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逆数との対応について、有限と無限
1から0までの逆数をとると、1から∞になりますが、1から0までを1から∞に対応させることは可能ですか。いから0は有限ですが、1から∞のほうは無限のように思えるのですが・・・
- kaitaradou
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- betagamma
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すばらしい質問ですね!「対応」という考えをすることは、まさにその通りなのです。 さて、直接質問に答えることにしますと、 >(0,1)は、有限ですが ここが違うのです。区間(0,1)は有限ではありません。区間(0,1)は、実数の世界では、無限と考えるのです。無限と考えるからこそ、(0,1)→(1,∞)に一対一対応が作れるのです。 区間(0,1)の間には、無限個の実数があります。直感的に考えると、たとえば、0.111111...と1が無限に続く数があるとします。(これは、分数1/9に対応するのですが) これより、少しだけ大きい数というのを考えて見ましょう。早い話が、0.111111...と続く1のうち、どこかで、2を入れればいいわけですが、桁は無限個続くわけですから、この数の隣の数というのは存在せず、2の入れ方は無限個ありますよね。 このように、実数の世界で考えたとき、(0,1)の中には、無限個の数が存在するわけです。 数学では、無限も、何種類かに分けて考えます。 そのとき、まさにkaitaradouさんのおっしゃった「対応」という考え方を使います。 1,2,3,....と無限に続く自然数と一対一対応がつくものを可算無限といいます。 直感的には理解しがたいですが、実数の場合、(0,1)の中にある実数とすべての実数の間には一対一対応がつく、すなわち、(0,1)の中にはすべての実数と同じだけの数の実数が含まれていると考えます。 カントールの対角線論法とか、コンパクト集合とか、検索してみてください。
- ishun_xeno
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No. 2 です。 少々強引ですが、以下のようにして [0,1]→[1,+∞) となる関数を作ることができます。 関数 f(x) を、下記のように定めます: x=1/n (n=1, 2, 3, ... ) のとき f(x)=1/(n+1) それ以外のとき f(x)=x (上段が分かりにくいかもしれませんが、f(1)=1/2, f(1/2)=1/3, f(1/3)=1/4, ... ということです) これで、f: [0,1]→[0,1) の関数ができます。 g(x)=1-f(x) と定めます。0 から 1 の区間が逆転するので、g: [0,1]→(0,1] の関数です。 あとは、h(x)=1/{g(x)} とすれば、h: [0,1]→[1,+∞) のできあがり。 ポイントは、x=1 という1点が減っているのに値を対応させることができる、f(x) の作り方です。 No. 3 の方も述べている、無限の不思議さです。
お礼
私には猫に小判のご教示ですが,座右において勉強の励みとさせて頂きます。どうもありがとうございました。
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- atom40
- ベストアンサー率23% (16/68)
無限と有限のほんとうの意味がわかってきている、いい質問だと思います。 無限の大きさにはいろいろあります。 まず、自然数あるいは有理数のn乗の無限。 その次に、実数またはそのn乗の無限。 その次に、実数の∞乗の無限。 この3つの無限は、それぞれ別のレベル(濃度)で、その途中の大きさはないのです。 (他のレベルもありますが、ここでは話を単純化してありますので省略します) 質問者さんの無限の概念は、0から1までも1から∞までも同じ実数の無限というレベルです。 これはたとえば、自然数の無限と、偶数=自然数×2の無限が同じレベルの無限だということと同じです。矛盾しているように見えますが、そういうことです。
お礼
ご丁寧に有難うございます。改めて勉強させて頂きます。
補足
感謝≧サンクスポイント
- ishun_xeno
- ベストアンサー率18% (43/227)
質問の内容が分かりにくいのですが、下記のとおりでいいでしょうか? 逆数をとることは、(0,1]→[1,+∞) の関数である。 [0,1]→[1,+∞) となる関数を作ることはできるか?
補足
関数としてご教示いただければと思います。
- sunasearch
- ベストアンサー率35% (632/1788)
1から0は、区間は有限ですが、間の点の数は無限にあります。 ですから、おっしゃられる対応は可能と思います。
お礼
ご回答有難うございます。勉強してみます。
補足
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ご丁寧にご教示を頂きありがとうございます。勉強させて頂きます。
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