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パーキンソン病
黒質の障害によって起こるパーキンソン病の患者に治療薬としてGABAを使用することはできるのでしょうか?教えてください。
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- MIYD
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回答No.1
”一般的に”パーキンソン病には治療薬としてGABAは使われていないようです。 http://pharma1.med.osaka-u.ac.jp/textbook/Antiparkinsonian/Antiparkinsonian.html 使われていない理由が効果がないからなのか 他の治療薬と比較して効果と副作用の比が悪いからなのかはよくわかりません。 しかし、動物実験では GABAの放出を促進する酵素をウイルスベクターを用いて導入することで、 黒質のドーパミン作動性ニューロンを保護し、 パーキンソン病の症状を改善するという報告があります。 http://www.sciencemag.org/cgi/content/full/298/5592/425 また、GABA産生細胞を移植することにより症状が改善されたという報告もあります。 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&list_uids=12831853&dopt=Abstract そのため、動物実験においては「局所的(一部の神経細胞内またはシナプス間隙?)に投与が出来るのならばGABAを治療薬として使える可能性がある」が回答だと思います。 "患者に"であれば新しい治療法としての手続きを踏めば"治療薬として使用することはでき"ますが、 現時点で行われていない以上、通常の投与方法では認められないのではないでしょうか。