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前傾姿勢にならない、シティサイクルは膝を痛めやすい??

休日に、散歩程度に60キロくらいを サイクリングをたしなむ初心者です。 平坦コースばかりのサイクリングロードを選んでいます。 本格的にレーサーなどでツーリングをしている人に 前傾姿勢にならない、シティサイクルは膝を痛めやすい から、本格的にやるなら、自転車を変えたほうが いいよ。とアドバイスされました。 シティサイクルは、前かがみにならない 楽な姿勢なので、負担は無いと思っていたのですが。。 本当に膝がやられてしまうのでしょうか??

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noname#12265
noname#12265
回答No.2

 専門家、としましたが、自転車のレーサーではありません。自転車設計の経験がある者です。  自転車の駆動トルクはペダリングそのものですが、ペダルを漕ぐ、とゆぅ事はペダルを踏み込む事ばかりではありません。  世界選手権10連覇をやってのけた中野浩一選手のスゴさは踏み込む力ではなく、ペダルを引き上げる力です(その為にレース用自転車では、トゥ・クリップやペダルにロックするシューズが必要になります)。  この、ペダルを引き上げる運動とは、カンタンに言ってしまうと体を丸める運動で、効果的に足を引き上げるには、足を縮める時その反力で上体が縮まらない様にしなければならず、その為腕力を如何に効率的に使うか?が問題となってきます。  上体が立ち上がった姿勢ではハンドルを引く力の反力がペダリングとして作用せず、この点を考慮しますとおのずと前傾姿勢を取る(=ハンドルを押し引きする力が、自転車に対して上下では無く前後に働く様にする)事になります。  勿論、レーサーでは空気抵抗もバカになりませんので、前面投影面積減少の為により一層深い前傾を要求されるワケです。 >シティサイクルは、前かがみにならない >楽な姿勢なので、負担は無いと思っていたのですが。。  この点は半分だけ御指摘通りです。前傾姿勢では引き上げには有利ですが、踏み込みでは体重が使えず不利です。  ここで半分だけ、と申しましたのはヒザへの負担です。前傾姿勢では踏み込み時に体重がうまく乗りませんが、逆に直立姿勢では体重の多くがペダルを踏む足にかかってしまい、ヒザへの負担はより大きくなります。お知り合いは恐らくこの点を御指摘になったのではないか?と思われます。  それじゃやはり前傾の方が・・・・とはいい切れないのは、今度は腰への負担です。ワタシ個人としましては、ロードレーサー相当の前傾姿勢は100害あって1利か2利しかない様な気がします。  実際、中年以上の方になると寒い日の自転車乗車中にクシャミをした瞬間脊椎を痛める(=ギックリ!)方もいらっしゃいます。若い方ならそこまでいかなくても、少なくとも腰への負担は無視出来ないほどだと考えても差し支えないでしょう。  さて、そぅなりますとヒザにもコシにもよい理想的な乗車姿勢は?ですが、現状では軽い前傾で、その角度は乗員の背筋によってマチマチ、とりあえずある程度の距離を走っても腰への負担が少ない程度、ぐらいしか言えません。  要するに適当な妥協点を見つける、とゆぅある意味消極的な話ですが、現在の自転車がまたがって上から漕ぎ下ろす形状である以上、画期的な改善策は見当たらないのが現状です。  最後にご参考までに。  体重をヒザにかけず、しかし踏み込み力を強力に出来、前面投影面積もそれほど増えない自転車としまして、リカンベント・スタイルとゆぅ種類があります。アイデア自体は非常に古いモノですが、最近製作するメーカーが増えて来ました(或いは、どこかが持ってた特許が最近切れて「作り放題」になったとか・・・・?)。  参考URLは、リカンベント車で有名なオランダのM5とゆぅメーカーのサイトです。  前傾姿勢に対し、如何にリカンベント・スタイルが有利か解説しているページもあります(但し、英語ですが・・・・)。  このM5の製品は、結構高価ですが日本でも購入可能です。リカンペントで検索すれば、色々引っかかってくると思います。  さて、実際乗ってみますと・・・・見た目よりは安定していますが操縦性にかなり特徴があります。ペダリングは非常に楽ですが、軸重配分がちょっと異様で、相応の慣れが要求されるのは確かです。

参考URL:
http://www.m5-ligfietsen.com/english/
knokno
質問者

お礼

ありがとうございます。 中野浩一選手については、その強さを知ってましたが、 ペダルを引き上げる力も相当なものだったのですね。 なぜ膝に負担がかかるのかという仕組みについて理解できました。 自転車をこぎはじめとか、相当の力がかかりますものね。 坂も注意しないと。 ロードレーサーを乗り始めた人の話をきくと、腰が痛い、肩や腕に 痛いと言ってたのを思い出しました。 自分に合うものを選ぶと相当高価なものになってしまうという話も 聞きました。 ここは、自分の目的に合った自転車を探すのが、得策みたいですね。

  • Yanchaboy
  • ベストアンサー率29% (65/220)
回答No.1

所謂シティサイクルの姿勢は、基本的には「チョイ乗り」を前提にした姿勢です。 ペダルをまわすのではなく踏み降ろす、上体を立てておしりで腰掛ける、という設計になってますよね? 一方、所謂サイクリング用の自転車は、前かがみになるように設計されているというより、自転車と人間が接する手、足、お尻にバランスよく荷重がかかり、かつ、効率よくペダルを回せるように設計され、そしたら、たまたま前かがみになった、というわけです。 あの、ドロップハンドルやペダルクリップ、細いサドルも全て、効率よく負担をかけずに長距離を或いは高速で移動する為に進化した結果です。 本題とは関係ないですけど、MTBの幅の広いハンドルも本来はちゃんと意味があるんですよ。 ある程度の距離を走るとなると(あらゆるスポーツがそうですけど)正しい基本姿勢をしないと体の一部に負担がかかって故障の原因になります。 そういう意味で「本格的にやるなら自転車を変えたほうがいいよ」というアドバイスをしたのではないでしょうか? もちろん、自転車を変えても、自分の体に合わせて調整して、正しいフォームで乗らないと本末転倒です。 休日に60キロ程度の負荷が問題になるかどうかは個人差があるので一概には言えないと思いますが、気になるようでしたら、いちど、ご自身の自転車のサドルやハンドルの位置調整だけでもしてみてはいかがでしょうか? お知り合いに競技をやられている方がいらっしゃるようですので、その方にお店を紹介してもらって、セッティングを見てもらうといいと思います。 100%自分の体にあわせるとなるとフレームからオーダーして組み上げることになり「チャリの値段」じゃなくなりますから(笑)、そこまでは必要ないと思いますけど、できる範囲で体に負担のかからないようにするのがよろしいかと。 健康の為にやってるつもりが、知らず知らずのうちに故障をつくるっていうのも馬鹿馬鹿しいですから。

knokno
質問者

お礼

ありがとうございます。 サドル位置ですね。すこし調整してみます。 正しい基本姿勢かー、勉強になります。

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