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割り算記号等
割り算記号÷,掛け算の×、不等号の≦, ≧ を何故日本で使うのでしょう。 中・高で学ぶ数学においては、÷は/、×は・となり、 大学に入ってから≧や≦の下の線は一本なくなりますよね。 論文などを書く上で、世界的に使われている記号を使うためにこうなるんだとは思いますが、何故最初からこれらを使うような教育をしないのでしょうか。 正直、不等号なんかは今も違和感を感じてしまいます。
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「かける」記号については、線形代数などで使い分けている例があります。 つまり・は内積。×は外積。この場合は両方必要です。 また/は分数をあらわす記号でもあり、分数と除算は厳密には別のものです。それをいうなら3:2で3/2をあらわす地域もありますしね(比と比の値が区別されていない)。こういう歴史的由来のあるものはそう簡単に変えない方が都合が良いこともあるのです。 さらに不等号ですが、「大学では必ず≦を使わないかというとそういうわけでもありません。この下に二本線の記号は仰るように日本では普通ですが世界的にはあまり用いられません。ではなぜ日本では≦なのかといえば、これは仰る「違和感」のせいです。 ほかに微分の記号でドット記号というのもあります。物理以外で見たことがありませんが、物理ではニュートン以来の伝統ということなのか使っています。 結局慣用ということで使っている場合と、使い分けている場合があるようです。使い分けている場合はなくすのは無理でしょう。 一方慣用については、いわゆる「グローバル化」が今の流行なので、将来「国際的」記号に統一されていく可能性はあります。 ただ、教科書を始めあちこちで変更が必要であり、また運用する側で意思統一も必要ですから一定時間はかかると思いますが。(まあ中教審あたりで「国際主義」の学者ががんばれば、ね) 実際用語を変えた例もあります。以前は2次方程式の根といっていたものが、今ではすべて解に変わっています。
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- sak_sak
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たしか「÷」も「×」も海外で生まれた記号だったと思います。 ベクトルの外積で「×」は使いますしね。 「÷」があると、繁分数みたいになってしまうとき、 (2÷3)/(4÷5) みたいに書けるのは便利な気がします。 「≧」や「≦」についてですが、私の大学では日本語のテキストは下が2本線でしたよ。 MacでWordを使って中学生向けのテキスト(日本語)を書いたことがあったのですが、 下の線が1本足りなくなるので、私も困ったことがあります。 「>」や「<」と「=」を組み合わせた訳ですから、日本式の方が正統のような気もしますがね。 大学の先生が、スタンダードを作ることに無頓着なんじゃないでしょうか。 自分が師事した先生が使っていた手法をそのまま受け継いでいて未だに単位系がSIじゃなかったり、 英語も日本語もごっちゃになって「キセノン」ではなく「ゼノン」と言ってみたり。 要は先生それぞれがスタンダードなわけです。 学生にとっては迷惑な話だと思いましたがね。 大学の先生の中でも色々なやり方が乱立しているから、高校以下の記述法については(当時の)文部省が定めたんじゃないですかね。
- ymmasayan
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一言で言えば基本と応用ということでしょう。 日本語だって日常使わないような日本語を小学校で教えていますよね。 自動車学校で色々習ったことも日常ではあまり使っていませんよね。