- ベストアンサー
健康診断でALTの数値って何
健康診断で、肝機能の項目の中のALT(GPT)が 4と診断されました 標準値は5~44になっています 低いとかかれています これは何を意味する数値なのでしょうか? 説明がないのでわかりませんが、他のASTは19 γーGT(γーGTP)は14になっていて 全体的にはA判定になっています 毎晩ビールを500mlを一本飲んでいますが 何か関係があるのでしょうか
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ALT(GPT)やAST(GOT)はトランスアミナーゼという種類の酵素で、体内の細胞が壊れるときに細胞外に放出される「逸脱酵素」といわれるものです。 また、γ-GTPはトランスペプチターゼという酵素の一つで、これも逸脱酵素の一つです。 ALTは主に肝細胞に存在し、ASTは肝細胞や心臓、腎臓の細胞にも存在しています。 また、γ-GTPは腎臓に多いのですが、肝臓にも含まれ、血清中では肝特異性が高く、またアルコールに対して敏感な反応をするので、胆肝系の機能の指標となっています。 何らかの理由で肝機能障害を起こすと、肝細胞が(簡単に言うと)壊れるので、それらの逸脱酵素が血液中にあふれてきます。 その量が一定の値を越えると、 「むむ、肝臓に炎症などが起きているのでは?」 ということになるわけです。 ちなみにあなたのALTが低いのは別に気にする必要はありません。 壊れる細胞が少ないということですし、検査の正常範囲も目安だと思ってください。 たとえばASTが5~44となっていますが、44なら正常で45ですぐ異常であるということにはなりません。 また3とか4という値も、別段異常なわけでもないです。 他の値も基本的にはそういう考え方でいいと思います。 あなたの肝臓はAST、ALT、γ-GTPという指標の上では、大変健康ではないかと思います。 ビールもおいしく飲めますね。 ただ、できれば週に1日ないし2日の休肝日を設けるようにしてください。
お礼
ありがとうございます ご回答をどきどきしながら読みましたが安心しました。 大変わかりやすかったです。