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GDPデフレーターの意味について

GDPデフレーターの意味を教えてください。 他のサイトを調べても意味が不明です。 具体例をあげて、小学生でもわかりやすいようにお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • mfuku
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回答No.1

ニンジン王国では、国民が太郎さんと花子さんの2人だけだとします。 太郎さんは肥料を作ってます。 花子さんは太郎さんから肥料を買ってニンジンを作って売ってます。 2000年時点の、太郎さんが花子さんに売った肥料代は総額50円でした。 一方、花子さんが売ったニンジンの売上総額は100円でした。 この場合、2000年のニンジン王国のGDPは下記のようになります。 GDP=太郎さんの付加価値+花子さんの付加価値 太郎さんの付加価値=50円 花子さんの付加価値=100円-50円=50円 GDP=50円+50円=100円 次に、2005年のGDPを見てみます。 2005年は、肥料やニンジンの生産数量・取引数量は一緒ですが、物価だけ異なります。 太郎さんは、肥料代を値上げし、総額80円となりました。 花子さんはそれに伴い、ニンジンを値上げし、150円にしました。 2005年のGDPは、 GDP=80円+(150円-80円)=150円 となります。 さて、ここで、GDPデフレーターはどうなるかについてです。 2000年のGDPは100円だったのに、2005年は150円と1.5倍になってます。 ところが、2005年は、ただ物価が上がっただけで実際には、2000年と同じ取引数量です。 従って、物価が2000年と同じだったとすれば、実質的なGDPは、2005年も100円です。 要は、物価が150円÷100円=1.5倍に上がったということになります。 このような物価の上昇率を表すのが、GDPデフレーターです。

727hana
質問者

お礼

すばらしい回答に感動の一言です。 本当に有難うございました。 すばらしい回答に感動のし、まだ手がふるえています。

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