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「効率的」は正しい日本語?

Renardの回答

  • Renard
  • ベストアンサー率57% (8/14)
回答No.16

okwebokweb さんの、「効率化」は誤りであるという根拠は、「確率」「打率」・・・etc.と、「能率」「効率」が同じだというので、わたしは、両者が違うという事例を示しているのですよ。 「非能率」という言葉は、辞書にも出ているのですが、okwebokwebさんが、自分は聞いたことがないから誤りだ。と主張するのならば、まあ、それもよいでしょう。しかしそれでも、非能率の意味は、通じますよね。そして、非効率の意味も通じますよね。  しかし、「非打率」という言葉は明らかに不合理な言葉ですね。これは、「確率」「打率」・・・etc.と、「能率」「効率」は違うという事例になりますよね。(^^)  更に、okwebokweb さんも「能率」と「効率」は、似た言葉だと言っていましたが、「打率」や「防御率」に、似た言葉などありませんよね。これも、両者が違うという事例となります。 事例はかなり示しましたので、本題に入りたいと思います。 分かりやすいように、「打率」と「能率」で説明します。 「今日は、体調がよかったので、打率が上がった。」と言う場合、これは、客観的な数値である打率が3割から4割に上がったというような意味です。 しかし、「今日は、体調がよかったので、仕事の能率が上がった。」という場合、能率の客観的な数値はは存在しないのです。  仮に、普段は、1分間に10枚しか紙が折れないのに、体調がよかったので、1分間に15枚折れたとします。この、「1分間に10枚」や「1分間に15枚」という数値は、打率の3割・4割に当たる、客観的な数値です。しかしこれは能率とは呼ばないのです。「1分間に10枚の紙を折る"能率"がある」とは言わないでしょう。この場合は、「1分間に10枚の紙を折る"能力"がある」と言うのです。  つまり、「確率」「打率」「防御率」・・etc. の仲間に入るのは、「能率」ではなく「能力」という言葉なのです。  辞書などには、能率は、「一定の時間にできあがる仕事の割合」というように書かれていることもありますが、しかし、実際に、これに当てはまる言葉は、「能力」なのです。  そして、実際の能率の「率」の意味は、Aの能力とBの能力の比率のことなのです。つまり、AとBの「能力」を比較して、どちらの能力が上かを見ることなのです。こういうわけで、「能率」という言葉そのものに、能力を上げるという志向性が元々そなわっているのです。 ○○化には、「・・・よくなる」という意味はありません。しかし、たまたま、能率には、「能力がよくなる」というような意味が含まれているということなのです。 「打率が良くなった/悪くなった」と言うのは、実際は、「打率アップ率が良くなった/悪くなった」と言っているのです。 「非打率」とは言えなくても、「非・打率アップ率」ならば、なんとなく理解できるでしょう。 打率化とはいえなくても、「打率アップ率化」ならば、なんとなく理解できるでしょう。 以上のことを基に色々と考えてみてください。あとは、okwebokweb さんに、理解しようとする意志があるかどうかの問題ですね。(^^)

noname#2370
質問者

お礼

不毛な議論になってはいけないのですが…一応最後ということで。 > 非効率の意味も通じますよね。「非能率」という言葉は、辞書にも出ている 意味が通じるので誤用ではない、という演繹はやめてください。「射程距離」だって意味は通じるでしょ?でも誤用です。 あと、辞書は信用してません。なんせ「恐竜」の説明に「かつて地球上に繁栄した巨大な爬虫類」って書いてあるくらいですからね。 >  辞書などには、能率は、「一定の時間にできあがる仕事の割合」というように書かれていることもありますが、しかし、実際に、これに当てはまる言葉は、「能力」なのです。 「能力」が高いから、その結果として「一定の時間にできあがる仕事の割合」が高くなるのです。 「能力」=「一定の時間にできあがる仕事の割合」ではありません。 「能力」は「物事を成し遂げる力とか才能」のこと。しかも、辞書にも書いてありますよ、なんていいながら、辞書を否定するんですか…。 > 能率の「率」の意味は、Aの能力とBの能力の比率のことなのです。 それはちょっと… いくらなんでも… Aさんの能力とBさんの能力の比率を「能率」っていうんですか… それは初耳ですけど… 松井の長打力と清原の長打力の比率を「能率」と呼ぶとは…知らなかった… > 「打率が良くなった/悪くなった」と言うのは、実際は、「打率アップ率が良くなった/悪くなった」と言っているのです。 …開いた口がふさがりません… 打率.250のひとが.300になった。次の日.300から.301になった。この場合アップ率は悪くなってますが、打率は良くなってます。 > 理解しようとする意志があるかどうかの問題 意志がなければ質問もしないし、頑固にもなりませんよ。 それ以前に、説得力がなければ理解もできないんですけど…

noname#2370
質問者

補足

一応、最後なので補足しておきますけど、 「1分間に15枚」すなわち「15枚/min」という数字は能率です。 「1分間に10枚の紙を折る能率がある」と言わないのは、 「10打席に3本のヒットを打つ打率がある」と言わないのと同じだと思いますよ。 「1分間に15枚折る能力」があり、「10打席に3本のヒットを打つ能力」があるんですね。 これを言い換えると、「15枚/min」の能率、「.300」の打率、という風になるのです。

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