- ベストアンサー
フーリエ級数の収束条件とは?
stomachmanの回答
- stomachman
- ベストアンサー率57% (1014/1775)
あらゆる点で「元の関数に戻る」ことを要求するのなら、要するに「フーリエ合成で作った関数の集合」が答でしょう。逆に言えば、想定する空間における任意の(つまりあらゆる)関数を持ってきて、フーリエ展開し、再度合成したもの(収束しないのは捨てる)を作れば、こいつは以後、フーリエ展開・合成で元に戻る。そういう完備部分空間への射影をしたことになります。でもこれじゃ酷い。 sineとcosineを直交系として選ぶ古典的Fourier級数について言うなら、Diniの判別条件: 「任意の有限区間で可積分な周期2πの関数fについて、或る正定数δ(δ<π)と或るcに対して、∫|(f(x+u)+f(x-u)-c)|/u du (積分は0~δ)が収束するならば、fのFourier級数はxにおいてcに収束する。」などがあります。(C1級関数の反転性はこの条件から直ちに出ますね。) あるいはalmost everywhereで良いのならば、たとえば、 可測関数fは、∃p(1<p<∞∧∫|f(x)|^p dx (積分は-π~π)が収束する)→(f(x)のFourier級数はf(x)に収束する。) p=1の場合にはもっと条件がきつくなります。 さらに、ご承知とは思いますが、フーリエ級数というのは何も古典的Fourier級数に決まったものじゃありません。想定する内積空間、直交系、総和法ごとに様々なフーリエ級数が考えられる。そういう意味での収束性・反転性の議論なら、フーリエ解析のきちんとした教科書を見た方が良いと思います。 というような話なんでしょうか?
関連するQ&A
- フーリエ級数の不連続点における収束について
こんにちわ。自分あ物理系のB2の学生です。 不連続関数をフーリエ級数展開した場合、フーリエ級数ては不連続点に対して,不連続点の右極限と左極限の相加平均に収束するのでしょうか。ギブス現象は聞いたことがあるのですが、収束性は保障されるのですか。 このような質問をいたしましたのはジョルダン・ルベーグの定理で、フーリエ級数の各点収束を示そうとしたのですが、不連続点での扱いが自分は説明できなかったからです。講義で扱ったジョルダン・ルベーグの定理は fが有界変動であり,|f|が1周期上積分可能で積分値が有限であるとする。このときfのxにおけるフーリエ級数Snが Sn→1/2 {f(x+0) + f(x-0)} as n→∞ というもので、連続性の条件はありません。証明上の問題点は、fが有界変動であるので φ(t) = f(x+t)+f(x-t)-f(x+0)-f(x-0) → 0 as t→0 なるφは有界変動であるから、単調増加する正値関数P,Nをもちいて φ(t) = P(t) - N(t) + φ(0) で表現される。このとき P(t) + N(t)→0 as t →0 (1) とあるのですが、xにおいてfが不連続の場合,(1)は成立しないと思う点です。
- 締切済み
- 数学・算数
- フーリエ級数教えて下さい
f(t)=(1/T)*tを[-T/2,T/2]でのフーリエ級数の式を解いていたら、 答えが(-2/π)Σ_[n=1,∞](1/n)になったんですがあってますか? フーリエ級数がマイナスになるのかどうかよくわからないです。
- ベストアンサー
- 数学・算数
- フーリエ級数の問題です。
フーリエ級数の問題です。 1.fは周期2πの関数で次を満たす。f(x)=0(-π<x≦0)or f(x)=x(0<x≦π) (1)fをフーリエ級数展開し、各点収束定理を用いて収束を調べよ。 (2)x=π/2を代入してπの値を求める級数を作れ。 よろしくお願いします。
- ベストアンサー
- 数学・算数
- フーリエ級数について
次の問題を解いてください。 周期2πの関数f(x)が区間-π<x≦πにおいて次のようにフーリエ級数に展開されている。 f(x)=Σ[n=1,∞]2sin(nx)/n ここで、関数g(x)が区間-π<x≦πにおいて区分的に連続で、そのフーリエ級数は g(x)=c_0/2 + Σ[n=1,∞](c_n cos(nx)+d_n sin(nx)) で表されるとき、次の二つの関係式を三角関数の直交性を用いて説明せよ。 I_1=(1/2π)∫[-π,π]f(x)g(x)dx=Σ[n=1,∞]d_n/n I_2=(1/2π)∫[-π,π]f(x)g(x+t)dx=Σ[n=1,∞](d_n cos(nt)-c_n sin(nt))/n くわしくお願いします。
- ベストアンサー
- 数学・算数
- 級数の収束に関する質問です。
級数の収束に関する質問です。 ∞ Σ 1/(log n)^n n=2 が収束する事を、 1/(log n)^n≦1/2^n を用いて証明する流れは理解しています。 解答には、 「n≧e^2+1となるすべてのnについて1/(log n)^n≦1/2^nがなりたつので・・・」 と書いてありますが、条件は 「n≧e^2」 で十分ではないでしょうか? ヒントだけでも結構ですので、お助けください。 よろしくお願い致します。
- ベストアンサー
- 数学・算数
- フーリエ級数について
次の問題を解いてください。 f(x)を区間-π≦x≦πで連続かつf(-π)=f(π)をみたし、その導関数f'(x)が区分的に連続な関数とする。f(x)が、 F(x)=a_0/2+Σ[n=1,∞](a_n cos(nx)+b_n sin(nx)) とフーリエ級数に展開されるとき、以下の問いに答えよ。 (1)f'(x)をフーリエ級数に展開したときの展開係数をa_n,b_nを用いて表せ。 (2)(1)式の右辺をxで微分し(フーリエ級数の項別微分)、これを(1)と比較せよ。 くわしくお願いします。
- ベストアンサー
- 数学・算数
- フーリエ級数展開についてです。 急いでます。
(1)下の図のような周期2の関数がある。これをf(t)=|t| (-1<t<1)とし、そのフーリエ級数展開を求めなさい。なお、フーリエ級数展開はフーリエ係数を求めそれらの係数を用いて与式を展開すること。 | /\ | /\ _\/__\|/__\/___ -1 1 (2) 上の結果を用いて、Σ 1/(2n-1)^2=(π^2)/8となることを導きなさい。 (n=1~∞) という問題を教えてください。
- ベストアンサー
- 数学・算数
- フーリエ級数の質問です
f(x)=x (-π<x≦π)のフーリエ級数を求め、その結果を用いて次の関係を示せ。 π^2/12=Σn=1から∞ (-1)^n+1 ×n^(-2)=1-1/4+1/9-1/16....... この関係の示し方がわかりません。たぶん求めたフーリエ級数を両辺を積分してx^2の形を作ってどうこうするのかなと思いますが示すところまでたどり着けないです。 どなたかよろしくお願いします。
- 締切済み
- 数学・算数
- 指数関数のべき級数について
以前にエルミート多項式に関して質問させていただいたのですが、 以下の式の導出に関して分からなく困っています。 H_n(ξ)=(‐1)^n×exp(ξ^2)×d^n/dξ^n×exp(‐ξ^2)の時に、 e^{ξ^2-(z-ξ)^2} を、zの冪級数に展開すると、 e^{ξ^2-(z-ξ)^2}=Σ[n=0~∞]{H_n(ξ)/(n!)}・z^nとあるのですが 詳しく教えていただけないでしょうか。 H_n(ξ)がべき級数の中でどのように出てくるかが特に分からずにいます。
- ベストアンサー
- 数学・算数
お礼
補足修正します 私は世のため人のためにならない数学は道楽だと思っているので 実用的な関数と予測可能な条件に限定したいと思います ふるい法は試行錯誤なのでoutです 質問にあるようにフーリエ級数は狭い意味のものです そしてfの条件は (1)[0,1]において連続な関数 (2)[0,1]において有限個の点を除いて連続で有界な関数 (3)[0,1]において有限個の点を除いて連続な関数 に限定したいと思います diniの条件と(1)の条件を満たせばfのフーリエ級数はfに一様収束するのですか? diniの条件と(1or2or3)の条件を満たせばfのフーリエ級数はfの左右極限の平均に単純収束するのですか? それより狭くなってもいいのですが他にも煩雑でない条件はありますか? よろしくお願いします
補足
私は世のため人のためにならない数学は道楽だと思っているので 実用的な関数と予測可能な条件に限定したいと思います ふるい法は試行錯誤なのでoutです 質問にあるようにフーリエ級数は狭い意味のものです そしてfの条件は (1)[0,1]において連続な関数 (2)[0,1]において有限個の点を除いて連続で有界な関数 (3)[0,1]において有限個の点を除いて連続な関数 に限定したいと思います diniの条件と(1)の条件を満たせばfのフーリエ級数はfの左右極限の平均に一様収束するのですか? diniの条件と(1or2or3)の条件を満たせばfのフーリエ級数はfの左右極限の平均に単純収束するのですか? それより狭くなってもいいのですが他にも煩雑でない条件はありますか? よろしくお願いします