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脂肪酸とグリセリンの柔毛への吸収後の変化

中学校の理科の教師です。今まで何の疑問も感じなかったのですが、以下のことが気になり出しました。    脂肪が消化されて脂肪酸とグリセリンに変化した後、小腸の柔毛から吸収されてリンパ管に入ります。 中学校の教科書によると、リンパ管に入る前に柔毛に吸収されてから再度結合して脂肪になってからリンパ管に入ると書かれています。(5社のうち2社)脂肪酸でさえ毛細血管に入れない位大きいのにわざわざさらに大きい元の脂肪にもどったらリンパ管へ移動するときにどこを通って移動するのでしょうか?組織液でしょうか?もし、そうなら、細胞の間を通過できるのでしょうか?いったん、リンパ管に入ってから脂肪に再結合するのならそれなりにわかるのですが、今ひとつわかりません。教えて頂ければ幸いです。

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回答No.2

小腸の細胞から脂肪がリンパ管に移行するときは、1の方の回答のように分泌顆粒となっています。つまり、リポタンパク質とよばれ、タンパク質と中性脂肪と、コレステロールやリン脂質の複合体です。このような大きな粒子はそのまま細胞膜を通過することはできませんので、細胞の膜がくびれて小さい袋を作ったり、融合したりする、いわば回転ドアのような、膜動輸送という方法で細胞外に出ます。これも一種の膜を通過する輸送ですが、グルコースやアミノ酸を運ぶ、輸送体(担体)による輸送とはまったく別のやり方です。なおリポタンパク質としてリンパ管や血管を運ばれていくと、脂肪は再度加水分解されてから、脂肪組織や各種の細胞に取り込まれて、貯蔵されたり、分解されたりします。このときの分解酵素は、小腸で作用する膵臓のリパーゼとは別のリパーゼです。

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その他の回答 (1)

  • suiran2
  • ベストアンサー率55% (1516/2748)
回答No.1

リンパ管への脂肪の吸収は,実は吸収ではありません。 グルコース等は,各種のトランスポーター(細胞膜の輸送タンパク質です)により輸送されます。 しかし,脂肪は,脂肪に再合成され,ゴルジ体が脂肪を分泌顆粒としてパーケージしてリンパ管に分泌します。分泌現象ですから分子量が多少大きくてもかまいません。

galileo
質問者

お礼

回答ありがとうございました。古いタイプの生物しか習っていないので、頭の中を素通りしてしまって理解できません。少し勉強させてもらいます。

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