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光の散乱について

motsuanの回答

  • motsuan
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回答No.3

極端な言い方をすれば波はいろいろな経路を通って伝わり その経路を通ってきた波を足し合わせたのが波の像です。 そのときに重要になるのが位相というもので、 波がピークにあるのか逆に底になっているのかという状態を表していて それは波長の整数倍のきょりで周期的に変化します。 例えばピークのときの波と底のときの波を足し合わせると 打ち消しあって普通の状態になるというように 位相により波が強め合ったり弱めあったりします。 一般に波の波長より大きな障害物がある場合はそれを迂回するために 波長の何倍かの距離になってしまい、大きな位相の変化を受けた光が 足し合わされるため、激しく打ち消しあって散乱されます。 一方、波の波長より小さな障害物であれば、迂回したとしても 波長より小さい程度の差しかない光が寄せ集められるため再び強い光となって進むことが出来ます。 つまり、障害物が同じであれば 波長の短い波の方が散乱されやすいということです。 (ただし、共鳴のように散乱する物体の構造にもよるので絶対というわけではありませんが  共鳴も上と同じようにいろいろな経路を通った=行ったり来たりした  波の足し合わせでかんがえることが出来ます。)

ho-ho-
質問者

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どうもありがとうございました。

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