貢・公事・夫役などの税金の類が、中央の公家や有力寺院、またそれらから派遣された集金人のような事務方、荘園を開発した地元の領主などに分配されていた訳です。 これら重層的な収益権を1人の支配者が握ったことを一円地行と言います。南北朝から戦国に至る間に徐々に進み、太閤検地で一地一作人一領主が実現して荘園が消滅しました。
関連するQ&A
- 知行合一とは何か?
陽明学で知行合一と言うことを言います。 「知っているなら行動せよ」 あるいは「知識は行動を伴ってはじめて完成する」 というほどの意味です。 ここからが質問です。 なぜ、こんな当たり前のことが 「陽明学」という一派が成り立つほどに (立派なことのように)言われるのでしょうか? 1 世の中に「知ったかぶり」をする人間が いるのは知っています。 (正確に言うと、最近知りました ww) しかし彼らは、(行動を伴わない結果) しだいに恥をかくようになり、 自分で自分を苦しめ、追いつめて行く結果に なります。 それなのに、その時だけの虚栄のために 「知ったかぶり」をすることへの戒めでしょうか? つまり、「知ったかぶり」をするミニインテリへの 警句。転ばぬ先の杖。あるいは 老婆心? で言われたものでしょうか? 2 ひょっとするとという可能性を考えます。 たとえば王陽明が出現した当時、あまりにも 口先だけのインテリがはびこっていて それを一刀両断し、社会変革を進めるための 「誰にも否定できない」便利な「真理」として 便宜的に使い始めたと言うような いきさつがあるのでしょうか? どうもしっくりきません。 いっしょに考えていただける方が おられれば幸いです。
- ベストアンサー
- 哲学・倫理・宗教学
- 戦国時代の知行について
見てくださった方、ありがとうございます。 知行についてよく分からないことがあるのですが…武士は主君の為に働く見返りに土地という給料をもらうわけですよね? 柳川13万石ならば13万石ほどの米を生産できる土地をもらい、治めるわけですが、例えば300石などの低い知行しかもらっていない武士でも300石の土地を与えられたのでしょうか? そんな細かく土地を分けているのかなぁと疑問に思ったので聞いてみました…。 また、部隊を率いるようになるにはどの程度の知行をもらっている武士だったのでしょうか? どなたかご回答よろしくお願い致します!
- ベストアンサー
- 歴史
- 道を究めるのにどの宗教かは関係ない
「道を究めることが大切であり、どの宗教かは関係ない」 「修行することが大切であり、その手段は問わない」 「自らを磨くことが大切であり、どの宗教かは問題ではない」 … 確かこのような趣旨のことを誰かが言っていて、それをどこかの本で読んだ記憶があるのですが、どうしても探し出すことができないでいます。 このようなことを言ったのは誰でしょうか? 鎌倉時代の偉いお坊さん??? 今書いている論文でどうしても使いたく、ネットでも探していますけど探し方が悪いのか何もヒットしてくれません。 誰の、何という言葉なのか、正確なところをご存知の方、教えていただけると嬉しいです。 宜しくお願いいたします。
- ベストアンサー
- 哲学・倫理・宗教学
- 戦国大名って今で言うとどのくらいすごいのですか?
現代なら「うちのパパは社長なんだよ」みたいな感じでしょうか? それとも 「うちのパパは国会議員なんだよ」 「うちのパパは市長なんだよ」 「うちのパパは県知事なんだよ」 な感じでしょうか? よろしくお願い致します。
- ベストアンサー
- 歴史