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国を挙げてリーマン証券の利益を激増するわけは?
ライブドアの騒動は傍目には面白いのですが、得をするのは外資。 (若老戦争で堀江攻撃はいいとして)ライブドアの株価を下げて転換社債を精算した時 リーマンブラザース証券が手にするライブドア株数の倍増に荷担するのはなぜですか? 信用で売った株を安く買い戻しそこでリーマンは利益を得、手にしたライブドアの株800億円分は値が上がってから売ると思うのです。あるいはライブドアの経営に参画するかも。どちらにしてもライブドアの株主は得をすると思うのですが、テレビでは株を手放すように誘導し個人投資家の損を誘発するのは構わないのですか? 売買は個人責任ではありましょうが。
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ここは「株式」のカテゴリーなので、以下の皆さんの回答が正当だとは思います。ただ、それを前提にした上で経営(M&Aを含めて)と言う側面から、今回の事件はその動機に疑問が残りませんか。(すみません。他に対応する適当なカテがないので) 質問者のようにライブドア社・堀江氏を旧守派が袋叩きにする構図に見えてしまう。 他のレスに書いたので詳細の重複は避けますが、当初問題が顕在化したとき旧態のフジグループの経営の弱点をが突いたラ社、そのことにマスコミが集中したので、CB発行の件は単に資金調達の話で片づけられ、村上氏の存在が露見し、勝敗が見えてきた現在もリーマン・ブラザーズ証券の予約権行使でどのくらい益出しできるかが関心となっています。 しかし、今後を占う上でも問題の本質という点からすると、この件の立役者であるリ証券の動向とその背景が気になりませんか。 外国人買いの失念株精算は一つの動機でしょう。果たしてそれだけでしょうか。そのために588億円も貸し込み、24日のCB引き受けとラ社借り株で(10日の一部借り株売りも)リスクはあらかたヘッジされているとはいえ、CBの処理に関しては他の方の言われるようにまだ不確定要素はあり、何よりラ社株が暴落すると、株式に転換してもむしろラ社の経営リスクを背負うことにもなりかねないわけです。リ証券の乗っ取り策と断じてしまえばすむかも知れないが、私はリ証券を動かす他のファクターがあったように思います。 堀江氏はニッポン放送株(経営権)に固執し、今日のインタビューでは海外進出をほのめかしました。 「生涯をかけた決断」とは、単にフジグループにM&Aをかけることではなく、この世界戦略(実現性はともかく)、その背後に国際メディア資本との提携があったのではと疑いたくなります。ラ社CBは当初から海外で売ると明言され、総務省の電波法への素早い対応は24日のCB発行を前に最悪のシナリオ(ラ社株暴落⇒外資乗っ取り)を牽制する狙いなのではと読んでいます。 そこでカテ本来の株の動向については、そうなるとリ証券からは市場にラ社CB(または転換した株式)が流れず、心理的な売り圧力は起きない。従って以後ラ社株は上がっていく・・・。24日以降に答えがでるのを待ちますか。長々とすいません。
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- garnetscrein
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まず、ラジオ局失敗した場合。 大株主として君臨。 企業グループのっとり。 株価の値上がりを待つ。 まず、MSCB食らっていまだ健在の企業、サンライズテクノロジーを見てみましょう。 200円でMSCB発行→20円近くに下落→MSCS5円で発行→MSCB1円で発行→減資→1000:1→1000円出発→130円’現在。 と、負の連鎖反応が起きています。 これは、パッシングのない状態の企業の場合です。 これは異常かもしれないのですが、157円でとまるとは考えられません。 数々の企業がMSCB発行してきえていきました。 まあ、157円で全部転換した場合、リーマンが議決権47%を握ることになります。 外資比率53%超えますし。 これだけでも今の株価の半額になるわけで。
お礼
ありがとうございました。 もっと悪い条件でフジテレビも800億円を大和証券にMSCBを発行しているらしいのですが、キャッシュフローが大きいから大丈夫? だそうですが、理解するにはあまりにも私は無知だと反省しております。 また、外人が得になる報道もいいじゃない、という心境にも変化して参りまして、この質問そのものが、自分の情緒から出ていることに気がついて恥ずかしいです。 皆様からお答えをいただいて、勉強になりました。ありがたく思います。 株のことですが 皆がダメと言う時は買い と ライブドアを買う気になってます。 紙くず覚悟で株はしますが、さて3000株か5000株か欲と不安のせめぎ合いもあり、金曜日帰宅して指値してればと残念。 もっとも目標は株価2000円から5000円で期間は3年から7年と自己責任で考えております。ばかげたリターンをねらう場合、買価400円だろうと157円だろうと構わないのですが。 興味があると儲からない となにかで読みました。デイトレの時は3時15秒前の売り指値で、2円3円高く約定して大喜びを何度も経験し刺激的でしたが、トータル結果が悪いなら退屈な株取引に変更です。質問者の無知の一端でした。長くなりましてごめんなさい。では。 ご回答下さりました事を心より感謝申し上げます。
- makachinn
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これが最後です。No2,No3と長文にて大変申し訳ありませんでした。この場を借りてお詫び申し上げます。 リーマンがもっとも困難な状態におちいるのは、順に、 (1)ライブ倒産 (2)株価が157円以下で定着(修正後の下限転換価額) (3)ライブ、売買高僅少 もちろん、その前に、CBの転売先(ライブに資本参加したい先)を見つけて手を打ってきますが・・・ 以上でごわす。
お礼
知らないことをいろいろ教えていただき ありがとうございました。 心より感謝申し上げます。 さぞかし 無知者への説明に ご面倒だったことでしょう、 お詫びいたします。ありがとうございました。
- makachinn
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誤解されるといやな性格なので、少し補足しときます。 (長文、平にお許しあれ) リーマンのCB全額引受けですが、株価面でのリスクは限定的です。 正確ではありませんが(No2参照)、常に時価の1割下で転換できる CBを保有しているわけですから、800億円分を随時転換し、 市場売却すれば良いだけです。 ライブの売買高がある程度維持できれば、『チビチビ』と 転換・市場売却を繰り返すだけです。 株価の値上がり・値下がりはリーマンにとって何ら関係ありません。 毎週毎週1割前後の利益を手にするだけです。 ただ、堀江社長からの借株は返済しなければなりません、 リーマンはおそらく、8日の発表で株価が急騰、さらに上昇を続けてた 場合を恐れて、急遽、冷やし玉として売却してと思います。 この株式の貸借は、リーマンが、冷やし玉として預ったものと推量しています。 というのは、CB発行前に、株価が急騰してしまうと、CBの発行中止となるからです。 正確な事は忘れましたが、発行直前3カ月間の株価がある一定以上の価格変動をした場合、 発行そのものが中止になるルールが存在していたと考えます。 ただ、結果としてリーマンは、借株について、市場売却より安い値で CBを転換し返済すれば、売却分については、実現益が発生します。 まあ、信用取引の売り+現渡し決済の変形と言えますね。 リーマンにとって最大のリスクは売買高です、売買高が細ってしまえば、 CBを株式転換し、売却しようにも売却できず、または、非常に長い時間を 要することになります、このことは、リスクテイクになります。 次に、関与率です。ある銘柄の月間売買高の一定以上を、 (30%と記憶してますが、記憶違いかもしれません) 特定の証券会社が占める事ができないルールです。 これによっても、売買高が細れば、リーマンは予定通りCB転換・市場売却が出来ません。 これもリスクと言えます。 最後に、CB発行により、株式の経済的価値が、既存株主から CB保有者(新株保有者)に移転するわけですが、この希薄化は、 既存の株主またはCBの転換が徐々に進むと考えれば、将来の株主が負担することになります。 リーマンは、その希薄化のたびに1割の利益を得ます。 【日本の個人投資家で、希薄のたびに、特定の証券会社がもうかる 会社の株式を買いたいと思う人がどれだけいるかわかりませんが】 ただ、リーマンも引受けたCBを、転売することは当然あると 思いますが、マザーズ銘柄のCB、しかも将来、ライブの存続問題も 発生する可能性が今回のM&Aがあるため、買い手はないと思いますが。 個人的には、ライブの売買高が細り、リーマンの引受けは失敗、 または超長期戦になると考えてますが、株式投資、長期保有が必ずしも 良いとは限りません、孫子の兵法に『兵は拙速を聞く』、つまり、 戦は『短期戦』こそ勝機があり、長期戦は負ける可能性が高いとを、 言っています。 M&Aの成否も大事ですが、個人投資家がライブ株を見限った時、 今回のファイナンスが歴史に残る失敗例として、ファイナンスの教科書に 掲載されると勝手に考えています。 個人的には、君子危うきに近寄らず、売買するつもりは一生ありません。 以上でごわす。
お礼
お手数をおかけしました。 私の発想は大金を出した専門家に失敗はないという断定がまずあります。でないとなぜリーマンはこの話に乗ったかという疑問も出てきます。 他社もこのような社債を発行した後どうなったかを知りません。 そもそも危ない社債ならどこも引き受けないと思います。 と、こう考える自分は、無知故からかと疑います。 で身に染みて実感するためには来週買ってみようと思います。紙くず覚悟で。何しろ君子ではないですから。
- makachinn
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少し誤解があるように思えるのですが。 細かい事飛ばして、単純化して話しますと、 (1)リーマン→ライブに588億円資金融資(CB発行までのつなぎ) (2)ライブ、日本放送株買い集め、即日公表 (3)同時にライブ、リーマン全額引受けで800億CB発行を公表 (リーマン⇔堀江社長のライブ株式貸借条項付き) (4)リーマン、堀江社長より借りた株式(4672万株)の内、 890万株(約41億)を市場で売却(現物売り) (5)CB発行(発行日24日)、ライブ資金調達完了、リーマンに(1)のつなぎ融資返済 (6)CB発行後、リーマン、CBを株式(値下がり後の転換価格で)に転換、 値下がれば値下がる程、リーマンの転換株数が増える (7)リーマン、(4)の堀江社長に借りた株式を転換して取得した株式で返還 従って、リーマンの勘定は、引受け手数料・ファイナンス手数料・金利を除けば、 A.800億円のCB(CBから株式に転換、推定2億~3億株) B.堀江社長から借りた残りの株式3782万株 C.借株の売却代金約41億 さて、リーマンにとって、借株を借株時点の評価額(推定約200億)より、 安い価格でCBを株式に転換し返還すれば利益がでます。 リスクを軽減する行動に出ると考えれば、リーマンはCB発行と同時に、 借株分を株式に転換し返済し、取り合えず利確してしまうでしょう。 これは、言わば、引受手数料の追加分といった感じかな。 しかし、CBは毎週転換価額が修正され (直近3日間の売買高加重平均価格の平均値×90%) ますので、リーマンは今後、このリターン・リスクのバランスをCBの転換・転換株式の市場売却・借株の市場売却(?)・借株返済によってコントロールすることになります。 その意味では、堀江社長ばかりでなく、リーマンもリスクテイクしています。 株価的には、常に供給圧力が負荷されていることになります。 **************************************************** 尚、以下は個人的見解です。 今回の最大の問題点は、ディスクローズのずれ。 2/8ライブ、日本放送取得を発表 2/8ライブ、CB発行発表、末文に堀江⇔リーマンの株式貸借取引記載あり 2/15ライブ、リーマン系から株式取得資金588億借入れ報道(5%ルールによる報告書で判明) 2/18リーマン、2/10に発行済1.38%、890万株ライブ株売却(5%ルールによる報告書判明) 2/8時点で、リーマンの行動(2/10売却)を予想できた個人投資家は何人いたか????? 5日以内に内閣総理大臣に提出する5%ルール『大量保有報告書』、 物事が判明するまでの、その数日間にどれだけ多くの投資家に損得が発生するか。 改革するのは「立会外取引」でなく、「5%ルールの5日以内」と思うが。 また、賢明な個人投資家は、だんだんと、このような銘柄から離散すると思うが。 以上でごわす。
補足
未熟者にご回答下さりましてありがとうございます。細かいご説明に感謝です。自分の判断ミスを正していただきたい面もあっての質問ですが、まだ十分納得できないのは老脳のせいかも。なるほどと感じつつ心中では以下の通りです。 リーマンが借株の一部を現物として売った、のを信用で売ったと解釈しましたが、結果的に同じ事みたい。とか転換株の数は株価低下なら増えるし、借株を全部返し手元に残る大量の株は値上がりしてから売るかライブドアの経営に参画するかするとの考え。社債発行後何年で希薄化リスクが織り込まれるか知りませんが、数年後にこの株大化けかとか考えて、ホリエ若大将のお行儀より儲けはいつも外人の感がある市場に、報道へ八つ当たりしております。 今ライブドアの株が下がることはリーマンにプラスなり、リスクまでは理解できませんでした。ホリエバッシング報道にリーマンはうれしいはずです。
- garnetscrein
- ベストアンサー率21% (727/3442)
質問の意味が理解できない。 >どちらにしてもライブドアの株主は得をすると 思ってるのは貴方だけでしょ。 >テレビでは株を手放すように誘導 してません。 いずれにせよ、リーマンが損する場合は1つ、今時点から450円以上株価超えることです。
補足
ご返事ありがとうございます。 >リーマンが損する場合は1つ、今時点から450円以上株価超えることです。 の意味が理解できない程度の私メですがお言葉を返すならば[値上がりすると思っている人が居なければら売買成立は無いはずです]私一人ではない、と。でも屁理屈を反省しつつ、私見の説明をします。 今暴落している原因は以下のことだと考えます。 信用買い残の膨張 ホリエ叩き報道が激増で現物売りが増える リーマンがライブドアからの借株で信用売り開始 証券自己売組や個人のベテラン組が便乗で信用売り 下落幅が大きく担保不足の追証発生で信用買い組が売って一時精算 ホリエ叩きがリーマンの持ち株を増やす結果になるのに政治家まで動員して騒いでいていいのですか?と疑問しているからです。 下落した所で買い戻すリーマンは益出しと、株数倍増でライブドアの大株主。ライブドアのソフトがTVアンケートでよく使われていますが、今度出るCDをDVDに変換するソフトも売れるかも、つまり、ライブドアの経営者が誰であれ株主はいずれ得をするという意味です。 1部上場もあるでしょうし。 社債が株に転換され、[一株価値が希薄化]を織り込済みとなてから上昇しますよ普通。
お礼
ありがとうございました。60半ばにもなって、知識が増えるのをこんなにも嬉しく感じるなんて、幼いのかも知れませんが、皆様のご回答がありがたく涙が出ます。 今思えば質問も以下のようにすれば判り易かったかと反省します。 <同じ800億円の条件付転換社債を受けた大和證券とリマンブラザース証券があるのに、なぜリーマンだけが得するLD株下落につながる報道ばかりなのですか?> フジテレビ株も希薄化で下落が大きければ大和證券だって大きな利益になるのに。という疑問でした。 ご回答感謝申し上げます。