• 締切済み

原爆などで負った酷いやけどの際、水を飲むと死ぬのはなぜ?

原爆や空襲の体験記で「水をくれ」といって さまよう人たちがよく書かれています。 「あげてはいけない」「水を一口飲むと死んでしまった」とよく聞きますがなぜでしょう? 声も出るので器官や肺にも関係なさそうなのに 疑問です。

みんなの回答

  • myeyesonly
  • ベストアンサー率36% (3818/10368)
回答No.4

また来ました。m(__)m No3 の方の報告の内容は私も知っています。 >小腸(名称忘却)とっき・・・は、小腸絨突起(小腸絨突起とも言います)です。 つまり小腸の粘膜ひだの上に並んでる非常に細かい突起物で、小腸内面の一番表面の組織の事です。 ただ、被曝者の方や東京大空襲の被災者のお話では、そういう時っていうのは、本当に水を口に含んで飲んだかな?という途端にコロッと意識を失ってしまうようなので、水は小腸どころか胃までも達していないと思われます。 その時、直ちに心停止を起こしているのかどうかは、判りませんが、とりあえず失神するのは、先の「安心感」のなせる技のようです。 安心感は、急性体力失調を起こしてる場合は、かなり致死的に作用する事が結構有名なようです。 広範囲の火傷では体液が火傷の場所から流出し、大量の栄養分を損失するのと、火傷の組織の修復が全身で始まるので、膨大なカロリー消費になり、急激な体力失調を起こすのではないかと考えられているようです。 先にあげた戦艦大和の例も、戦闘で疲れた身体が沈没で海に投げ込まれて漂流し、体温を奪われる事で急性の体力失調を来したと考えられます。 今日、割と有名な例では、冬山登山で映画などでよく「眠るな!眠ったら死ぬぞ!!」なんてやってるのがありますが、あれも急性体力失調のなせる技です。 体温を奪われると、身体は機能しなくなるので、それを防ぐ為に、膨大なカロリーが緊急に体温維持に注ぎ込まれます。 その時、低体温症を起こしていると、皮膚の血管の収縮など、体温を逃さない機構が機能しないので、あっという間にカロリーが消費しつくされてしまいます。 こういう場合、非常に強い眠気を来している事が多いです。 凍死で死亡する例は、体力失調で身体が機能しなくなるのがほとんどで、次に、壊死した組織から細菌や組織の分解物が流れ込み脳を侵される場合で、全身が凍ったから死ぬという例は非常にまれなようです。 もう一つ、広範囲の火傷の場合ですが、火傷した組織からカリウムという成分が一気に血液に流れ込み、この物質は大量に血液中にあると心臓の筋肉を麻痺させる性質がありますので、広範囲の火傷では、受傷後、ちょっと時間を置いてショック死する場合がかなり多いです。 No2 さんの回答はこれを言ってるものと思われます。 被曝者や東京大空襲被災者の例では、こういう時にたまたま水を飲んだという人もかなりいる事でしょう。

noname#21649
noname#21649
回答No.3

かなり古い情報なので間違っている可能性があります。 被爆線量から.小腸(名称忘却)とっきの細胞の生成が止まって.小腸の表面細胞が死滅している。 1.ここに水が流れこんで.残っていた細胞の死骸を取り除いてしまうので.出血多量で死亡する 2.小腸での水の循環がおかしくなっている関係で.浸透圧パランスを保てず.ようけつして死亡する。 3.小腸の細胞が死滅しているので腸運動が停止.胃から水が体内に大量に吸収されて.胆汁から胃に逆流。浸透圧は欄巣が保てず死亡。 という話を聞いていますが.話している本人が「どれが本当かはわからない」そうです。 東海村の患者の報告(入手していません)を読めば正確なことがわかるかもしれません。

hattei
質問者

お礼

ありがとうございました。

noname#13554
noname#13554
回答No.2

昔聞いた話ではショック死するということでした。 ほとんど焼けどしてもしばらくは生きてると言うことそのものが不思議なんですよね。

hattei
質問者

お礼

ありがとうございました。

  • myeyesonly
  • ベストアンサー率36% (3818/10368)
回答No.1

こんにちは。これは水がなんらかの害悪をなすのではなくて、「水を飲めた」という安心によって生きる気力が消失してしまう事によります。 同じような例は、船などが沈没して漂流して引き上げられた場合などにも見られます。 ちょっと変な例ですが、戦艦大和が沈没した時、救助に当たった駆逐艦の乗組員の記録では、ボートに引き上げられて意識も取り戻し、助かったと思ったらそのうち、何にもしないのに意識を失って死んでしまう例が多発したので、とりあえず、意識を失わせないように、ボートに引き上げたら船に収容するまで殴打し続けたという例があります。 ただ、これらの例では、心臓が止まってしまっても、現在知られているような蘇生措置や、あるいは、現在の病院での蘇生措置を施す事が出来れば、ほとんどの例で救命が可能です。 大規模火災などでは、そういう応急処置でもできる場所に搬送し、措置を続けたり、すぐに病院に運ぶ事が出来ない場合は多いでしょうから、救急救命法を施す安全な場所がない状況では、そういう例は今後も多発するでしょう。 また、救急救命法をマスターしてる人が沢山いれば、そういう場合でもわずかの安全な場所を見付けて処置できれば、そういう場合の救命率も上がるという期待ができます。

hattei
質問者

お礼

ありがとうございました。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう