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新築マンションのエフロレッセンスの対応について

昨年8月にたったばかりのマンションに住んでおります。 場所が福岡市内ですので、先々月の大地震で震度5を記録し、マンションのあちこちに小さな小さなクラックができています。 最近気づいたのですが、タイルの一部からエフロレッセンスらしき白いシミがあちらこちらから染み出てきているようです。全く同じ時期に立てられた隣のマンションは別の業者ですが、そのような現象は見られません。 地震から一月余りですが、地震とエフロレッセンスの因果関係はあるのでしょうか。 隣のマンションが出ていないということは工法の違いだけでなく、外壁の仕上げ方に問題があったということは考えられないでしょうか。 長く住むマンションなのでどうしたら良いものか悩んでいます。

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noname#65504
noname#65504
回答No.2

エフロレッセンスというのは、先の回答にもあるように美観上は問題になっても、それ自体が構造物の信頼性には影響しないものです。 ただし、エフロレッセンスの発生は水の移動と深い関係があり、水はコンクリートの耐久性に大きく影響するほか、進展すれば漏水を発生することもあります。 そのため、エフロレッセンスの発生はそれに対する危険信号として考えられます。 またエフロレッセンスが発生しやすい場所として、施工時に生じたコールドジョイント(コンクリート打設時に時間差があってコンクリートが一体化していない部分)など初期欠陥部分があげられます。地震でタイルに亀裂が入りそこから水が侵入して、元からあった施工欠陥のエフロレッセンスが見られるようになったことも考えられます。 地震でコンクリートにひび割れが生じて、そこから水が侵入し、その水とともにエフロレッセンスが析出した可能性もあります。 一般には0.2~0.3mm以上の幅のひび割れは漏水を発生する可能性があることから、補修をすることが望ましいと言われています。 以上のような状況ですので、コンクリート診断士やコンクリートを得意とする建築士のようなコンクリート構造物の専門家の調査とタイルの剥離検査を一度受けるように管理組合などに提案した方がよいと思います。 外壁の補修は分譲マンションの場合費用負担は、管理組合(すなわち所有者全員)で負担することになります。 なお、品確法では、構造上重要な部分と雨漏り関係は販売者(分譲の場合)に10年間の保証が義務つけられていますので、原因や発生部位・状況によっては補修費など販売会社に請求できることがありますので、このあたりも品確法に詳しい建築士の方などに相談するとよいと思います。

myzk21
質問者

お礼

コンクリート診断士、品確法に詳しい建築士ですね。探してみます。結局は管理組合での話し合いにしかならないので、このような具体的な情報は非常に助かりました。ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • houng
  • ベストアンサー率25% (103/397)
回答No.1

エフロはそれ自体がコンクリート構造物の証みたいなもので、それが発生することで硬化体の物性が低下することはありませんが、美観が損なわれることから特に問題となるものです。多かれ少なかれRC構造物には必ずエフロは発生しているものなのです。 最近になって(地震後)頻繁にエフロが見られるようになったというのであれば、地震により躯体にひびが入って、それがコンクリートに水の浸入と排水する水みちとなりコンクリートの中の鉄筋が錆びやすい状態にあるといえると思います。 隣のマンションがどのような規模でどのような構造形式でコンクリートの配合や建物の変形性能などがどの程度なのかわからないので隣のマンションに出ていない理由を推し量るに情報不足です。また、素人目には出ていないように見えてもかなり多くの損傷が出ているかもしれません。 あの規模の地震に直面したらRC造の建物は必ずといっていいほどひび割れが入ります。というか、入らないRC建物だとすると過剰設計ということになると思います。 エフロレッセンスの防止方法の基本的な考え方は、エフロレッセンスが発生し易い状況と逆の状況を作り出すことです。 つまり、水の移動をなくすか、最小限に抑えることが大切であり、(1)セメント硬化体の組織の緻密化、(2)急硬性の付与、(3)防水性、撥水性の付与、(4)保水性の付与、(5)外部からの水の浸入防止などがあげられます。 ご質問者様のマンションの外壁仕上げがどのようなものなのかわからないのでその対策もご提案できませんが、いずれの外装材でも対策方法は有りますので、専門家にご相談されて不安を取り除かれると良いと思います。 (外壁がタイル貼りでしたら、躯体のエフロではなく、タイル下地のエフロということも考えられます。タイル下地に水みちができているとすると、タイル剥離の恐れがあって結構危険ですよ。) エフロはそれ自体がコンクリート構造物の証みたいなもので、それが発生することで硬化体の物性が低下することはありませんが、美観が損なわれることから特に問題となるものです。多かれ少なかれRC構造物には必ずエフロは発生しているものなのです。 最近になって(地震後)頻繁にエフロが見られるようになったというのであれば、地震により躯体にひびが入って、それがコンクリートに水の浸入と排水する水みちとなりコンクリートの中の鉄筋が錆びやすい状態にあるといえると思います。 隣のマンションがどのような規模でどのような構造形式でコンクリートの配合や建物の変形性能などがどの程度なのかわからないので隣のマンションに出ていない理由を推し量るに情報不足です。また、素人目には出ていないように見えてもかなり多くの損傷が出ているかもしれません。 あの規模の地震に直面したらRC造の建物は必ずといっていいほどひび割れが入ります。というか、入らないRC建物だとすると過剰設計ということになると思います。 エフロレッセンスの防止方法の基本的な考え方は、エフロレッセンスが発生し易い状況と逆の状況を作り出すことです。 つまり、水の移動をなくすか、最小限に抑えることが大切であり、(1)セメント硬化体の組織の緻密化、(2)急硬性の付与、(3)防水性、撥水性の付与、(4)保水性の付与、(5)外部からの水の浸入防止などがあげられます。 ご質問者様のマンションの外壁仕上げがどのようなものなのかわからないのでその対策もご提案できませんが、いずれの外装材でも対策方法は有りますので、専門家にご相談されて不安を取り除かれると良いと思います。 (外壁がタイル貼りでしたら、躯体のエフロではなく、タイル下地のエフロということも考えられます。タイル下地に水みちができているとすると、タイル剥離の恐れがあって結構危険ですよ。)

myzk21
質問者

お礼

タイル貼りの外壁で、色が濃い茶色の為特により目立つのかも知れませんが、近隣のマンションを色々と見てまわりましたが、どうもエフロが出ているマンションはうちだけのように見えました。(30件ほど比較) どうしてもエフロと地震の因果関係が知りたいのですが、やはり専門家でないとダメなんですね。 いずれにしろ、補修方法があるということは朗報でした。ありがとうございました。

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