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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:気象予報の精度上げる方法)
気象予報の精度を上げる方法
このQ&Aのポイント
- 気象予報の的中率は近年上がっているものの、中期的予報やミクロ的予報にはまだ限界があります。精度を上げるためには、微小な要素の影響や不確定要素を考慮する必要があります。
- 現在、気象庁や気象会社、研究所などは気象予報の精度向上に取り組んでいます。例えば、衛星画像の高画質な送信や量子コンピューターの開発による計算能力の向上などが期待されています。
- 将来的には、より高精度な気象予報が実現する可能性があります。そのためには、技術の進歩とデータの収集・解析能力の向上が重要です。
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質問者が選んだベストアンサー
コンピュータの性能がどんなに上がって、細かなメッシュで計算できるようになっても、その初期値を与える観測が細かくならないと精度は上がりません。衛星では雲がどこに有るかと、その表面温度くらいしか分かりませんから、大気の内部の温度、湿度、風向・風速などを知るためには、今よりももっと細かな高層気象観測を行うことが必要です。 その一つとして、気象庁では最近ウィンドプロファイラーと呼ばれる高層の風向・風速を観測できる機器を導入していますが、残念ながら日本国内だけです。さらに精度を上げるためには、日本周辺の海域(特に日本海や東シナ海)に高層気象観測点を作ることが必要ですが、予算の関係で無理でしょう。韓国や中国の高層気象観測が充実するとかなり良いと思いますが、こちらもあまり期待できません。 もう一つ、細かな水蒸気量のデータを得るためにGPSの誤差データを使う方法が考えられています。これは近い将来に実用化されるのではないでしょうか。 週間予報の精度を上げるためには、観測とともに、数値予報(コンピュータシミュレーション)の精度を上げることが必要です。そのためには、陸面や海面からの熱や水蒸気の補給の効果や、雲が太陽光を遮る効果、地上の赤外放射を遮る効果などさまざまな要素を計算しなければなりません。これは、現在のところある仮定に基づいてやっていますので、この精度を上げる必要があります。 ただ、どうしても観測にも計算にも限界がありますので、週間予報を実用レベルの精度で市町村単位で発表できるほどに上げるのはかなり困難だと思います。
お礼
専門的な答えありがとうございました。ウィンドプロファイラーは知りませんでした。 コンピューターの精度が上がれば…とも考えていましたが、 それこそ、高層観測を地球全体で行わないと本当に全てを計算する事はできないですよね。 やはり、気象予報には限界があるんでしょうね…。