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郵政民営化と小泉総理

既に至るところで散々議論されてる感のあるこの件についてですが 一庶民の私でさえ、落選された選挙当時から小泉純一郎と言えば 郵政大臣であり、郵政民営化が代名詞と認識していたのですが それを「今更」反対する人々を不思議に思います。 確かに国民すべてが同じ意見になるはずもありませんし 野党ならなんでも反対するのが行動の原理というのも 感心はできなくとも理解はできます。 質問は 小泉氏と言えば郵政民営化 自民党は小泉氏を党代表に選出 にもかかわらず自民党議員が今、小泉氏及び郵政民営化に反対 なぜですか???

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回答No.2

 一言でいえば、本気でやるとは思ってなかった(よしんば本人は本気でやる気になっても党内の圧力によってそれを回避できると確信していた。たぶんその「党内の圧力」をいまいっしょうけんめいやっているのでしょう)からではないでしょうか。党の大半の考えていることと相容れない主張を持つ人物を、世論の批判をかわすためや、人気をとるためにわざわざ総裁にかついで(言ってるだけでまさかそこまではやらないだろう、という楽観的推測により)、しかしその総裁が一定の線を越えて自分の主張を通そうとすると、水面下で、あるいは表立って露骨に、その邪魔をする、というのは、たとえば三木武夫のケースも似たようなものです。

longmore
質問者

お礼

さびしいような可笑しいような・・・。 例え代議士であれ、大人であれ、学歴が高く、社会的地位があっても つまるとこ同じ人間だなあという感じです。 もちろん、たかが「郵政民営化」と言えど、その裏というか違う一面では 一庶民である私では知りうることができないことがあるのでしょう。 やはり政治は政治家でないと難しく感じてしまいます。 三木元総理のケースとはロッキード云々のことでしょうか? 回答ありがとうございました。

その他の回答 (5)

noname#16526
noname#16526
回答No.6

小泉首相の前は同じ森派の森首相でした。森首相は失言ばかりをして(本人は失言とさえ気がついていないようでしたが)支持率が一桁になってしまいました。 その一方で民主党はじわりじわりと力をつけてきていたので当時の自民党はこのまま選挙になったら自分たちの当選がおぼつかないと感じて背に腹は変えられないので自民党の中で人気が高かった小泉首相を選びました。 その後小泉人気の中で選挙の顔として小泉首相を使うしかなく一方では橋本派の参議院の青木さんなどとも小泉首相が妥協したので現在に至ったという感じです。 しかし一部妥協したとはいえやはり小泉首相は今までの橋本派の政治とは違う森派主導の政治に変えるべく橋本派の活動源を半ば強引に壊すあるいは壊れるがままに放置することを行いました、これが橋本派を中心に今までそのシステムで当選してきた議員にとっては面白くないものだったです。しかし全部の壊してしまうと自民党の支持基盤が揺らいで選挙に弱くなってしまうので一部分を完全には壊さないで温存するようにしています、道路公団民営化も民営化された社長に天下りの人を使っているのですから談合などなくなるはずがありません。 ご存知かと思いますが今回の郵政民営化もすでに修正されていますので完全な改革とはならないでしょう天下りなども起こると思います。 また郵政がこれほど大きいのは国民が国営の郵政事業に一定の信頼を置き金を出してきたからこそです。 うまく国営の郵政事業を利用すれば相当の可能性を持った世界最大の事業になるくらいのものです。 それを郵貯と簡保などの良い部分を分割してしまって民間にして弱肉強食の金融業者や保険業者に放り込んでしまうというのは良くなるよりも逆の結果になってしまいます。また現在の厳しい状況の金融業界や保険業界に他の民間より巨大な規模の郵貯と簡保が参入すれば郵政自身も競争によって多少苦しくなりますが、それよりも他の民間が巨大な規模の郵貯と簡保を相手に競争が激しくなりさらに苦しくなりやっていけなくなるところも出てくるでしょう。 このような状況で民間への資金の流れが出来るからといって経済が活性化するなどとは思えません。 またここに来てかつてのような小泉人気もなくなりそこに国民からたいして関心を受けていなかった郵政民営化(武部幹事長は郵政民営化を紙芝居で国民に説明すると言い出しました賛成派も本気で郵政民営化をやりたいならこの説明では問題ありだと思います)が出てきたので今まで冷遇されてきた派閥の人達がこれが郵政民営化を超えて反小泉及びポスト小泉で今までの仕返しに主導権を握るチャンスと思って行動しているのでしょう。 また実際に強硬な反対派はここまで多くはなかったでしょうが小泉首相の森派以外の派閥に対する冷たい扱いに今まで溜まっていてぶつけることができなかった怒りが爆発して結集したのでしょう。

longmore
質問者

お礼

議会制度の限界と言うべきか、政治家も同じ人間であり 派閥争いが主な原因ですね。 >~経済が活性化するなどとは思えません。 なるほど、そういう捉え方もあるんですね。 私個人は変革することをよしとするタイプなのですが 別の価値観や意見を聞いて勉強になりました。 詳しい回答ありがとうございました。

  • akioo
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回答No.5

そもそも小泉首相は厚生族であり、 運用関係から銀行が支持母体となっています。 さらに、郵政大臣になってからは、 彼の歯に衣着せぬ物言いに、 郵政官僚が国会答弁書作成や日常会話さえもせずに、 孤立化させられた私怨があります。 意外と性格的に執念深い人物だと思います。 しかし、今でも小泉人気は政権末期とはいえ、 歴代首相の中ではかなり高く、 一般国民受けはする、テレビ政治家です。 つまり、郵政民営化の本筋は金融改革です。 これからの日本の金融行政はここから始めなければ いけないのです。

longmore
質問者

お礼

私個人は小泉首相が単純に好きですし、政治に詳しくはありませんが 回答者様に同意致します。 やってみなければわからない以上、是非改革を行って頂きたいものです。 回答ありがとうございました。

  • ipa222
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回答No.4

小選挙区の場合、少数の固定票が決定的な当落に大きく影響するのです。 日本のための法改正よりも、選挙区の郵政票のほうがありがたいのでしょう。 小泉総理就任の頃は、郵政族参議院議員の選挙違反事件があり、郵政一族が露骨な反小泉運動ができなかったのです。 もう一つは、国民の郵政民営化の理解が浅く、小泉が国民の支持を得ていないという状況を、郵政一族が有利と判断しているのでしょう。 マスコミも抵抗勢力に大きく力を貸しているといえますね。 公明党は都議選で、信者を大量に東京都に住民票を移したと言われています。 その住民票を元の住所に戻しても、次の選挙権を得るのは秋になります。 公明党は解散したら惨敗です。 衆議院が解散してもっとも困るのは公明党と言われていますね。 日本の未来も、郵貯200兆円の官僚のポケットマネー化も、今の政局では大した問題となっていませんね。 純粋に生臭いレベルの争いになっています。 郵政一族は、莫大なはがき作戦で参議院議員に法案に反対するようにし向けているようですね。

longmore
質問者

お礼

お詳しいかつ二度目回答ありがとうございます。

  • ipa222
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回答No.3

郵政一族といわれる利権集団がまきかえしているのです。 中には、小泉政権のほかの政策に反対する人もいると思います。 たとえば、元警察官僚の亀井静香は、北朝鮮系のパチンコ業界のドンがパトロンです。北朝鮮に対して不利益な政策を行っている小泉総理は憎くてたまらないのでしょう。 もちろん、亀井静香の地盤には簡保の宿がありますので、昔から郵政一族とは仲がよかったと思いますが。

longmore
質問者

お礼

No.1の回答のまんま、数の理論でいくと 小泉氏が多数決を得た方であり、そのまま郵政民営化も平行移動しそうに思えますが 今になって反小泉、反郵政民営化が目立つのは、やはり 「まさか実際に行動に移すとは思わなかった」的な 理由なのでしょうか? 回答ありがとうございました。

noname#30727
noname#30727
回答No.1

2003年の自民党総裁選でも、小泉さん399票、亀井さん139票ですから、反小泉・反郵政民営化は今も昔も変わってないと思います。 党議拘束と、政治家としての信念や有権者の意見のどちらが優先なのかという事でしょうね。

longmore
質問者

お礼

>党議拘束と、政治家としての信念や有権者の意見のどちらが優先なのかという事でしょうね。 なるほど、自民党に限らず同じ党内であれ意見の分断はあると。 しかし、小泉氏399票VS亀井氏139票なのに「郵政民営化」においては およそ五分五分、反小泉派が増えたように見えますね。 素早い回答ありがとうございました。

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