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人工淡水って市販されていますか?

サークルの実験で海水魚を淡水で飼う実験をする予定なので、人工淡水を買いたいのですが、どこに売ってるものなのか・・・それとも人工海水みたいに自分で簡単に作れる人工淡水の素らしきものが市販されているのか全然見当がつきません。一体どこに行けば手に入るのでしょう・・・?

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  • japonicus
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回答No.9

魚類の体表には塩類細胞というものがあり、ATPを使って能動的に塩類交換を行っています。ということは、塩類細胞の数で塩分耐性が変わるという事です。 塩類細胞の数が少ない状態で淡水魚を海水に入れても浸透圧差などにより死んでしまいますが、生命は環境に適応する能力がありますので、塩分濃度の上昇につれて増殖する塩類細胞に合わせて徐々に塩分に慣らせば、淡水魚であっても海水で生活できる場合があります。メダカなどは比較的容易に海水に適応できます。 逆に海水魚を淡水に慣れさせるのは、容易ではありません。しかしウナギや鮭、鮎などが海から川へ上れることからしても、不可能ではありません。ただし、全ての海産魚が淡水への適応能力があるわけでは無いことも忘れないで下さい。魚種によりその能力は様々です。 鮭や鮎なども遡上の際には河口で待機して徐々に体を淡水に慣れさせますので、実験の場合もゆっくりゆっくり慣れさせて下さい。無茶な実験で殺生しては魚も報われませんから。 質問の主旨とずれましたが、ご参考になれば。

meetball
質問者

お礼

また教えていただき、ありがとうございます。塩類細胞の変化に合わせて慣らすんですね。そういう適応ぐあいを見るのは大切なことですよね。今日の話し合いで、水替えの際に血液の浸透圧を測定して、適応しているかどうか見ることにすると決まったのですが、塩類細胞も簡単に観察できるなら、解剖の時以外のチェック項目に入れるように提案したいと思います。今の所、供与魚としてはゴンズイ、フグ、メジナがあがっていますが、適応能力の高い成魚は大きくてたくさん飼えなさそうなので、考え中です。

その他の回答 (8)

  • ZAZAN
  • ベストアンサー率38% (287/748)
回答No.8

人工淡水というものもあるようですね、勉強不足でした。 実験の内容にもよりますが、微生物でも扱うのでなければjaponicus様の言われるように人工にこだわるよりも条件を一定にすることが大事に思えます。 現在人工海水で飼育されているのであれば、そのベースとなった水を使うべきでしょう。 どのような実験をどれくらい厳密にやるかですね。

meetball
質問者

お礼

条件を一定にすることが大切なんですね。今日の話し合いで、人工海水に水道水の汲み置きを加えていき、1/10ずつ塩分濃度を下げることになりました。人工淡水は使わないことにしました。

  • japonicus
  • ベストアンサー率37% (97/256)
回答No.7

海産魚の海水飼育と淡水飼育が生存性に及ぼす影響を調べるのだから、水道水の汲み置き水を入れた水槽をふたつ用意し、一方はそのまま、もう一方は規定どおりの濃度で人工海水の素を溶かして、同じ魚種を入れて比較すればよい。 一方は人工海水、もう一方は人工淡水(もしあれば)、という水槽を二つ用意して比較しても、人工海水と人工淡水の成分の違いが魚の生存性にどう影響したのか、よけい分からなくなります。であるなら、両者共通して水道水の汲み置き水ベースで実験すれば、比較が容易です。

meetball
質問者

お礼

あなたの説明は、今日の話し合いで、とても参考になりました!そして決まったのは、人工海水を水道水の汲み置き水で薄めていくことになりました。

noname#9462
noname#9462
回答No.6

訂正 淡水:1リットル当たり60ミリグラム(0.06グラム)の人工海水を加える。

noname#9462
noname#9462
回答No.5

実験のためには、不確定要素を除くために、海水も淡水も人工的に作ります。 蒸留水またはイオン交換水に市販の人工海水(粉末)を溶かし、エアレーションと温度調整をしてから使います。 海水:説明書通り人工海水の粉末を加える。 淡水:1リットル当たり30ミリグラム(0.03グラム)の人工海水を加える。 蒸留水やイオン交換水のまま淡水として使うと、新しいうちは酸素も含まれていないので、酸欠になることがあります。 水を急に換えると魚は死んでしまいますから、海水から淡水へ徐々に変えることを考えたほうがいいですよ。

meetball
質問者

お礼

わざわざ訂正までして頂いて、ありがとうございました。人工淡水の作り方がとてもよく分かったので、これからは「人工淡水」という単語に縛られることなく実験できそうです。塩分濃度の変化は、1/10段階法で、最初人工海水を用い、汲み置きの水道水で1週間ごとに濃度を10%ずつ落として、最終的に淡水にしたいと思います。

  • hagfish
  • ベストアンサー率60% (52/86)
回答No.4

確かにアマゾン川の水を再現する水質調整剤などは熱帯魚店などで多数売られています。しかし、それが現地の水になるかははなはだ疑問が残るところです。なぜかというと日本の水にそれを足した場合、日本の水に多く含まれている成分は減ることはないのですからね。基本的にそのような実験の場合、あまり気にせずカルキを抜いた水道水もしくは天然の採集水を使えばいいと思いますよ。日本の水は中性に近く軟水であるため、比較的飼育水に適した水ですので 私も関西の某私大のクラブで展示会のために淡水・海水魚を多く飼育しましたが水については海水魚では気を使うことはあれど、淡水魚に関してはあまり気を使った覚えはありません。外国では硬度が高いため、淡水の水質にも木を使うことがあるらしいですがね

meetball
質問者

お礼

淡水の硬度まであるんですか・・・そこまで考えていませんでした。ところで、人工淡水は使わないことに決まりました。かわりに、人工海水を汲み置きの水道水で薄めていきます。サークルの活動範囲ではあんまり厳密なことは考えないみたいです・・。機械も研究室のものはあるのに貸してもらえず・・・。残念です。

  • ZAZAN
  • ベストアンサー率38% (287/748)
回答No.3

人工淡水というものは聞いたことがありません。 淡水とは真水のことですから、普段我々が口にするあの水のことです。 実験用に混じりけのない水が必要であれば蒸留水、純水、超純水と順に純度の高いものを使います。蒸留水程度であれば装置を自作することもできますし、(厳密には別物ですが)精製水が薬局に売られています。 しかし純水が必要であれば http://www.yamato-net.co.jp/products/kagaku/water/ こういった専用の実験機器が必要になります。 ただし、超純水で淡水魚を飼おうとしても水の純度が高すぎて害があるそうです。 海水魚を淡水で飼う話は何度か聞いたことがありますが、塩分以外で浸透圧をあわせてやって淡水とするタイプや、長い時間をかけてだんだんと濃度を下げるタイプなどがあります。 どのような実験化は存じませんが、普通の海水魚を淡水に入れるだけではほぼ確実に死ぬだけですよ。

参考URL:
http://www.yamato-net.co.jp/products/kagaku/water/
meetball
質問者

お礼

超純水はより科学的ですね。うちの大学にあるので使えます。水道水の塩素を考えると、使ったほうがいいのかも知れません。では、超純水に人工海水とかの粉をまぜたら死にますか?はい、死ぬ可能性は高いです。しかし、グッピーは10日かけて1/10段階法という、24時間ごとにグッピーの環境塩分濃度の10%づつ上げて行けば成魚なら100%海水になるまで1尾も死ななかったというデータがあると「魚の環境適応」という大黒トシ子さんの本に書いてありました。だから、納得するまでやりたいと思います。長い時間てどれくらいですか?

  • md-81
  • ベストアンサー率27% (190/685)
回答No.2

淡水魚というのは 池とか川にすんでいる魚ですね。 その代表として 金魚を挙げて見ましょう。 金魚の飼い方を調べれば 淡水がどうやったら 入手できるか わかりますよ。 水道の水を 汲んで 2,3日 置いておくだけなんですけどね。

参考URL:
http://www.fish.metro.tokyo.jp/kingyo/kingyonokaikata/
meetball
質問者

お礼

金魚の飼いかたは、今日の話し合いをするうえでとても参考になりました。各水槽ごとの飼育尾数、水替えの頻度など、実験の計画書を完成させる上で重要な点が簡単に説明されていたので、ホームページをコピーして持っていったら皆にとても喜ばれました。

  • hagfish
  • ベストアンサー率60% (52/86)
回答No.1

海水成分は比較的安定しており、世界共通のものを作ることができます。しかし、淡水は水系によっても成分がばらばらですのでそういう製品は難しいと思います。基本は天然採水ですね。 サークルの活動ですか?それであれば、研究内容の発表会などを行うのでしょうか?非常に興味がありますので日にちなどが決まっていたら教えてください。

meetball
質問者

お礼

非常に興味があると言って頂くと、とても勇気付けられます。今はまだ研究の計画書を作る段階なので、あと2つ計画があって、はっきりこの研究と決まった訳ではないのですが、学連研究発表会と言って、一年に一回行われます。今年は私達の研究ではありませんが、来年やります。去年は11月27日だったので、今年もそれくらいだと思います。E メールアドレスなど教えていただけたら、また連絡しますが。

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