• ベストアンサー

よい本があったら教えてください

時代小説が好きでよく読んでいますが、何かオススメの本があったら教えてください。 1.江戸時代小説 2.江戸庶民の生活や人情が描かれている 3.同心・手下が登場する捕物 4.幕府とか藩の陰謀など、あまり壮大なテーマで   なく、市井に起こるちょっとした事件とかを   扱っている 5.吉原や花魁などの世界を描いている 以上、全部の項目に当たらなくてもかまいません。 平岩弓枝・山本一力・佐伯泰英・佐藤雅美・澤田ふじ子・北原亞以子・畠中恵などの小説は、ほとんど 読んでいますので、できればそれ以外の小説家の方の 書いた本でよいものがあれば知りたいです。 また、上の条件に当てはまらないものでも、これは 面白いよというものでもけっこうです。

noname#84210
noname#84210

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • reindeer
  • ベストアンサー率50% (27/54)
回答No.7

 それならば、山本周五郎(1903-1967)の小説をおすすめします。ご質問の1~5に応える世界こそ、山本周五郎の作品世界だと思います。  山本作品のなかでいわゆる「下町もの」と呼ばれている『さぶ』(2002年公開の映画「SABU~さぶ~」〔三池崇史監督〕の原作)、また『赤ひげ診療譚』や『ちいさこべ』、「岡場所もの」と呼ばれている『つゆのひぬま』(2002年公開の映画「海は見ていた」〔熊井啓監督〕の原作)あたりから読んでみてはいかがでしょうか。いずれも新潮社(http://www.shinchosha.co.jp/index.html)の新潮文庫に収められています。山本作品のほとんどは、この新潮文庫で読めますので、いろいろ探してみてください。  現在は版元の新潮社では品切れのようですが、『山本周五郎全集』全30巻もあります。図書館などで是非みてください。  山本周五郎について、日本近代文学館編『日本近代文学大事典』(講談社、1984年)での木村久邇典氏の評価を紹介します。「人間把握の確実さ、いぶし銀を思わせる情景描写の精妙さ、つねに政治や経済に見放された弱く貧しいものの側に立ち、反権力の立場を固守して独自の文学世界を展開し、生前にまさる『山本ブーム』を読んだのは読者層のすそ野の広さによるものであろう」(p.1545.)。  下記のウェッブ・サイト「山本周五郎作品館」も参考になります。作品のあらすじなども紹介していますのでアクセスしてみてください。

参考URL:
http://homepage3.nifty.com/yamashu-kan/index.html
noname#84210
質問者

お礼

詳しいご説明ありがとうございます!山本周五郎は読んだことがなく、ぜひ読んでみたいと思います。自分で本を探しているとどうしても作者がかたよりがちになるので大変参考になりました。

その他の回答 (8)

  • yakineko
  • ベストアンサー率25% (16/64)
回答No.9

3だけ当てはまらないんですが、南原幹雄の「付き馬屋おえん」のシリーズはいかがでしょうか。 付き馬屋と言うのは、吉原などでお金を払わない客から取り立てをする人、その家業などのことです。 以前テレビドラマにもなったことがありますが、どうやって払わせるか、がなかなか面白いです。

noname#84210
質問者

お礼

とても面白そうな内容ですね。早速読んでみたいと思います。よい情報をありがとうございました。

  • ss79
  • ベストアンサー率33% (258/765)
回答No.8

他の回答者がお答えでない作者では 藤沢周平どうでしょう。 「三屋清左衛門残日緑」など条件にピッタリと思います。  NHKの連ドラで放送されました。 海音寺潮五郎にもお家騒動を扱ったものがある筈です。 小説ではありませんが、三田村鳶魚全集には江戸時代の色々な情報が集積されています。 お家騒動や大名、庶民の生活など江戸時代の理解には必須の書物です。

noname#84210
質問者

お礼

皆さんがたくさん情報を寄せて下さってとても参考になりました。小説だけでなく江戸の風俗について書かれた本も探してました。貴重な情報、本当にありがとうございました。

  • tukuyomi
  • ベストアンサー率40% (31/77)
回答No.6

こんにちは。 ちょっと小説というジャンルから外れますが・・ 落語なんていかがでしょう? 2・4・5なんかの条件には当てはまってると思います。 ガイド落語名作100選 著者:京須偕充 弘文出版 一つの話にプロット・解説が書かれていて、100話掲載のものです。 1ページから3ページくらいの短い話がたくさん集まって、ショートショートみたいな感じですが、江戸庶民や吉原・花魁の世界がつまってます。 以上、ご参考になるかどうかわかりませんが、ご一読下さい。

noname#84210
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。あー、落語というのもあったんですねー、気づきませんでした。長編も読みますが、短編もとても好きなので、気軽に読めそうですね。ぜひ入手してみます!

  • chamma
  • ベストアンサー率16% (18/108)
回答No.5

宇江佐真理さんの本はどうでしょう? 今、ここに本がないのでどれとは言えませんが、彼女の時代物は、はずれがないと思いますよ。髪結い伊佐次(?)シリーズなどは彼女の本だったと思うのですが。 それと、都築道夫さんの砂絵シリーズなどもなかなかいいです。今はこの辺しか出てきません。また本棚を引っかき回して出てくれば書きますね。

noname#84210
質問者

お礼

宇江佐真理は、質問には書きもらしたのですが、実はすごーく好きな作家なんです。髪結い伊佐次シリーズのお文さんが好きです。都築道夫は推理小説も書いてましたよね。時代小説は読んだことがないので読んでみたいです。本棚を引っかき回してまたオススメがあればよろしくお願いいたします。

noname#118935
noname#118935
回答No.4

先刻ご承知と思いますが、  岡本綺堂「半七捕物帳」   登場人物の物言いが江戸時代当時のものだそうで、江戸の雰囲気を彷彿させています。

noname#84210
質問者

お礼

やっぱり捕物といえば「半七」なんでしょうね。「半七」は未読です。セリフがあんまり現代風な時代小説は少し興ざめなので、面白そうですね。貴重なご意見ありがとうございました!

  • hiro-2005
  • ベストアンサー率29% (205/705)
回答No.3

宮部みゆき 「ぼんくら」 「日暮し」 「震える岩」 「天狗風」 などはいかがでしょうか。 上質の古典落語を聞いているような絶妙のテンポ(ま)でストーリーが展開します。 江戸の市井に生きる普通の人々のけなげでひたむきな暮らしもよく描かれていると思います。

noname#84210
質問者

お礼

ご意見ありがとうございました!宮部みゆきは、推理小説と同じくらい時代ものがいいですよね。「ぼんくら」に出てくる2人の少年なんて大好きです。これからもっとたくさん宮部みゆきの本を読んでみたいです。

  • m-0-m
  • ベストアンサー率26% (45/171)
回答No.2

宮部みゆき さんの「ぼんくら上・下」は如何でしょうか? 江戸の下町、鉄瓶長屋の人情物語と、ミステリー。 登場人物の描写が良い。 それに、読み終えた後味も良い。 宮部さんの時代小説は好きですが、特にお勧めの作品です。

参考URL:
http://www.asahi-net.or.jp/~wf3r-sg/ntmiyabe2.html#bonkura
noname#84210
質問者

お礼

「ぼんくら」は大好きな本です。URLは大変参考になりました。ネットで本を購入する際に書評などがない場合、内容がわからずに困っていましたので、今後はこのURLで面白い本を探してみます。ありがとうございました。

  • cyaboe
  • ベストアンサー率32% (550/1698)
回答No.1

岡本綺堂の「半七捕物帖」が面白いです。 古い話ですが、作者自身が江戸時代と明治時代を生きた人ですから、時代考証は正確です。 確かモデルになる人もいたと思いますから、本当に生の江戸時代を感じることが出来ますよ。 ちょっと脚色を感じるけど野村胡堂の「銭形平次」のシリーズ、暗いけど庶民の生活が事細かに書かれている池波正太郎の「鬼平犯科帖」も面白いです。 どれも5だけには当てはまらなくてすみません。

noname#84210
質問者

お礼

ご意見ありがとうございます。どの方も大作家ばかりなのにまだ読んだことありません。捕物といってもたくさんあるんですね。ぜひ入手して読破したいです。とても参考になりました。

関連するQ&A

  • 笑える時代小説を探しています。

    笑える時代小説を探しています。 畠中恵さんと米村圭吾さんの様に軽くて笑えてほのぼのしたお話を書く作家さんを探しています。 ご両人の本は全て読んでしまいました。 時代小説の取っ掛かりは、池波正太郎さんの「真田太平記」で、他にも色々読みました。平岩弓枝さんも大好きで現代物も時代物も読みました。 今は、宇江佐真理さんの「髪結い伊三次シリーズ」を読んでいます。 もともと長編が好きなのですが、短編連作のように、登場人物が同じなのも面白いなと知りました。 短編だと短すぎて感情移入できませんので。 好きな作家さん以下に挙げます。 池波正太郎(剣客は読んでいません) 隆慶一郎 平岩弓枝(かわせみは読んでいません) 畠中恵 米村圭吾 宇江佐真理 他には、北原亜以子さんと山本一力さん(短編)を読んだことがありますが、あまり好みではありませんでした。 池波正太郎さんから時代小説に興味をもったこともあり、忍者や侍、戦国の話は好きなのですが、畠中恵さんと米村圭吾さんを知ってからは、ちょっと笑える軽いものの方が読みやすいし、気持ちも明るくなって良いなと思い始めました。 今の私は、楽しいお話を求めています。江戸時代ものが希望です。 どなたか、面白い作家さんを紹介してください。 よろしくお願いします。

  • 本好きの祖父に勧める本を教えてください。

    本好きの祖父のためによく図書館で本を借りに行っています。ここ最近は「池波正太郎さんの全集を1冊と他に面白そうな本を2冊借りてきてくれ」と言われていますが、読書歴ウン十年の人間なのでいい加減ネタ切れで困っています。何かオススメの本はないでしょうか。 好きなジャンルは時代小説で、有名どころはかなり読んできているようです。山本一力さんや平岩弓枝さん、諸田玲子さん、坂東真砂子さんなんかは気掛けてチェックして、借りています。 また、新しいジャンルを開拓したいと言い出したので森村誠一さん、横山秀夫さんを借りたら、結構気に入ってくれました。私自身は読んだことないけど知り合いが面白かったと言っていた高橋三千綱さんを借りて来て、現在感想待ちです。感想を待ちながら、次は何を借りようかと悩んでいるところです。 こんな祖父に、オススメの本を教えてください。あまり有名じゃないけど意外と面白いとか、意外な作家さんが書いた面白い時代小説とか、砕けすぎない現代小説などなど、何でもいいのでお願いします。

  • おすすめの時代小説を教えてください。

    おすすめの時代小説を教えてください。 いくつかのシリーズを愛読しておりますが、新規開拓したいので質問しました。 史実を元にしたものではなく、捕物帖・人情話のようなものが好きです。 現在読んでいるのは坂岡真さんのうぽっぽ同心シリーズや照り降り長屋シリーズ、平岩弓枝さんの御宿かわせみシリーズ、風野真知雄さんの大江戸定年組シリーズ。 佐伯泰英さんの作品は居眠り磐音 江戸双紙シリーズと吉原裏同心シリーズを読んでいますが磐音よりも吉原裏同心の方が好みです。密名シリーズはちょっと駄目でした。 一時期築山桂さんの作品も読んでいたのですが、この方の作品は少し恋愛色が強いのでなんとなく違うかなーという感じ。 男女の情愛が描かれた作品に関しては、現代寄りではなく江戸時代に即した淑やかな愛情表現がいいです。 また時代小説の大御所としては池波正太郎さんなどがいらっしゃいますが、池波さんはドラマのシリーズは好きなのですが文章はちょっと読みにくかったです。 長々と講釈いたしましたが、同じく時代小説がお好きな方、列記した作品を見て「これぞ」という作品がありましたら回答よろしくお願い致します。

  • お勧め小説

    お勧めの小説 今無性に小説が読みたくて、アマゾン等覗いてコメントを読みながら探していますが膨大の量の為探せていません。 どなたかお勧め小説教えてください 今読んでいる小説 ○佐伯泰英「居眠り磐音」1巻~29巻まで読んでいます 今まで読んで面白かった話 平岩弓枝「御宿かわせみ」 畠中恵「しゃばけ」シリーズ です BL小説では 「要人警護」「青の軌跡」です 木原音瀬さんの話は全て読みました。 「薔薇色の人生」好きです 書き綴って思ったのですが、1一人にいちずなひと1.仕事に誇りをもってる主人公3.暗くない話4二股はなしで。 って感じでしょうか。 もしよろしければ宜しくお願いします

  • 時代小説とくに江戸物でおすすめの本を教えてください!

    時代小説とくに江戸物でおすすめの本を教えてください! 「宮部みゆき」さんなどの本も現代物しか読んだことがありません。 「山本一力」さんなどは、そこそこ読んでおります。 はば広く、教えていただければ幸いです。 よろしくお願い致します。

  • おもしろい小説を教えてください。

    ※長文です。 おもしろい小説を教えていただけませんでしょうか。 藤沢周平を読みつくしてしまい、読む本がなく困っています。 時代小説ならば戦国~江戸中期まで。平安や幕末にはまったく興味がありません。 司馬遼太郎は話が大き過ぎて読むと疲れてしまいます。 池波正太郎は合いませんでした。 平岩弓枝はシリーズ物を読んでいましたが主人公のモテっぷりに食傷して挫折。 畠中恵は一巻のみ買いましたがおもしろさがわからず(ファンの方すみません) 井口朝生は好きなのですが手に入りません。 図書館でも貸出できませんでした。 剣豪物・政治争い・戦は自ら進んでは読みません。 現代物なら昔はミステリーを読んでいましたが、自分は犯人・トリックがどうでもいいと思っていることに気付いて読まなくなってしまいました・・・。 松本清張東野圭吾宮部みゆき(模倣犯以来時代物以外読んでません・・・)等を読んでました。 赤川次郎は三毛猫シリーズのみ読んでいます。 いろいろ文句が多くて申し訳ないのですが、本に詳しい方。 これは絶対におもしろい、というおすすめを教えてくださいませんでしょうか。 よろしくお願いいたします。 ※敬称は略させていただきました。

  • 上方舞台の時代小説を探しています。

    最近捕物帳系の時代小説には待っているのですが、ほとんどが江戸舞台です。京都や大坂舞台の捕物小説って無いのでしょうか? もしお勧めのものがあれば、ぜひ教えてください。

  • 長編ではなく、一話完結(?)もの

    長編小説ではなく、短編もの?(その本を通して登場人物は同じで、話し自体が1話で完結する)小説でおすすめを教えてください。 今まで読んだ中で好きなのは  ・平岩弓枝『御宿かわせみシリーズ』  ・宮部みゆき『ステップ ファザー ステップ』  ・畠中恵『しゃぼけシリーズ』  ・東野圭吾『ガリレオシリーズ』 宮部みゆきさん・東野圭吾さんの短編ものは、だいたい読んでます。 登場人物に好感が持てるもの、人間関係が面白いものが好きです。

  • 何故最近人気作家が歴史小説を書くのか?

    近年歴史小説のブームもあるのかと思いますが、以前は全くちがったジャンルで活躍されていたのに、歴史小説を書くようになる作家の方が多数いらっしゃいます。 北方謙三、逢坂剛、佐伯泰英、宮部みゆき、服部真澄、川田 弥一郎、内田康雄、平岩弓枝(彼女は昔から書いてはいたけど)などなど、 この中には特異な分野をもっていて、それが好きだったのに時代劇小説に転向されて残念な方もいます。 松本清張さんも推理小説と共に時代小説を多数書いていましたが、それにしてもここ近年時代小説に挑戦する人気作家の多さは驚きます そこで質問なのですが 1.何故最近、多くの作家が時代劇小説を書くようになったのでしょうか? 2.時代劇小説は時代考証や風俗、歴史考証が大変なのに、そんなに簡単に書けるものなのでしょうか? 3.様々な分野の小説を書く作家で、藤沢周平、司馬遼太郎、山本周五郎なみの評価を後世得れるとしたら誰でしょうか?

  • 夢中になって読んでしまう時代小説はありますか!?

    夢中になって読んでしまう時代小説はありますか!? 今、自分の場合は          「鬼平犯科帳」シリーズ(池波正太郎氏) 「御宿かわせみ」シリーズ(平岩弓枝氏) 「みをつくし料理帖」シリーズ(高田 郁氏) などを 好んで読んでおります。