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絶対零度

Umadaの回答

  • Umada
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回答No.6

jun1038さんに同感です。私自身は浅学の身ながらあれこれ申し上げる失礼をご容赦下さい。 ARCさんのご回答の中の、絶対零度で物質がなくなる、というのは確かに俄には受容れ難い結論です。エネルギーがゼロになると物質がなくなる、というのはどうしてでしょうか(単に私の勉強不足でしたらすみません)。もちろん実際には絶対0度は実現できないので誰も確かめた人はいない訳でして、ひょっとすると本当に物質が消滅してしまうのかも知れませんが・・・ またalbracさんのご回答の中で「0 [K]では体積がなくなってしまう、ゆえに矛盾が生じる」とありますが、jun1038さんもご指摘のようにこれには疑問が残ります。理想気体の状態方程式から体積がなくなることを導かれていますが、この状態方程式は十分に希薄な気体に対してのみ適用できることを見落としておいでかと思います。 従って体積に関し矛盾が生じたとしても「理想気体の近似は、絶対0度近傍には適用できない」ということが背理法的に言えるだけです。そのことを以て絶対0度に到達しないことの証明にはならないと考えるのです。いかがでしょうか。 絶対0度近辺ではおそらくはほとんどの物質は固体になるのでしょうけれど、仮にその温度でも気体のままであるような仮想の物質を考えても議論は同じだと思います。 熱力学第三法則について少し探してみました。とりあえず以下のページが参考になるかと思います。 http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Mars/3422/mat32.htm

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