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民事裁判とは、どのようなものですか? 経験者の方、教えて下さい。

tokioyasubayの回答

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回答No.2

民事訴訟の約30%は本人訴訟といって、弁護士に依頼せずに自分で争っている訴訟です。 まず、原告が訴状を書き、裁判所に提出します。訴状には書式があって、一応それに沿って書くことになります。穴埋めすれば書けるような用紙が裁判所においてあります。 訴状は相手に送達され、第1回の期日が決まります。 一応、原告、被告が揃って裁判所で争うのが原則ですが、民事訴訟はほとんどが書面での陳述つまり、文書でのやりとりになります。それが、何度も何度も続いて、2~3年以上争っている事案は珍しくありません。 原告が申し立てたことのひとつひとつについて、被告は、 1.認める 2.争う 3.知らない のいずれかを申し立てるのが原則です。 認めるといったものは、真実ではなくても、原告の言い分が真実となります。 争うといったものは、立証義務がある方が、証拠をもとに証明します。証明できないと、真実であっても、うそだということになります。 最終的に双方の陳述(といっても、文書のやりとりですが)、が終了すると、裁判官が判決を書きます。 その間、判決ではなくて、和解しないかという打診が裁判官から何度もあります。互いに合意すれば、判決と同じで、強制執行などもできます。 双方が納得しなければ、判決ということになります。 裁判官は、原告の言い分が多分正しいのだろうなと思っても、原告が証明しきれてないと、正しいという判決は書けません。 つまり、裁判は、裁判官が正否をジャッジするのではなく、証明できるかどうかの争いなのです。 だからウソが飛び交います。そのウソを証拠で突き崩していくことになります。 素人でも裁判はできますが、文書のやりとりですから、文書力と証拠がカギです。 未経験の方が争えば、負けてしまいます。弁護士の助力は不可欠でしょうね。

kuutan
質問者

お礼

詳しいご回答ありがとうございます。 やはり時間が掛かるのですね。 本人訴訟は30%もあるのですね。 証拠と文章力が大切なのですね。 認める。争う。知らない。で答えるのですか。勉強になります。 決着の割合は和解と判決で何対何位なのでしょうね? 和解の方が多いのですかね? やはり嘘が飛び交うのですね。そのような行動にでるからには余程の大金が絡んでいるのでしょうか? 数百万円程度だったら笑っちゃいますねw

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