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血液について?
myeyesonlyの回答
こんにちは。 ヘモグロビンは酸素と結びつき、というより、酸素を分子の中に取り込む性質があります。 この性質は酸素がいっぱいあるところで強く、酸素が少ないと弱くなります。 そのため、肺など酸素がいっぱいあるところでは、ヘモグロビンが酸素を取り込んで、酸素ヘモグロビン(オキシヘモグロビンともいいます)になり、身体の各部分で酸素が使われてるところにいくと、酸素ヘモグロビンから酸素が離れて、血液の液体部分(これを血漿といいます)に溶け出し、さらに血管の外の細胞まで酸素を含んだ液体成分:血漿が染み出してゆき、身体の細胞に酸素を供給します。 この時、ヘモグロビン自身が染み出さないのは、ヘモグロビンは赤血球というフリスビーみたいな円盤(一応これも細胞ですが)に閉じ込められているので血管の隙間から出ることができません。 また、身体の細胞で酸素を使った結果できる二酸化炭素は細胞のすき間にある液体( 細胞間液と言われたりしますが早い話が血管から染み出した血漿です)に溶けて、また血管の方に染み込んでいきます。また、血管から染み出したものが血管とは別に集まりリンパという流れを作る事もあります。 血小板はご存じのようですね。ということは血液凝固という事は知ってるのかな? 血小板が一時的に傷口に詰まって応急処置をすると血漿の中に溶けているフィブリノーゲンというたんぱく質が変質してフィブリンというプリンや寒天みたいな固まりになってしっかりと出血を止めます。これが乾いた物がかさぶたですね。 また、血漿にはその反応を進めたり押さえたりする血液凝固因子というものが溶けています。 また血漿には血液の酸性、アルカリ性(pHといいます)があまり変化しちゃうと死ぬので、それを押さえて一定範囲に保つ働き(緩衝作用)というのがあります。 もう一つおまけに、腸で吸収された栄養は血漿に溶けて運ばれます。 また身体でたんぱく質を必要とするところでは、さっきのフィブリンノーゲンが使われます。だからたんぱく質を使う場所まで届ける働きもありますね。 あと、身体の調子をコントロールするホルモンという物質が作られますが、これも血漿に溶けて、身体中に運ばれます。 こんなところでいかがでしょう?
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お礼
回答ありがとう!ございました!!助かりました。 いっぱい書いてくださって感動です。 学園祭があったのでお礼が遅くなりました! すみません。 それでは。