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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:質問:フーリエ級数はどんなとき元の関数に収束するの?)

フーリエ級数の収束条件とは?

stomachmanの回答

  • stomachman
  • ベストアンサー率57% (1014/1775)
回答No.4

Diniの条件、書き間違いです。 ∫|(f(x+u)+f(x-u)-c)|/u du じゃなくて ∫|(f(x+u)+f(x-u)-2c)|/u du でした。 「任意の有限区間で可積分な周期2πの関数fについて、或る正定数δ(δ<π)と或るcに対して、∫|(f(x+u)+f(x-u)-2c)|/u du (積分は0~δ)が収束するならば、fのFourier級数はxにおいてcに収束する。」 ここでcが必ずしもf(x)と一致するとは言っていません。 (1)連続の場合、f(t)についてt→x+0とt→x-0がどんなxについても存在していて、両者は一致するから、Diniの条件は2c=f(x+0)+f(x-0)=2f(x)で満たされます。 (2)有限個の点を除いて連続で有界、(3)有限個の点を除いて連続、はどうでしょうね。 例えば f(x)= (if x=0.5 then 1 else 0) という関数は(2)、(3)を満たしますけど、a.e.の意味でf(x)=0であり、こいつは元に戻りません。Diniの条件を満たすのはx=0.5に於いてはc=0ってことです。だから(2)の場合、任意のxについて、f(x+0)もしくはf(x-0)がf(x)に一致することが必要でしょう。それだったら旨く行きますね。なお、段差がある所では、有限の項を足し算しているうちはどこまで行っても元の関数に近づいてくれない、というケッタイな性質(Gibbsの現象)があります。無限項の総和を取って初めて収束する。だからもっとおとなしく収束するように総和法の方をいじってやることがあります。(発散級数論です。) (3)の場合、例えば (sin 2πx)^(-2)という関数は超関数の意味で反転可能です。フーリエ級数は(定数倍を無視して)F[n]=|n|となり、x=0においては普通の意味では総和が取れません。そしてF[0]=0ですから、反転した関数は-1/2~1/2まで積分すると0になる。これを元に戻ったと言うかどうか、微妙な所です。  こういう例は無用とお考えかもしれないけれど、X線CTに使われる「投影からの再構成(reconstruction from projections)」では必須の超関数です。 どうもピント外れですいませんね。

nuubou
質問者

補足

私はギッブスの現象を間違って理解していて あのひげは項数が小さいうちはしぶとく残っていてなかなか取れないだけで どんどん増やしていけばなくなるだと長年思っていました あのひげはいわゆる「魔女の帽子関数」のように極限でも残っているんですね 今回読んだフーリエ級数の本で知って目から鱗が落ちました しかしこの本は収束条件が区分的にc1級であるということしかのっていなくて ちょっと狭すぎやしないかと思って質問してみたのです その本は 「岩波講座現代数学の基礎 実関数とfourier解析1(高橋陽一郎著)」 です diniなんかも載っていて分かりやすくていい本があったら教えてください

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