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お薦めの本で
いつも利用させて頂いてます。 私はミステリーのなかでも民俗学や伝奇・歴史が絡み合ってくる話が好きです。 例えば司馬遼太郎のようなある歴史的な出来事や人物についての話ではなく、北森鴻の蓮杖那智シリーズや冬狐堂シリーズ、高田嵩史QEDシリーズなどのような話です。 最近自分で探した範囲ではあらかた読んでしまいました。 そこで何かお薦めの本はありませんか? ちなみに↑以外では、今邑彩の『蛇神』や高橋克彦の浮世絵シリーズ、西風隆介・神の系譜シリーズなどは読みました。 知っている方いましたら、どうぞよろしくお願いします。
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坂東真砂子さんの作品は土俗的、民俗学的な雰囲気の作品が多いですよ。 私が読んだのは、 『狗神』 出版社/著者からの内容紹介 美希の一族は村民から「狗神筋」と忌み嫌われながらも、平穏な日々が続くはずだった。一陣の風の様に現れた青年・晃が現れなければ…。そして血の悲劇が始まり、村民を漆黒の闇と悪夢が襲う。 内容(「BOOK」データベースより) 過去の辛い思い出に縛られた美希は、四十路の今日まで恋も人生も諦め、高知の山里で和紙を漉く日々を送ってきた。そして美希の一族は村人から「狗神筋」と忌み嫌われながらも、平穏な日々が続いてゆくはずだった。そんな時、一陣の風の様に現れた青年・晃。互いの心の中に同じ孤独を見出し惹かれ合った二人が結ばれた時、「血」の悲劇が幕をあける!不気味な胎動を始める狗神。村人を襲う漆黒の闇と悪夢。土佐の犬神伝承をもとに、人々の心の深淵に忍び込む恐怖を嫋やかな筆致で描き切った傑作伝奇小説。 とか、 『山妣』 内容(「BOOK」データベースより) 明治末期、東京からやって来た旅芸人が静かな越後の山村に嵐を巻き起こした。その男の肉体に隠された秘密、そして地主の若夫婦との間に芽生えた密やかな三角関係が、伝説の中から山妣の姿を浮かび上がらせる。明らかになっていく山妣の凄絶な過去。そして熊狩りの日、山神の叫ぶ声が響き、白雪を朱に染める惨劇の幕が開いた―。雪国の自然と習俗を背景に、情念と伝説が織りなす愛憎劇を濃密に描きホラー・伝奇小説の枠を破った比類なき千二百枚。 などですが、どちらも面白かったです。
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- gaooooo
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お勧めの本というより、お勧めのサイトを紹介します。 下記URLには、本のあらすじと、実際に読者が評価&コメントした内容が見れて、本を選ぶのにとても参考になると思います。私自身、迷った時は、このサイトを参考に本を選んでいます。いい確率で信用できます!一度ごらんになってみてください。
- ungaikyou
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その手のミステリで外せないのはやはり京極夏彦の「妖怪シリーズ」(『姑獲鳥の夏』『魍魎の匣』など)ですが、メジャーすぎるので恐らく読まれてるのではないかと思います。 ということで、ここは物集高音の作品を上げておきます。 『赤きマント』『吸血鬼の壜詰』の「第四赤口の会シリーズ」や、『冥都七事件』『夭都七事件』『亡都七事件』の三部作があります。 多少文章が読みにくいところもありますが、民俗学や歴史は思いっきりからんでます。
- topo1959
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すでに読まれているかもしれませんが・・・ 井沢 元彦氏の『猿丸幻視行』はいかがでしょう。 江戸川乱歩賞を受賞した伝奇ミステリーです。
お礼
皆様、回答どうもありがとうございました。 何ヶ月も放置したまま御礼も申し上げず、申し訳ありませんでした。以後、このようなことがないように気をつけたいと思います。 皆様から教えていただいた本はどれも面白く読ませていただきました。ありがとうございます。 本当でしたら全員の方にポイントをあげたいのですが、今回は特に気に入った本から選ばせていただくことにしました。