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関西弁と河内弁の違い

今日友達と話していると「関西弁にもいろんな種類があって、摂津弁、河内弁、泉州弁があるねん。」と教えてもらいました。 摂津弁と泉州弁の例を出してもらうと馴染みのあるように感じず、あまり聞かないのですが、河内弁の例を出してもらうとほぼ理解できました。関西弁とは河内弁のことなのでしょうか?違いがよくわかりません。 このことに詳しい方、よろしくお願いします。

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  • mardeceto
  • ベストアンサー率28% (27/95)
回答No.4

私は八尾市出身ですので、河内平野のど真ん中で子供時代を 過ごしました。 ★標準語で『ない』という単語で説明しましょう。 標準的な大阪弁では『あれへん』ですが、河内では『あらへん』です。 更に訛って『あらぃん』 1・ARAHEN→2.ARAHIN→3.ARAIN 実際には2と3の中間くらい『H』が半ば落ちかけた音です。 ★紙幣を硬貨に両替してもらうこと何といいますか? 『この銭、こわいてくれ!』(河内弁) 両替のことを『こわす』という地方がありますが更に訛っています。 河内訛りを表すこんな、一節もあります。 『よろがわの、みるのんれ、はら、のらくろりん』 (淀川の水、飲んで腹ノラクロリン) 何とダ行・ザ行がラ行に変化しています。 私の子供の頃は、ここまで訛っている人には会いませんでしたが(笑) 最後に河内弁や泉州弁とはいいますが、摂津弁とはいいません。 大阪市と神戸市では、言い回しが違います。 千度ぶり(久しぶり)、さんこにする(散らかっている) 後世に伝えたい美しい神戸ことばの例です。

kcufs2002
質問者

お礼

具体例もつけていただいてありがとうございます。河内弁の奥が深いんですね。大変参考になりました。ありがとうございました

その他の回答 (3)

  • xcrOSgS2wY
  • ベストアンサー率50% (1006/1985)
回答No.3

「違う」ということを理解するのは容易いと思います。(もう「関西弁」と「大阪弁」その他「特定地方弁」(←たった今作った造語です)が違うことは理解されましたよね) しかし、「どう違うのか」を理解するのはかなり難しいと思います。 私は東北で18まで育ち、それから近畿で10年生活しました。ですので「関西弁にもいろいろある」ということは具体的な経験として知っています。でも、関西弁を聞いて「これはどの辺の言葉だ」と分かることはほとんどありません。 それどころか、生まれ育った東北の「東北弁」でさえ、聞けば「こりゃ東北弁だ」ということはすぐに分かるのですが、どの地方の「東北弁」なのかが分かることは多くありません。さすがに地元の言葉であればすぐに区別が付くのですが。

kcufs2002
質問者

お礼

方言の違いについて理解するのは僕も難しいと思いました。東北の方言もたくさんありそうですね。回答ありがとうございました

回答No.2

 一般的に(特に東京の人が)イメージされる「関西弁」、つまりテレビで大阪出身のタレントがしゃべっているような方言は、大阪市およびその近郊で用いられているもので、正確を期するならば大阪弁とでも呼ぶべきものであるといえます。広い意味での「関西弁」は、この大阪弁を中心に、大阪周辺の諸方言(京都ことば、神戸ことば、奈良ことば、滋賀ことばなどなど)を含めたものを指すのですが、「関西弁」という言葉自体は狭い意味で大阪弁の言換えとして使われることが多く、注意が必要です。  この大阪弁のなかにも、大別すると二種類の言葉があり、通常は「船場ことば」と「それ以外の大阪ことば」というふうに区分しますが、それぞれ、東京で言うところの山の手言葉、下町言葉(べらんめえ)に相当します。前者がよそゆきの丁寧な言葉で、身分の高い人が中心に使っていたのに対し、後者は日常のざっかけない会話に用いられるもので、やや乱暴で、主に庶民のあいだでひろく用いられました。この「非船場ことば的大阪弁」には大阪のなかでもさらに地域差があり、「河内ことば」「摂津ことば」「泉州(和泉)ことば」に大別されますが、摂津ことばは京都ことばに近く、泉州ことばは河内ことばに近いので、上方では主として「非船場ことば的大阪弁=河内ことば」とされることが多いようです。  所謂東京の人がイメージする「関西弁」は大阪弁のなかでも河内ことばのことで、現在船場ことばを使う人はごく少なくなっています(上方落語に残っているくらいかもしれない)。船場ことばは「ごわりました」「おわりました」「やした」「さかい」などの語尾を使い、京都ことばや江州(滋賀)ことばに割合ちかいイントネーション、語彙を持っています。「やねん」「ちゃうか」などというのは河内弁の語彙で、「関西弁=河内弁」的な誤解は、上方の人間が江戸っ子はみんな「てやんでべらぼうめ」という言葉をしゃべっていると思いこみがちなのと軌を一にしています。

kcufs2002
質問者

お礼

『「関西弁=河内弁」的な誤解』。僕も誤解してました。河内弁と関西弁は方言を指す範囲が違いますね。ありがとうございました

  • Arado
  • ベストアンサー率53% (1199/2225)
回答No.1

関西弁=大阪弁と言う図式で考えていませんか?(どうもこう言う風に受け取られているようですね。) 関西弁と一言で言っても、大阪弁だけが関西弁ではありません。関西一円で使われている言葉が関西弁と言う意味です。 ですので、関西弁にも色んな言葉があります。京都弁、奈良弁、和歌山弁…その他の関西エリアでそれぞれ言葉が違います。 大阪弁の中にもエリアによって言葉が違いますね。河内弁、摂津弁、泉州弁などなど、同じ大阪府の中でも言葉が違います。 河内弁については↓のURLをご覧下さい。 私は紀州人ですが、埼玉で暫らく生活した事があります。その時、よく「大阪の人ですか?」と聞かれましたが、関東人には和歌山弁も大阪弁も同じに聞こえるようですね。逆に関西人にすれば、関東弁の違いが良く分からないのと同じだと思います。ただ、標準語=東京弁ではないと言うのは何となく分かる気がしますが…。

参考URL:
http://www.yaocci.or.jp/kawachiben/kawachiben.html
kcufs2002
質問者

お礼

たしかに、関西弁=大阪弁という考えがありました。関西弁と大阪弁を切り離して考えます。 僕も関東弁の違いがよくわかりません。関東も関西同様たくさんの方言があるんですね。興味がわきました。 URLを見ると河内弁独自の方言がある事を知りました。参考になりました。ありがとうございました。

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