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塩化マンガンの反応とは
塩化マンガン四水和物は、ピンク色のきれいな結晶で、水に溶かすと融解して無色透明になります。 しかし、この液体に高熱を加えると、赤褐色の沈澱が生じます。他に、この液体には塩化カリウム、塩化カルシウム二水和物、PIPESが入っており、水酸化カリウムでpH6.7に調整してあります。 この赤褐色の沈澱の正体は、マンガンでしょうか? それとも別の物質によるものでしょうか?私としては、熱を加えているのに沈澱が析出してくるのは、奇妙に感じます。もしご存じの方がいらっしゃいましたら、是非ともご教授願います。
- oldravenclaw
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通常は加熱によって溶解度が上昇しますが、逆に沈殿が生じたということであれば、何らかの化学反応が起こったものと考えられます。 金属塩化物を多量の熱水と処理した場合に、加水分解が起こり水酸化物を生成する場合があります。 高校レベルであればFeCl3からFe(OH)3が生じる反応が出てくるはずです。 ここではおそらく、MnCl2について、同様の反応が起こったものと考えられます。 式で表せば MnCl2 + 2H2O → Mn(OH)2 + 2HCl となるでしょう。すなわち、沈殿の正体はMn(OH)2であろう思われます。 ・・・そもそも、Mn(OH)2を生じさせるためにわざわざpHを調整しているのではないですか。
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お礼
ご回答どうもありがとうございました。確かにいわれてみれば、高校の化学の授業でそのようなことを勉強した覚えがあります。早速、教科書を開いてもう一度勉強し直します。