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財務(経理)部門の責任者が身につけておきたい知識(能力)
私は今現在、日商簿記2級を取得しておりますが、将来的には企業の財務(経理)部門の責任者になりたいと考えております。 そこで、実際に企業の財務部門でバリバリ働いておられる方や、財務部門に所属しておられる方にお聞きしたいのですが、企業の財務(経理)部門の責任者になっていくうえで、 「この知識(能力)は持っていて仕事に役立っているなあ」 「この知識(能力)は財務部門に配属されてから必要になったなあ」 なんていう知識(能力)があれば、ぜひ教えて頂きたいです。(具体的な資格の名前でも結構です) どうぞ宜しくお願い致します。 ※参考までに、今の私が思い浮かぶものを箇条書きにしておきます。 ・財務分析の知識 ・日商簿記1級程度の知識 ・商法の知識 ・税法(特に法人税法)の知識 ・エクセルVBA等のパソコンの知識
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具体的にあげられた各知識はとても重要ですよ。と言っても実際に資格を取らなくてもその勉強をしただけでも充分に活用できます。 パソコンの知識は今は「ある」事が前提になっていることもあるので省きますけどね。作表や関数の一部などは日頃から誰にも頼らずに出来ることが望ましいですね。 公認会計士は自力での取得は大変難しいです。二次まではいけても三次には実務○年とかの経験が必要で、受けるには会計士の推薦が必要です。ただ、その勉強は非常に役にたちます。法律も民法・税法・商法と多岐に渡ります。政治経済学部に入ったつもりで勉強しましょう。 ただ、日頃から沢山の方と接して思うのですが、単なる知識を詰め込んでいるよりも、人の心の機微を分かっている方が仕事がしやすいと言うことです。銀行や取引先と上手くやって行くには、税法上どうの~とか会計上ここはこうしなければ~とかの話よりもずっと人間的なつながりを大事にしなければ先に進まないことが多いという事なのです。 スキルをもって入社し「こんなはずじゃなかった」というのは、よく聞く話ですが、机上の論理は役にたたないことが多いという事なんです。 私自身ももっともっと経験値を増やし、知識を得たいと思って焦りもあります。会議に出ると難しい言葉が多くて閉口する事も多いです。(年寄りに限って妙に難しく話をするのが好きな人多いですよね)でも、それが自分のスキルアップに繋がると信じて毎日緊張して仕事をするだけです。
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- Chuck_GOO
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No.1-3さん挙げられたものの他に、いくつか思い浮かぶものを; <会社の事業環境に対する理解> No.3さんへのコメントでかかれていた >経営陣に経営判断材料を提供したり、簡潔に問題点を >指摘して改善できるようになる能力 この点は、正に数字の背景、つまりは会社の事業に対する正しい理解なしにはなしえません。。。 財務・経理部門にいると、会社によっては自社の事業に疎くなりがちなことも確か。ここは頑張って押さえておかれる努力をされたほうがよいと思います。 <英語> 最近の商法改正や会計制度改正の動向の背景には、米国での法制度改正があることが少なくありません。 また、資金調達でも、海外の金融機関を使ったり、海外の投資家と接したりという可能性が今後一般的に増えて来うるでしょう。 英語の読み書き、話し聞きに、不得手感を持たないようにしておくことが大切になると思います。 <物事を看取する能力> まさに、財務経理部門の面白みはここにあるわけですが、とはいえ、日頃のルーチンに追われると、それをこなすので精一杯になりがちです。。。 日頃から新聞・雑誌・ウェブ・社内資料なりで、疑問をもったものについては、その背景や実情を簡単でも結構ですから調べて、「本質的にはどういうこと?」というのを自分なりに納得する努力は、しておいて損はないかと思います。 カネの世界は、”だましあい”の一面があります。誰かが誰かをだまして、美味しい汁を吸いたい、というのは、実際の取引面でも、制度面でも、また社内の業績評価などを巡っても、よくある話です。(更には、会計士さんやコンサルなどに業務委託するに当たっても多少は留意しておく必要あることです) 「それって結局どういうこと?」ということをある程度突き詰めることで、うまく騙しあいを乗り切ることができるかもしれません。。。 これら3点は、資格や知識の積み重ねだけではカバーしきれないものかもしれません。常に実践と継続を心がける気持ちが大切かも・・・ 以上徒然ですがご参考になれば。。。
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回答頂き有難うございます。 >数字の背景、つまりは会社の事業に対する正しい理解なしにはなしえません なるほど…会社の「数字」だけでは見えてこない「背景」を知る事、つまり「今、会社で何が起こっているのか」を理解する事がとても重要になってくるわけですね。数字とにらめっこだけしていてはダメなのですね。参考になります。 >米国での法制度改正があることが少なくありません 確かに最近は、グローバルスタンダードを背景に、国際会計基準がどんどん日本に入ってきている(合っているかな?)ので、その情報を素早く把握していく事も大切なのですね。(ただ私の英語力は、かなりひどいものですが…) >「本質的にはどういうこと?」というのを自分なりに納得する努力 確かに、日頃の仕事をこなしていくのに精一杯になってしまい、なかなか深く物事を考えていくような時間を取る事は簡単ではないと思いますが、それでも「物事の本質を知りたいという欲求」は持ち続けていたいと思っています。 大変有意義な話を聞かせて頂き、有難うございました。回答感謝致します。
- tom0014
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資格、知識は下の方々が書いておられるので別のことを 財務部門は会社の経営を担う本当に重要な部署です。 真の社長の片腕と言えるでしょう。 経営者の中には数字に明るくない人もいます。 会社の状況をポイントを押さえて簡潔に 経営判断に必要な資料の作成が求められます。 つまり経営者と同じ立場に立って思考しなければ 責任者としての責務を果たせないと考えています。 財務部門がしっかりしていればつぶれなかった会社が 数多くあると思います。 (経営者や営業の暴走を止められなかったという意味で) 資金調達も重要ですので銀行対応のスキルも必要です。 何もかも一人でマスターするのは大変ですので 部下や税理士を上手く使うなどしてください。
お礼
回答頂き有難うございます。 >財務部門は会社の経営を担う本当に重要な部署です。真の社長の片腕と言えるでしょう。 私もそのように感じています。それだけに「やりがいもある」と思っています。(まだまだ会計人としては未熟ですが…) >会社の状況をポイントを押さえて簡潔に >経営者と同じ立場に立って思考 ANo.3様がおっしゃるこれらの事が、正に私が財務・会計に興味を持った理由そのものなのです。 難しい専門用語をできる限り使わずに、経営陣に経営判断材料を提供したり、簡潔に問題点を指摘して改善できるようになる能力を身に付ける事が、私の目標でもあります。 >何もかも一人でマスターするのは大変ですので >部下や税理士を上手く使うなどしてください。 ここでANo.2様もおっしゃられている「コミュニケーション能力」も必要になってくると思います。部下にも信頼される上司になって、円滑な関係を築ける能力も大切なのですね。 大変参考になりました。回答感謝致します。
- jyamamoto
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厚生労働省が専門事務職の保有スキルのガイドラインとして打ち出して能力試験を進めている制度に、「ビジネスキャリア制度」というのがあります。 参考に紹介しておきますので、計画的にチャレンジして見られたらいかがでしょうか・・・。 資格としては、「公認会計士」や「中小企業診断士」などは、取れるものであれば取っておいても損はしない資格ですね。
お礼
早速回答頂き有難うございます。 >「ビジネスキャリア制度」というのがあります。 URL拝見致しました。なかなか役に立ちそうですね。 誰でもすぐに受験できるものではないようですが、検討してみる価値はありそうですね。 >「公認会計士」や「中小企業診断士」 やはりこれらの資格は役立つのですね。ただ、どちらも難易度が高い資格ですので、じっくり検討してみますね。回答感謝致します。
お礼
回答頂き有難うございます。 >パソコンの知識は今は「ある」事が前提になっている 今や事務系の職種でなくてもPCスキルは必須のものになっていますものね。「Word」や「Excel」等は普通に使えるのですが、それにプラスアルファできるものとして「VBA」等も少しずつ覚えていければいいと思っています。 >単なる知識を詰め込んでいるよりも、人の心の機微を分かっている方が仕事がしやすい 私も、事務系の仕事で重要な能力として「コミュニケーション能力」があると考えているのですが、財務部門でも同じ事が言えるのですね。参考になります。 仮に税法上分からない事柄が出てきても、顧問の会計士や税理士の方に聞けば解決する事が多いですものね。その時にコミュニケーション能力に乏しい人であれば、状況を説明するのにも苦労してしまいますね。 >机上の論理は役にたたないことが多い 肝に銘じておきます。確かに「簿記1級を取得している新人」よりも、「簿記資格を取得していない経理部のベテランの人」の方が、実際のビジネスの場においては頼りになりますものね。 >もっともっと経験値を増やし、知識を得たいと思って焦りもあります この気持ち(向上心)を持ち続ける事が大切なのかもしれませんね。回答感謝致します。