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高速道路沿線に古戦場が多いのは

東名・名神高速道路を走っていて気づいたのですが、沿線には古戦場が多いですね。 三方原、小牧・長久手、関ヶ原、鳥羽・伏見、山崎…などなど。 交通の要衝の支配権を巡る争いが多いことはわかります。でもそれにしても多くないですか。誰か戦国歴史マニアみたいな人物がルート選定したに違いない!と勘繰りたくなります。(鳥羽、山崎は幕末ですが…) どなたか、高速道路のルート選定の事情をご存知でしたらお教えください。また高速沿線の古戦場めぐりをテーマにしたサイトがありましたら併せてご教示いただければ幸いです。

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  • ベストアンサー
  • alsas
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回答No.2

高速道路の路線の選び方。 1.インターチェンジの場所を考える  一般道路との接続が関係します。 2.土地利用の状況を考える  市街地、工場地帯、学校、病院、文化財等になるべく影響を与えないよう配慮します。 3.都市計画を考える  新しい街の都市計画と調和を検討。 4.地形・地質を考える  急峻な山岳地帯や大きな河川、軟弱地帯など高速道路の建設に適さない場所は避けて通る方法を考えます。 5.気象条件を考える  気象の不安定な所もなるべく避けます。 6.環境に配慮する  国立公園、自然環境に配慮します。 7.技術的条件を考える  トンネルや橋、軟弱地盤に対する技術的検討。 8.経済性(費用)を考える  経済性も考慮します。 以上を考慮しますと古戦場の条件と幾つか重なる点があるからでしょう。 戦場としては馬や弓矢等の武器を有効に使用する為には障害となる市街地を避けて庶民を巻き込みたくない。 陣地や山城を構える上で郊外の丘陵地の尾根の様な所が攻められにくく、攻撃しやすい。 などが郊外の丘陵地を通る場合が多い高速道路の路線と重なり合うからでしょう。

noname#122289
質問者

お礼

戦国武将の立場になって考えると、 1.街道との接続を考える、 2.市街地、農村、寺社等に影響を与えないよう配慮、 4.急峻な山岳地帯や大きな河川、軟弱地帯など  大軍の展開に適さない場所は避ける、 5.気象の不安定な所は避ける、 3.並びに6~8は別にしても、確かに高速道路建設の条件と古戦場の条件は重なるのですね。 >陣地や山城を構える上で郊外の丘陵地の尾根の様な所が攻められにくく、攻撃しやすい。 戦術のことはまったく分からなかったのですが、そういうことがあるのですね。おかげで謎がとけました。 恥ずかしながら土木技術、兵法、どちらもこれまで興味を持ったことすらなかった分野だったのですが、本を探して少し勉強して見れば世界が広がるだろうと思います。まず歴史地図と地形図と道路地図を並べて見比べて… 今度の旅行の楽しみが増えました。ありがとうございました。

その他の回答 (1)

回答No.1

高速道路の建設において重要なのは、いかにして建設用地を確保するかです。いきおい、利用されていない土地を取得することが多くなります。現代において利用されていない土地は、昔ならもっと利用されていない空き地だったと思われます。 ところで、大軍を展開しての戦闘は、都市や村落、田畑など、既に利用されている土地ではあまり行われませんよね。簡単に言えば空き地が戦場になるわけです。そういうわけで、高速の建設用地と古戦場は重なったり近くなったりするのです。 実は古戦場の地形はあまり詳しくないので以上は推測ですが、高速道路が利用度の低い土地を通るというのは本当です。たとえば墓の上もよく通るそうです。

noname#122289
質問者

お礼

なるほど、誰だって一般の住民を巻き込んでの悲惨な市街戦は避けたいですよね。都市の近郊の利用度の低い広い土地、という条件なら名古屋や京都付近の高速ルートにあてはまります。おかげで謎が解けました。 ありがとうございます。

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