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コスタリカについて
コスタリカは非武装であると聞いたことがありますが、本当でしょうか。 もし本当だとすればなぜそんなことが実現できるのでしょう?
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南米版の安保条約であるリオ条約に加盟し、徹底した反共・親米政策で、アメリカに守ってもらいつつ、国内外の反米的な世論を上手に押えて、パナマ運河をはじめとする中南米のアメリカの権益を守る先頭に立っていたため、軍隊を持つ必要が無かったのだというのが、わりと現実的な答えかな。 ただし、パナマ運河の返還をはじめ、中南米でのアメリカの影響力は落ちてきており、周辺の産油国等では反米政権が次々に誕生しています。 コスタリカ国内でも、イラク戦争を支持した政府に対し、最高裁判所が違憲判決を出し、アメリカの有志連合への支持表明を公式に撤回せざるを得なくなるなど、コスタリカのアメリカべったりの安全保障は岐路に立っています。 観光ぐらいしかアピールするものがない国・コスタリカは、軍隊を持たないことであまりに有名です。周辺国が軍事的にちょっかいを出すことははばかられるでしょう。コスタリカにとっては今日の内外情勢はこれまでのアメリカとの不健全な関係を克服して、真に非武装を実現できるチャンスといえます、今後のコスタリカをはじめとする中南米の政局は、21世紀に平和を実現するカギではないかと、僕は秘かに注目しています。
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- SCNK
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小国としては十分過ぎる武装力があること、そしてリオ条約の存在も理由ですが、あとひとつ付け加えるとすれば、攻撃するメリットがないのでしょう。パナマのように運河地帯があるわけでもありませんし、地峡を横断しているわけでもないので戦略的に占領してもメリットが見出せません。
お礼
小国としては十分過ぎる武装力がありながら、なぜ非武装国家などと呼ばれるのでしょう。日本の自衛隊のように、軍隊という名前がついていないからなのでしょうか?どなたかコスタリカの国家予算に対する軍事関係費の割合等をご存知の方は教えてください。
大嘘です。 コスタリカには人口比で考えると日本の自衛隊と似たような規模の「国境警備隊」が存在します。 特殊部隊、諜報部隊まで存在し、米国等で軍事訓練も行っています。 また有事の際には軍事的支援を受けられる条約を米国との間に結んでいます。 もしコスタリカが非武装であると言えるなら日本も非武装であると言えるでしょう。
お礼
ありがとうございます。 そうだったのですか・・・。 日本の防衛関係費は国家予算の約6%くらいだと思うのですが、コスタリカではどれくらいなのでしょう? もしご存知でしたら教えてください。
お礼
私ももしアメリカに「ノー」と言え、しかも非武装を貫けたら立派だと思うのですが、No,1の方の言うとおり、コスタリカが自衛隊規模(割合として)の戦力をもっているとしたら、まさに名ばかりの非武装ですよね・・。本当のところはどうなのでしょう・・・?