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バブル景気崩壊の要因は?

バブル景気の崩壊をもたらした要因を2つあげ、それぞれの意味と両者の関係を説明してほしいです。 自分としては株価と土地の値段が下落したのが2大要因だと考えています。 みなさんの意見や考えを教えてほしいです。 よろしくお願いします!

みんなの回答

回答No.3

日本の土地バブルでは不動産向け融資の総量規制、 米国の住宅バブルではサブプライムローン問題の発生が、 バブル崩壊のきっかけになりましたが、 バブル崩壊は、バブル発生と、ワンセットです。 バブルが発生した以上、それは、必ず崩壊します。 発生にはアニマルスピリット・群れ行動が関わっているとの見方が有力になっています。 投機対象商品の価格がファンダメンタルズから大幅に乖離するが最後は戻す力が働く。 バブルの基底には「人の群れ行動により投機がブーム化する」現象(下記abcd)があります。 その波に「金余り」や「超長期的な自信の波」が重なって巨大化しています。 【欠乏・値上りの予想から見ると】 a. 人の投機市場には命令者が存在しない、若しくは命令が弱い b. 将来の欠乏・値上りを予想させる出来事が生じる ....→ 不安を感じた者が焦燥感を持つ → 他人に話したがる c. 風評・早い者勝ちの感情が伝播 → ....(人は付加価値を生むが、短期的に追加供給が困難な場合もある) ....(人は貯蓄本能を持ち、将来を予想し、「不確実な将来の収益」にも強く反応する) ....(人は情報伝播速度・個性差を持ち、後から後からブームに乗る者が現れる) ....→ 「将来値上りするから・買えなくなるから」今買う → 「皆が今買うから」今上がる ....→ (暴走は一者の善行では止まらない) → 不安定な価値感 → 投機価格(price) d. 最後は効率的な配分への力が働く → 無限には発散しない ....事象は常に変化している → 収束もしない ....上がり下がりを繰り返して答えを探し続ける → 振動する 【転売目的から見ると】 a. 人の投機市場には命令者が存在しない、若しくは命令が弱い b. 錬金術のように見えるもの(特別な餌)が登場する ....発見した者が上気する → 他人に話したがる(成功談・自慢話) c. 風評伝播 → ....(人は付加価値を生むが、短期的に追加供給が困難な場合もある) ....(人は貯蓄本能を持ち、将来を予想し、「不確実な将来の収益」にも強く反応する) ....(人は情報伝播速度・個性差を持ち、後から後からブームに乗る者が現れる) ....→ 儲け遅れる心配 → ラッシュ → ブーム → 不安定な価値感 → 投機価格(price) d. 最後は効率的な配分への力が働く → 無限には発散しない ....事象は常に変化している → 収束もしない ....上がり下がりを繰り返して答えを探し続ける → 振動する ・・・・・・・・・・・・ 下記URLを参考にしました。 「バブルの原因は何だったのか - 総括 -」 http://www.value-workers.com/design/chick-earthworm.htm 「バブルの原因は何だったのか - 群知能 -」 http://www.value-workers.com/design/chick-swarm-intelligence.htm 「バブルの原因は何だったのか - 投機熱の伝播 -」 http://www.value-workers.com/design/chick-fever-infection.htm 「バブルの原因は何だったのか - 投機.価格.価値の遺伝子 -」 http://www.value-workers.com/design/chick-pricevalue-gene.htm 「バブルの原因は何だったのか - 新型発生のメカニズム -」 http://www.value-workers.com/design/chick-newtype-emergence.htm

  • asgrnr
  • ベストアンサー率17% (37/217)
回答No.2

こんなこと言うと気を悪くされるかもしれませんが。 バブルは実体経済を無視した超過熱状態ですから、崩壊するのが当たり前で、株価や地価の下落というのは引き金にすぎません。 したがって、この質問に回答しようとすると、#1さんのように、なぜバブルになってしまったかという話になってしまいます。 質問内容をなぜバブルが発生し、株価・地価が異常なほど上がり・・・に変更されてはどうでしょうか。

  • werry
  • ベストアンサー率14% (12/81)
回答No.1

こんにちは。 あなたのおっしゃる2大要因は確かに重要です。ただ、値段の下落だけを考えていたのでは不十分であると思います。私は日本の金融機関の脆弱さが大きな理由であると思います。 日本の金融機関は、現在では融資先の調査部門は大きな権力を持ちますが、バブル崩壊以前は、一部門の傘下に置かれる権力のない部門でした。そのため、しっかりとした融資先調査などができず、貸すべきでもない融資先に融資してしまったことが大きな理由であると思います。また、政府が一行たりともつぶさない、と銀行に対して宣言していたことも、銀行に安心感を与えてしまい、ちゃんとした調査を妨げてしまったと思います。 このような事実のために、過剰投資設備となり、株価などが下落していったと私は考えます。つまり、投資があるべき姿で行われなかったことで、異常な景気過熱(バブル)となり、それが先のバブル崩壊・株価下落となったということです。

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