• ベストアンサー

統計

Wald統計量の導出が出来ず悩んでいます。 どうやら、テイラー展開を用いる様なのですが… なかなか手強いです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • at9_am
  • ベストアンサー率40% (1540/3760)
回答No.1

「Wald 統計量の導出」は、推定方法によっても変わってきます。一般的には、大数の法則によって制約Rβ=qのもとで√n・(Rb-q)が漸近的に平均0の正規分布に従うということを利用して検定を行う統計量です。 詳しく載っているのは、例えば Greene "Econometric Analysis"などです。 Wald統計量の導出、ということですが、1)F統計量の導出は出来ますか? 2)大数の法則は理解できますか? この二つが理解できれば、Wald 統計量と F 統計量はほぼ同じものなのです。 簡単にいえば、F[J,n] 分布が F=(V/J)/(W/n) として、n が充分大きくなれば(J は大きくない)J×F は漸近的に自由度 J のχ^2分布に従う。で、この J×F にWald統計量と名前を付けた、という理解で良いのではないでしょうか。 もし以上の説明で充分ではない、或いはそれ以上の事が知りたいということであれば、再度質問下さい。

final_anser
質問者

お礼

ありがとうございます。上記の事は何とか理解に至りましたが…お言葉に甘えて再度質問させて頂きます! 『テイラー展開を用いての導出法というのは存在しないのでしょうか?それとも、厳密に導出する場合には用いるのでしょうか!?』

その他の回答 (1)

  • at9_am
  • ベストアンサー率40% (1540/3760)
回答No.2

#1の補足です。 テイラー展開を用いた導出というか説明は次のようになります。 説明が面倒になるので、制約をβ=θとします。 L()を尤度関数として、bを制約下における推定値とすると、L(b)の勾配ベクトル g(b) を定義すれば H^(-1)=g(b)g(b)'はbの分散共分散行列になります。 またL(θ)をbの周りで2次項までのテイラー展開をすれば、 L(θ)=L(b)+g(b)'(b-θ)+(b-θ)'H^(-1)(b-θ) となります。 尤度関数の最大値での微分ですので g(b) は0ですので、第二項は0になります。 また、第3項は Wald 統計量その物です。

関連するQ&A

  • 統計の質問です。

    統計の質問です。 本を見て行くうちに、正規分布の式が f(x)=(1/√2π σ)e^(-1/2)((x-μ)/σ)^2 と出てきたんですが、どういう根拠でこのような式になったのかの説明が全く記述されていません。 本屋に行って、誤差解析の本や、統計学の本を30冊ぐらいあさったのですが、この式の導出について書かれているものは、ひとつもありませんでした。 ネットでもさんざん探しましたが、それにまつわるいくつかのサイトに行っても、納得のいく導出は見つかりませんでした。(教えて!gooのサイトでも2つくらいありましたが、納得がいきませんでした。) ちなみに統計学についてはど素人です。二項分布や、ポアソン分布については導出の仕方が載っていたので、納得できました。しかし、この正規分布だけは、導出の仕方が載っていないのです。 統計に限らず、重要な公式らしいので、ちゃんと理解したいのです。 どなたか、わかりやすい説明で、教えていただければ幸いです

  • キュムラント統計量

    どなたか、キュムラント統計量という用語について教えてください。それから、キュムラント展開やキュムラント平均とはどのように違うのかについても教えて下さい。お願いします。

  • テーラ展開

    λΛ3=1+3/5αΛ2+2/35αΛ3 これをテーラ展開で、λΛ(-1)に直すと λΛ(-1)=1-1/5αΛ2-2/105αΛ3+,, が得られるらしいのですが、その導出方法を教えてください。

  • Wienの法則の導出

    Wienの法則の導出をプランクの分布から導出しようとしたのですが、計算がうまくいきません。 e^xの展開でテーラー展開から2次(x^2)/2まで 計算し、dρ/dλ=...で極大値を求めるのかなぁと考えているのですが、この指針であっているでしょうか? あるいは1/(e^(hc/λkt)-1)の項をさらに式変形して、さらに計算しやすくしてから微分方程式にぶち込むんでしょうか?手順がよく分からないので、教えていただきたいのですがよろしいでしょうか?

  • テイラー展開による導出

    テイラー展開を使って導関数と差分式の関係を表す式を導出したいのですが、どうやってもうまくできません。 df(x)/dx={f(x+a)-f(x)}/a+O(a)という式を導きたいのですが、x=aのまわりでテイラー展開してみても全然うまくいきません。 どうやればいいのか教えてください!! ちなみにO(a)はどんな関数でもいいというやつです。

  • 2次統計量とは

    題名の通りなのですが、英語で「Second-Order Statistics」というワードが出てきて、weblioで訳してみると「2次統計量」と出ました。 そのまま「2次統計量」で検索してみてもあまりいい解説がなかったので、「Second-Order Statistics」で検索してみても英語が苦手なせいで理解には至れませんでした。 なので、「2次統計量」とは何か教えてください。できれば、例とかあると嬉しいです。

  • 経済学における統計力学的手法の有無

    統計力学では、分子の運動を統計的に処理することで、熱力学の法則を導出していますが、経済学においても個人のレベルの挙動を統計的に処理することで、集団の挙動を説明しているような事例はあるでしょうか。 私は機械系のエンジニアで、経済学については素人なので、お手柔らかに教えていただれば幸いです。 m(_ _)m

  • テイラー展開の概念について

    「テイラー展開とは、無限回微分可能な関数 f(x) をある点 x = a の周りでべき級数に展開する方法」と以下のURLで記述されています。すごく単純に考えて、f(a)と考えたくなるのですが・・・よく概念が分かりません。  ちなみに、cosθ≒1-θ^2/2・・・(*)の導出を探している途中にこれに行き着きました。a=0のとき、つまりマクローリン展開で式(*)が導出されていました。例えば、a=3のときのcosθもあるのでしょうか?それはどのような意味をもつのでしょうか?数学は、甚だ苦手ですので定性的な説明で結構です、ご教授願います。

  • どのような統計手法を用いれば良いのでしょうか

    Aという物質に種々な割合でBという物質を混ぜ、一定の時間ごとにそれぞれのCという物質の生産量を調査しました。時間によってはBを10%混ぜた区の生産量が最も多くなったり、あるいはBを30%混ぜた区の生産量が最も多くなった場合がありました。Bの混合割合とCの生産量の関係を明らかにしたいのですが、どのような統計方法を用いれば良いのでしょうか。 エクセル統計を用いているのですが、重回帰分析で目的変数を生産量(Cの)、説明変数を時間、混合割合にして求めてはダメなのでしょうか。 統計のことがよくわかっていません、よろしくお願いします。

  • 統計学について

    仕事で統計を使わなきゃいけないのですが、周りに詳しい人がいなくて困っています。  ある運動機能を評価するテストが2つあり、2つは非常によく似ているのですが、総得点や各項目の点数配分が違います。ですが、この2つのテストには妥当性が示されているものです。  そこで、この2つのテストのうち、どちらが研究対象者の変化を反映しやすいかということを統計学的に出すために、2回評価し、その変化量を算出しました。  その後、総得点や各項目の点数配分が違うため、標準化というものをしなければならないということまでは調べたのですが、どう行えばいいものか、また標準化したあとどうすればいいかまったくわかりません。  まったくと言っていいほど、統計学的な知識がないので、わかる方教えてください。