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中世ヨーロッパの絵画のあの「白く透き通るような柔肌」の描き方

中世ヨーロッパの絵画などに代表される、主に女性の「白く透き通るような柔肌」の描き方を、素人の私にも分かるようになるべく専門用語をお使いにならずに簡単にご説明いただけませんでしょうか。 美術館などでこれらの有名絵画を目の当たりにした時、まるで生きているような透明感のある質感に正直鳥肌が立ち、吸い込まれそうになりました! どんなアドバイスでも構いません、どうぞお願い致します。

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回答No.1

こんにちは^^ 確かにあの透明さには、中世絵画独自の美しさがあり魅了されますよね。 簡単にいいますと、薄く溶いて重ね塗ること山の如し…。 適度に調合された油によって薄く溶かれた絵の具。何層も何層も丁寧に、かつ慎重に塗られることによって、あの女性の「白く透き通るような柔肌」が創られるのです。 現代の絵画は、速乾剤など売られているように何度も重ねて塗る傾向に無く、中世の頃のように何層も塗り重ねることがありません。 モナリザなども、あの美しさは塗り重ねた賜物であります。そのため当時の名画は、一朝一夕では生まれなかったのもそのためでしょう。 油の使い方が疎かな現代は、中世の油絵にそれを見直さなければいけないかもしれませんね。 参考になれば幸いです。。。

risuzarukun
質問者

お礼

こんばんわ。この度はご回答ありがとうございました。 大変参考になるご回答に感激しております! なるほど~、「何層にも重ねて厚みを出す」ことで、深みのある色彩が生まれるのですね! おかげ様で今後これらの絵と出合う度、当時の涙ぐましい苦労にも触れながら、作者の意図するところを感じ取れそうです。 どうもありがとうございました。 20ポイントでは到底足りませんが、どうぞお受け取り下さい。

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