• ベストアンサー

国を提訴するときの「国」って誰?

よく「国を相手取り」裁判を起こすことがありますよね。この場合の「国」がピンときません。 仮に誰かが国を相手取り提訴をしたとして、 ・「国」の代表者は誰ですか? ・裁判で被告の席に座るのは誰ですか? ・「国」が控訴するケースもありますが、その判断は誰が行うのですか? ・「国」側の弁護士はやはり国選弁護士ですか? ・敗訴したときに支払うお金の出所は(どの予算枠から)?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • o24hit
  • ベストアンサー率50% (1340/2646)
回答No.1

 こんにちは。私も含めて何気なく聞いていますが、考えてみると?となってしまいますね。  「国を相手取った訴訟」と言う場合、実際の裁判では一体誰が被告席に立つのでしょうか? 実は、さすが法治国家で、法律でちゃん定められているんです。  「国の利害に関係のある訴訟についての法務大臣の権限等に関する法律」という名前の法律です。  その第一条には、「国の当事者または参考人とする訴訟については、法務大臣が国を代表とする」と記されています。そして、実際には、法務大臣の代理として、法務省訴訟の職員や、地方法務局の局員が被告席に座ることになります。あるいは、もっと事案の内容に詳しい職員を指名する事もあります。例えば労働関係の訴訟でしたら、地方の労働基準監督署長(実際はその部下が出席しますが)などですね。 http://list.room.ne.jp/~lawtext/1947L194.html    以上を踏まえまして、 ・「国」の代表者は誰ですか?  法務大臣です。 ・裁判で被告の席に座るのは誰ですか?  法務大事が指名(形式的な指名ですが)する者で、ケースバイケースです。 ・「国」が控訴するケースもありますが、その判断は誰が行うのですか?  上記で指名された者です。 ・「国」側の弁護士はやはり国選弁護士ですか?    これは分かりかねるんですが、私(地方公務員です)のところは、普段から訴訟などに備えて弁護士と契約しています。 ・敗訴したときに支払うお金の出所は(どの予算枠から)?  私のところでは、補正予算を組んで支払います。国は分かりかねますが、補正予算か、予備費だと思います。 (おまけ)  ちなみに、ご想像は付くと思いますが、もしも有罪になっても、被告人になった者は刑務所に行くのか? これは、法人などと同じで、国に対して懲役刑や禁固刑を求刑する事はないので、そういうケースはありません。

参考URL:
http://list.room.ne.jp/~lawtext/1947L194.html
masa1214
質問者

お礼

長年の疑問がようやく解けました!ありがとうございます。 法務大臣が絡んでいるんですね、勉強になりました!

その他の回答 (1)

  • teinen
  • ベストアンサー率38% (824/2140)
回答No.2

>・裁判で被告の席に座るのは誰ですか?    訴訟代理人が座ります。  訴訟代理人には,職員が指定されます。指定代理人と言います。  No.1の方の回答のとおりなのですが,法務省には検事も居ます。法務省と検察庁は人事異動で,検事が法務省や法務局に異動します。「訟務検事」と呼ばれる方達ですが,この方達と,案件に詳しい職員が代理人に指定され,被告席に座ります。    地方自治体の場合は,検事を抱えているわけではないので,弁護士に委任することが多いのですが,昨今,地方自治法が改正されて,職員を代理人に指定することができるようになりましたので,弁護士に委任せずに,職員が代理人として出廷することがあります。   >・「国」側の弁護士はやはり国選弁護士ですか?    国が選んだ弁護士ですから,国選弁護士と言えなくはないでしょうが,刑事事件の国選弁護人は,弁護士会を通じて引き受けてくれる弁護士を探すわけですが,国が被告の場合は,国が弁護士を指名しますので,違うと言えるのではないでしょうか。  

masa1214
質問者

お礼

「指定代理人」という役割の人がいて、検事だったのですね。勉強になりました!ありがとうございます。

関連するQ&A

  • この国の裁判は腐ってる!

    この国の裁判は腐ってる! 交通事故の裁判について以前にも質問しました。 控訴審が終了して上告を考えています。 一審・・有罪(起訴状通り、罰金刑50万) 控訴審・・棄却 一審支持(起訴状通り、罰金刑50万) 一審は失敗しました。法律に素人な自分には、裁判なんて初めてです。 何をどうしたらいいのかわかりません。私選弁護人を選任すれば高い費用がかかる、国選弁護人なら費用面で安く付けてもらえる。そんな事聞けば、国選弁護人を頼みます。 これが大きな間違いで、自分に就いた国選弁護人は弁護するどころか、こちらの主張に対して「そりゃ無理だ!」などと言いました。国選弁護人はやめて置いたほうがいいと思いました。(中にはいい弁護人もいると思いますが・・) 一審は自分の主張も伝わらず、検察の言いなりになり有罪です。 控訴審に私選弁護人を就け望みました。一審の不手際が響き判決をひっくり返すには余りに厳しい状況でした。が 私選弁護人の書いた「控訴趣意書」を読み、これなら大丈夫と思っていました。 でも結果、一審支持の有罪です。 最高裁が一審にケチをつけたら地裁の立場ありませんもんね! この国の法律はどうなっているんでしょうか? 「疑わしきは被告の利益に」これ「疑わしきは国家権力で被告の不利益に」に変えた方がいいのでは? どう考えても一般的にありえない事を、強引にこじつけてでも被告の主張をねじ曲げる。 結果から逆算して犯罪者に仕立て上げる。これが裁判所なんですね・・幻滅しました。 国民は憲法によって守られている・・なんて嘘! 守られているのは、権力と金を持った一部の人間だけです。 上告を考えていますが、こんな文章がありました。 刑事訴訟の場合(刑事訴訟法405条) (1) 判決に憲法の違反があること又は憲法の解釈に誤りがあること(1号) (2) 最高裁判所の判例と相反する判断をしたこと(2号) (3) 最高裁判所の判例がない場合に、大審院若しくは上告裁判所たる高等裁判所の判例又は刑事訴訟法施行  後の控訴裁判所たる高等裁判所の判例と相反する判断をしたこと(3号) 私選弁護人もよほどの事がない限り、今の状態で上告しても棄却される・・と言っていました。 そこで質問ですが、上告するのにいいアドバイスはありませんでしょうか? 唯一今自分に出来ることは、たった一人いる目撃者探しです。 この人の証言があれば裁判をひっくり返せる可能性があります・・ 一般庶民に出来る範囲で探してはいるのですが・・ ひとつだけ手がかりはあるのですが、個人情報保護法で一般人には情報を開示してくれません。 警察を通して・・と言われますが、その警察が協力をしてくれるはずがありません。 この先やれる事へのアドバイスお願いします。

  • 弁護士が弁護する本音と収入の影響。

     松本智津夫被告の弁護団が控訴をしていたのか棄却されそうですが毎回、控訴されるたびに思う事があります。  弁護士は本当に被告の供述は無罪を信じて控訴しているんでしょうか?。もちろん冤罪という事件もあり、そこは弁護士の方に頑張って欲しい所ですが、松本被告の場合は私も具体的な事実確認はしていないものの、状況的に確実に事件を指揮した人間ですよね。  それでも弁護士の方が弁護につくというのはどうしてでしょうか?。最初は弁護士がなかなかつかないでご老体の横山弁護士が名乗り出たという事も話題になりましたが、松本被告の弁護団は国選弁護人でしょうか?。  国選弁護人でなければあんな事件の弁護をしませんよね。たしか、国選弁護人だと給料制で勝訴・敗訴に関わらずにお金が貰えるんだと思います。一般の弁護士の方だと確か勝訴しないと活動費用の元も取れないくらいしか貰えないという話を聞きました。  長々と書きましたが、お聞きしたい要点をまとめると。 1、明らかに有罪であろう被告を弁護する人は被告の無罪や減刑を信じてるの?。本音は「めんどくせ」と思ってませんか?。 2、松本被告の弁護団は国選弁護人?。 3、国選弁護人と一般の弁護士の収入システムの違いと一般の弁護士の勝訴・敗訴における収入の差。 という事です。 よろしくお願いします。

  • 控訴趣意書

    控訴趣意書というのは誰が書いて提出するものですか? <経緯> 詐欺事件で実刑判決をもらった友人(被告)が 控訴をしています。1審の弁護人も国選だったので 控訴審の弁護人も国選をお願いしていますが、その弁護人が 決まったという通知はまだ高等裁判所から届いていません。 その前に高等裁判所から控訴趣意書を提出するように という通知が来たそうです。 上記の場合は、やはり被告本人が控訴趣意書をかいて 提出しなければいけないのでしょうか? もし、そうなった場合、なにをどうかいたらいいのでしょうか?

  • 裁判の戦い方

    たとえば、原告が「遺言書無効」の裁判で勝訴となり、次に原告が被告に「遺産引渡」の提訴をした場合、被告の弁護士は「遺言書無効」の裁判資料(控訴も含み、いわゆる敗訴になったもの)を次の「遺産引渡」の裁判で提出しなかったら、不利になるものですか? こういうやり方もありですか?へんちくりんな質問ですみません。教えてください。

  • 刑事裁判で被告人が控訴の場合の控訴趣意書とは?

    例えばですが 刑事裁判で東京地裁で判決が出て、 被告人が不服で控訴したい場合の (1) 「控訴趣意書」とは何でしょうか? 控訴状ということでしょうか? (2) 「量計不当」か「事実誤認」の趣旨で14日以内に提出でしょうか? (3) 第一審で国選弁護だった場合は判決後に国選弁護人の使命はなくなると思ったのですが、 その場合は控訴趣意書は ・被告人が作成する? ・第一審から変更された第二審の国選弁護人が作成してくれる? ・第一審の弁護人が作成してくれる? どうなるのでしょうか? 宜しく、お願い致します。

  • 離婚無効裁判の一審で勝訴したのですが相手側が控訴

    協議離婚無効裁判で勝訴しましたが、相手側が控訴しました。 私は弁護士を付けないで一審を争って勝訴したのですが、相手側の代理人から一審では準備書面で事実出ないことを数多く主張され、憤りを感じていました。しかし、被告人質問では、被告は真実も証言したので、準備書面の主張と食い違いがあったので勝訴したのだと思います。 その様な、代理人が控訴したということは、また、何か事実では無いことを主張されて敗訴となることを心配しています。 私は、控訴審では、弁護士を付けたほうが良いでしょうか。 また、相手側の代理人から、被告と会うときは代理人を通すようにいわれ、また、敗訴が決まっても被告と会うときは代理人を通すようにメールで連絡がありました。 それに、仮に敗訴が確定しても、被告は私と会うことはしないと言っているとも書かれていました。 つまり、相手側の代理人は現在も、そして、私の勝訴が確定しても私と被告が会うことを了承しないと言っていることになります。 私は、代理人の言うとおり、被告とは直接会ってはいけないのでしょうか。 無茶苦茶な言い分と思うのですが、解決策は無いのでしょうか。 また、そこまで言う代理人に弁護士の資質があるのでしょうか。同業者のご意見をお聞かせ頂ければと思います。 もう一つ、被告は、私の収入の全てを自分の口座に移して離婚しました。 離婚が無効となった場合と有効となった場合のどちらとも、取り返す方法があれば教えて下さい。

  • 訴訟相手が弁護士にいくら払っているのか知りたい。

    弁護士報酬に詳しい方、教えてください。 今、裁判官から和解案がでまして、相手がそれにのってくるか のらないかの予測がしやすいので、相手(被告)が弁護士に 払っているのがどのぐらいか知りたいと思います。 概要としては、私が原告で、Aという会社相手に200万円を訴え、 そしてその会社の代表者であるBを同額の200万円で訴え、 さらに従業員のCに対し10万円で、訴えています。 すべて1人の弁護士が担当し、同じ事件として審議されています。 Q1.ここで、代表者Bが、本件に関わる着手金を一人で払ったとき、 「会社」分の訴えに関しては着手金が200万の何パーセントかと 思いますが、続けて、自分が訴えられた分と従業員Cの事件の着手金に ついては、ふつう、弁護士から割引など されるのでしょうか? 同一事件内で複数の被告対象があった場合、着手金は 1人1人に対して計算されるのかそれとも 割引などあるのでしょうか。 Q2.仮に被告が全面勝訴した場合、この代表者が払う報酬金の 計算対象となるのは、410万円でしょうか?それとも、やはりここで 3件分ということで、多少割引などあるものなのでしょうか? Q3.このケースで、仮に私が全面敗訴して、相手が全面勝利し 410万円を払わなくて良いことになった場合。 さらに私が控訴したとします。 一般的に、被告は 「控訴されて延長戦分(?)」として、弁護士にいくらぐらい払うことになるのでしょうか?

  • 刑事事件の判決について

    先日刑事事件の実刑判決がでました。被告側が即日、控訴申し立てをしたようで、通知書には弁護人控訴と記載されておりました。今まで裁判を傍聴してきましたが、被告人は反省の色がなく国選弁護人もその態度に困惑していた様子だったのです。  被告人控訴ではなく、弁護人控訴というのはどういうことなのでしょうか? それから控訴審では、今までの地検の検事さんから高等検察庁の検事さんに代わるのでしょうか? 教えてください。

  • 公示送達で原告上訴の違憲理由にご助言ください

    公示送達で控訴審敗訴となり上告しました、この判例も見当たらず単に裁判を受ける権利の侵害だけの理由では脆弱かと困っています。 過去にも本人訴訟で公示送達で敗訴が確定しており、また弁護士を提訴したものの民事訴訟法第140条(口頭弁論を経ない訴えの却下)で門前払い、更に被告の擬制自白(被告は答弁書のみ提出、一度も出廷せず3回期で結審)でも原告敗訴です、こちらも控訴中です。 最高裁でも公示送達がされる様相ですが、それはそれでよいのです、しかし却下だけは避けたいのです、審級の利益を主張して却下を阻止したいのです。 ご教示お願いします。

  • 「控訴」についてお教え下さい。

     「控訴」についてお教え下さい。  今般、当方が原告として裁判にて争ってまいりました係争の勝訴判決が下りましたが、その後、敗訴した(被告側の)方より控訴してまいりました。 このような場合、 (1)改めて、弁護士に依頼することになるのでしょうか? もし、その場合 (2)費用はどのぐらいかかるものなのでしょうか?  (3)前記の通り法テラス利用の敗訴側が控訴してきておりますが、この場合、敗訴側は控訴費用も法テラス扱いでできるものなのでしょうか? (4)知人より、一審で敗訴した場合、控訴審で逆転判決を勝ち取るのは限りなく難しいと聞いたのですが、そのようなものでしょうか?  敗訴した相手が個人で支払い能力が無いこともあり、これ以上無駄な費用は出来る限りかけたくありません。以上 よろしくお願いします。