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メモリーを増設すると速くなるのはなぜ?
こんにちは。 記憶装置の容量と転送速度の関係がいまいちわからないので教えてください。 今までメモリーを増設するということはデータを入れる器を大きくするようなもので、メモリバスの転送速度を向上させるものではないと思っていたのですが、一般にメモリーを増設するとパソコンが速くなりますよね。また、ハードディスクも容量が不足してくると処理が遅くなりますがそれは何ででしょう?
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メモリの増設 Windowsでは、物理メモリが不足すると、仮想メモリとしてハードディスク をメモリの代わりとして使用します。 物理メモリの速度とハードディスクでは、書き込み、読み込み速度ともに ハードディスクの方が、1/1000ほど(かなりアバウト)遅いです。 これを踏まえて、メモリを大量に要求するソフト(画像ソフト等)を使用 し、物理メモリの容量を超えてソフトがメモリを要求すると、足りない分 は、ハードディスクを”メモリ”の代替として使用します。この限界を超 えた時に、劇的に遅くなります。 メモリを増設すると、この劇的に遅くなるまでの限界が高くなりますので ”遅くなり難い” 状態になります。遅くなり難い、だから早く感じるということです。 よって、遅くならないだけで決して早くはなりません。
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- carloshideki
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はじめまして。 1.メモリはハードディスクから読み込んだ情報を一時的に保管し、読み書きす為の一時記憶装置です。 ですが、メモリの使用していない一部の領域をスワップファイルと言って、ハードディスクに確保します。 メモリが小さいと大きなスワップファイルが形成され、ハードディスクは機械的な動作が伴う記憶装置ですから、電流の速さと同等のメモリーに比べて、その分だけ処理が遅くなります。 2.ハードディスクに関しては、容量不足と言うより、空き容量が断片化され、処理速度低下につながると思います。 使用している間にハードディスクが「虫食い状態」のようになり、そこにファイルを保管すると断片化され、読み込むときにまた逆の操作をするからです。 これをフラグメンテーションといいますが、システムツールの「デフラグ」でメンテナンス出来ます。
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ご回答ありがとうございました。 解決手法まで教えていただき助かりました。
- char2nd
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メモリの容量は、机の大きさに例えるとわかりやすいかと思います。机の上の面積が大きければ、それだけいろいろな資料や道具類をつねに置いておけますから、作業がはかどりますね。 とはいえ、それでも実際の作業には追いつかない場合があります。そのため、ハードディスクの一部をメモリの代わりに使えるよう設定しておきます(これを仮想メモリといいます)。作業中にハードディスクが動作中であることを示すLEDが点灯することがありますが、これは仮想メモリにアクセスしていることを表しています。 ハードディスクの容量が不足すると、この仮想メモリとして使える領域が圧迫され、アクセス速度の遅い部分に追いやられて、結果として処理速度が遅くなります(ハードディスクは、書き込み箇所により読み書きの速度が異なります)。 メモリ容量を大きめにすれば、仮想メモリへのアクセスも減るので、処理速度は向上します。これは、メモリモジュールの方がハードディスクよりも転送速度が速いためです。
お礼
ご回答ありがとうございました。 内容はNo.3様と同様でちょっと感動が薄れてしまいましたが、感謝の気持ちは変わりません。 (正しい答えはいつも同様になるものですよね)
- hidechan2004
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メモリは記憶装置ではありますが、保存するためではなくPCが作業するために記憶します。 たくさん物を記憶できるほうが作業がはかどりますよね? 人間の頭に直すとメモリは頭に記憶していて、 ハードディスクはノート等に書き留めてると思ってください。 ノートを読み返すよりも頭に記憶したほうが早いでしょう? で、その頭に入る量がメモリ容量です。 ハードディスクの容量はノートのページ数です。 ハードディスクの場合、書き換えをしますので、 ノートに書き込んだページも消すことになります。 そして、そこにはまた新しいことを書き込みます。 すると、同じ内容のことが複数ページまたがって書き込まれます。 ということは、調べるのも連続ページに書き込まれてるより時間が掛かりますよね?
お礼
ご回答いただきありがとうございました イメージがわかりました
- ipa222
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今どきのパソコンのOSやアプリケーションはメモリを大量に必要とします。 実際に搭載している量では足りないので、HDDをメモリ代わりに使います。 それが非常に速度が低下するのです。 余裕があればメモリのみで動作しますが、搭載量が少ないと、メモリとHDDを書き換える動作が頻発します。 HDDに余裕がないということは、残された空きスペースが細分化されます。 それをメモリ代わりに使ったりするものですから、特に動作に時間がかかります。 メモリもHDDも潤沢にあるなら、それ以上容量が大きくても大差はありません。
お礼
ご回答いただきありがとうございました。 HDDをメモリ代わりに使うとシーク時間やサーチ時間などのアクセス時間がかかる上にIDEバス、サウスブリッジ、ノースブリッジ経由になるので全体的に処理が遅くなるのですね
- garouz
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トラックで荷物を運ぶときには ・荷台が広い物 ・トラックのスピードが速い物 のほうが効率的ですよね. メモリを増設するというのはトラックを2台にする,と考えればわかりやすいかと思います. ハードディスクの件は,HDDの記憶領域にトラックの代わりをさせているだけです.
お礼
1番回答ありがとうございました。 しかし頂いたご回答は転送能力を向上させる手段の説明ではないでしょうか。 すなわちメモリバスクロック(トラックの速度)が一定の時メモリバスのデータ幅(積裁量)が2倍になれば2倍のデータを転送することができるということの説明ですよね。 文末で一瞬触れられておられるのでご本人様は理解しているものと思われますが、他の回答者様のように仮想メモリ機能の説明とそのデメリットに関して記述していただけたらよかったと思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。 「自信なし」になってますがとてもわかりやすいですよ。 具体的な数値(アバウトのようですがこういう説明の仕方はとてもわかりやすいです)を例示していただいた点や、無意味な例え話がないところが良かったです。 またわかりにくい私の疑問を見事に解決してくれています。 なるほどでした。