• ベストアンサー

論理

n、mは自然数とする。(m+1)^2>n>m^2-1・・・{1}について、次の命題の否定を示し、真偽を調べよ。 (1)すべてのmについて、あるnをとると{1}がなりたつ。 (2)あるnをとると、すべてのmについて{1}がなりたつ。 否定と真偽はわかるんですけど、証明の論理展開がいまいちわかりません、ヒントだけでもいいので、教えてください、よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • shkwta
  • ベストアンサー率52% (966/1825)
回答No.4

No.2の補足への回答です。 (m+1)^2>n>m^2-1・・・{1} もし、(m+1)^2が、m^2-1より2つ以上大きいとすると、必ず(m+1)^2とm^2-1の間の自然数があります。つまり、「あるnをとると{1}がなりたつ」という状態になります。 また、(m+1)^2とm^2-1の差が1以下のときは、(m+1)^2とm^2-1の間の自然数はありません。つまり、「すべてのnについて{1}がなりたたない」という状態になります。 つまり、 「すべてのnについて{1}がなりたたない」 ⇔ (m+1)^2とm^2-1の間の自然数はない ⇔ (m+1)^2≦m^2-1+1 ⇔ (m+1)^2≦m^2 ⇔ m^2 + 2m + 1≦m^2 ⇔ 2m + 1≦0 ということで、「すべてのnについて{1}がなりたたない」と、2m + 1≦0は同値、つまり同じことをあらわしています。(同値な命題のことを、必要十分条件ともいいます。) したがって、「あるmをとると、すべてのnについて{1}がなりたたない」は、 「あるmをとると、2m + 1≦0」(ア) と置き換えることができます。しかし、mは自然数という条件なので、(ア)は成立しません。すなわち、「あるmをとると、すべてのnについて{1}がなりたたない」は偽です。

その他の回答 (5)

回答No.6

この問題を詳しく説明しても何なので 一般的な説明をしたいと思います 2様が言ってた de-morgan法則は重要です(これ丸覚えします) あと覚えてほしいことは ∀a,P の否定は ∃a;(Pの否定) ∃a,P の否定は ∀a;(Pの否定) a<b<c ⇔ (a<b ∧ b<c) ∴ a<b<c の否定は (de-morganより)   (a>=b ∨ b>=c) となります

回答No.5

No.1さんやNo.4さんの回答で十分だと思いますが、蛇足ながら・・・ {1}は,(m+1)^2>n かつ n>m^2-1 である. ということですから, {1}の否定は,(m+1)^2>n でない かまたは n>m^2-1 でない. ということで,言い換えると, {1}の否定は,(m+1)^2≦n かまたは n≦m^2-1 である. という訳です. すると, (1)の否定は,「あるmがあって,すべてのnについて,{1}でない.」 ということですが,言い換えると, (1)の否定は,「あるmがあって,すべてのnについて,(m+1)^2≦n かまたは n≦m^2-1 である.」 と言い換えられます. すると,「(1)の否定は偽である.」ですが,それを証明するには,「(1)が真である.」を証明した方が判りやすい気がします. つまり,No.4さんのご指摘の通り,{1}でnをはさんでいる2つの整数   (m+1)^2 と m^2-1 は,0または自然数で,その差を考えると,   (m+1)^2-(m^2-1)=2m+2                ≧4 ですから,この2つの整数(0または自然数)   (m+1)^2 と m^2-1 の間に,自然数nが(3つ以上)存在する. つまり,すべての自然数mについて,ある自然数nが存在して,   (m+1)^2>n>m^2-1 となっている訳です.[証明終] 同様に,(2)の否定は,「すべてのnについて,あるmが存在して,(m+1)^2>n でないかまたは m^2-1>n でない.」 ということですから,言い換えると, (2)の否定は,「すべてのnについて,あるmが存在して,(m+1)^2≦n かまたは n≦m^2-1 である. ということになります. すると,(2)の否定は偽であり,その証明はNo.2さんの回答のとおり,   すべてのnについて,例えば m=n+1 と取れば,   n≦m^2-1 の方がすぐに示せるので,(2)の否定は証明できる訳です.

  • shkwta
  • ベストアンサー率52% (966/1825)
回答No.3

No.2でまちがえました。(2)のnとmが逆です。 (2)の否定は「すべてのnについて、あるmをとると{1}がなりたたない」 (2)の否定が真であることの証明  任意のnについて、m = n + 1 とすれば{1}がなりたたない。 に訂正してください。

  • shkwta
  • ベストアンサー率52% (966/1825)
回答No.2

否定する前は、(1)は真で(2)は偽です。したがって、(1)の否定は偽、(2)の否定は真となるはずです。 ドモルガンの定理により、 「すべてのAについてP」の否定は「あるAをとるとPでない」 「あるAをとるとP」の否定は「すべてのAについてPでない」 そこで、 (1)の否定は「あるmをとると、すべてのnについて{1}がなりたたない」 (2)の否定は「すべてのmについて、あるnをとると{1}がなりたたない」 (1)の否定が偽であることの証明  すべてのnについて{1}がなりたたないための必要十分条件は (m + 1)^2≦m^2 ⇔2m + 1≦0 これはmが自然数であることに反する。 (2)の否定が真であることの証明  任意のmについて、n = (m + 1)^2 とすれば{1}はなりたたない。

benefactor_geniu
質問者

補足

>すべてのnについて{1}がなりたたないための必要十分条件は (m + 1)^2≦m^2 ⇔2m + 1≦0 これはmが自然数であることに反する。 よく意味がわかりません。なんで2m + 1≦0がでてくるか、説明してもらわないとわかりません。

回答No.1

proof (1) (m+1)^2-(m^2-1)=2m+2>=4 ∴ n=(m^2-1)+i (i=1,2,3 の内どれでもいい) とすれば(1)が真であることがわかります (2) 多分偽だと思うので ∀m,(m+1)^2>n ⇒ (1+1)^2=4 ∴n=1,2,3のどれか ∀m,n>m^2-1 ⇒ 5^2-1=24 ∴n>24のどれか 3以下で24より大きい自然数はないので (2)は偽です

benefactor_geniu
質問者

補足

返信ありがとうございました。 >(2) 多分偽だと思うので ∀m,(m+1)^2>n ⇒ (1+1)^2=4 ∴n=1,2,3のどれか ∀m,n>m^2-1 ⇒ 5^2-1=24 ∴n>24のどれか 3以下で24より大きい自然数はないので (2)は偽です ここをもっと詳しく教えてください。なぜそうなるのでしょうか?

関連するQ&A

  • 数A 集合と論理 「すべての」や「ある」について

    問題集の解説が理解できず困っています… 【問題】 変数x、yの変域を自然数全体の集合Nとするとき、ヨx[∀y(y≦x)]の真偽を調べよ。 【解答】 これは、「ある自然数xが存在して、任意の自然数yに対してy≦xが成り立つ」といいなおせる。 この否定命題「∀x[ヨy(y>x)]」すなわち、「どんな自然数xに対しても、ある自然数yが存在して、y>xとなる」について考えると、y=x+1のときy>xが成り立つから真である。 よって、この命題は偽である。 まず、なぜ否定の真偽を考えているのですか? 否定が真ならもとの命題が偽というのもしっくりこなくて… ある意味背理法みたいにして解いているということでしょうか? 読み返しても本当に全くわかりません… どなたかよろしくお願いします(> <)

  • 論理学……「論理の双対性」について

    お世話になります。 掲題の件、論理回路の項に軽く記載されており、気になったので 調べてみたのですが、よく解りませんでした。 Wikipedia >>>>> 命題を論理式として表したとき、論理和 ∨ と論理積 ∧ とをすべて入れ替え、全称記号 ∀ と存在記号 ∃ とをすべて入れ替えたものをもとの論理式の双対といい、入れ替えて得られた命題をもとの命題の双対命題と呼ぶ。双対の双対はきっちり元に戻る。 元の論理式が証明可能ならばその双対の否定が証明可能であり、ある論理式の否定が証明可能ならば、その論理式の双対が証明可能になる。 <<<<< http://goo.gl/vmSxI ある論理式の構成要素すべてについて反対の記号へ置き換えたものを 双対と呼び、更に当該双対命題について、反対の記号へ置き換えると 元の式に戻る、という意味かと思うのですが(間違っていたらご指摘ください)、 これ自体に何の意味があるのでしょうか? 書籍では記号が多用されており、イメージがつかみにくかったので、 少しレベルを下げて、ご教示いただけると助かります。 宜しくお願いします。

  • 数学です。

    実数Xについての次の命題の 真偽を、集合を使って 調べなさい。 (1)x<3⇒x<-1 (2)x>2⇒x>-2 次の条件の否定を答えなさい。 (1)実数xについて[x≧-1] (2)自然数nについて   [nは奇数である] 実数xについて次の命題の 逆を示し、その真偽を 調べなさい。 (1)x=3⇒xの2乗=9 (2)x>-4⇒x>-2 自然数nについての命題 「nの2乗は3の倍数でない ⇒nは3の倍数でない」に ついて、次の問いに 答えなさい。 (1)この命題の対偶を 答えなさい。 (2)対偶を利用して、 もとの命題が真である ことを証明しなさい。 解らなくて困ってます

  • 間違いなら申し訳ありませんがω矛盾について

    数学的帰納法はある命題P(n)が n=1、2、3、4、、、と全ての自然数について成り立つことを示す方法ですよね よく試験問題でもこの証明を使います 一方、最近ω無矛盾のWikipediaを見たのですが、そこには「ω矛盾とは、自然数n によって定まる論理式 Q(n) が存在して、次を満たすことをいう。 Q(0), Q(1), Q(2), …が全て証明可能であるが、「∃n: ¬Q(n) 」も証明可能である。」と書かれていました >Q(0), Q(1), Q(2), …が全て証明可能である というのは前述の通り数学的帰納法が当てはまりますよね 今まで何気なく数学的帰納法を使って命題の真を示して来ましたが、それらは全てω矛盾である可能性を否定できていませんよね? ω矛盾の可能性を否定できないのに数学的帰納法で示せたことになるのでしょうか? 回答をお願いします

  • 数学Iの集合と論証について教えてください

    集合と論証が全く分からないので、教えてください。 (問題)nが自然数のとき、次の命題が真であることを証明しなさい。 (命題)(n+1)^2は偶数⇒nは奇数 (証明) 与えられた命題の対偶 nは偶数⇒(n+1)^2は奇数 が真であることを証明する。 nを正の偶数とすると、mを自然数として n=2m+2 と表すことができる。このとき、 n+1=?? ??が分かりません。普通に2m+2+1で良いんですか? あと上の証明は合ってますか?

  • 名辞論理学は命題論理学に含まれるの?

    http://www.geocities.jp/ise_kyoto/05/logicl12.docでは: 名辞の論理学の展開例として すべての論理学者は人間である いかなる猫型ロボットも人間ではない --------------------------------------------------------- いかなる猫型ロボットも論理学者ではない が挙げられていますが、この三つのそれぞれの文を命題(文)として 考えると、命題関係を表していて、命題論理学になってしまうのではないかと思うのですが、察するに、命題論理学に名辞論理学は含まれるということなのでしょうか?

  • 数学「集合と論理」の問題が分からないです。

    m、nを整数とします。次の命題の対偶をつくってください。また、その真偽を調べてください。 (1)m^2+n^2が奇数ならば、m、nの少なくとも一方は偶数である。 よろしくお願いします。

  • 数学的帰納法の証明

    自然数に関する数学的帰納法の原理が自然数が整列集合であることと同値であるということはわかっていますが 次のように数学的帰納法を証明した場合どこに整列集合の性質が使われているor論法が間違っているのでしょうか。 数学的帰納法 自然数nに関する命題をP(n)とする (ⅰ)P(0)が成り立つ (ⅱ)すべての自然数nに対して、P(n)が成り立つならばP(n+1)も成り立つ この2条件が満たされているときP(n)はすべての自然数nについて成り立つ (論理記号でかくと(ⅱ)は(∀n∈N(P(n)⇒P(n+1))だと思います) [証明] P(n)が成り立たないような集合をSとする Sが空集合である事を示せばP(n)がすべての自然数nについて成り立つ事になる Sが空集合でないと仮定するとm∈Sとなるようなmが存在する このとき条件(ⅱ)を次のように書き換えて (II)すべての自然数nに対して、P(n+1)が成り立たないならばP(n)も成り立たない と考えると P(m)が成り立たないのでP(m-1)も成り立たないことになる このときP(m-1)が成り立たないのでP(m-2)も成り立たない 以下続けると結局 P(1)が成り立たないのでP(0)も成り立たないことになるが これは(ⅰ)に反する よってSが空集合でないという仮定が間違っていたことになる ゆえにSは空集合であり命題P(n)がすべての自然数nに対して成り立つことが示された

  • 集合と論証

    全くわかりません。教えてください。 1 次の命題の逆をつくり、その真偽を調べなさい。 (1)nが自然数のとき nは10の倍数→nは5の倍数 逆「nが自然数のとき → 」 真偽: (2)x=6→4x=24 逆「 → 」 真偽: (3)-1<x<3→-4<x<5 逆「 → 」 真偽: (4)x=3→x2乗=9 逆「 → 」 真偽: 2 次の命題の対偶をつくりなさい。 (1)x2乗≠25→x≠-5 対偶「 → 」 (2)x<-2→x<0 対偶「 → 」 (3)nは4の倍数→nは2の倍数 対偶「 → 」

  • 2値論理の命題の問題がわかりません!!

    次の文章の中で、2値論理の命題はどれか。また、命題の時、その真偽について答えよ 1.明日は晴れるだろう 2.三角形は直角三角形である 3.この文は命題ではない 4.√2は有理数である 5.猫または鳥は翼をもっている 6.ab=0 iff a=0∧b=0 7.a=b=c iff a=b∨b=c という問題です 分かる方はぜひ教えてください