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大衆国民風俗用語としての巨乳の歴史的変遷について

ちょっと眉をしかめるかたも多いかと思いますが、純然たる大衆国語の変遷という意味で知りたいのでこちらに投稿させていただきました。 新しい風俗やことばが生まれれるたびに毎回、道徳観が死んだ、国語が死んだ、と言われつづけていますが、長い人間の歴史の中で変化が起こらないほうが死んでいるのであって、国語が死んだ、と息巻いているおエライかたが古語を話さず現代口語をしゃべるさまは滑稽に思うんです。 そこで誠に汗顔至極な質問ではありますが、 「野田社長、巨乳ビジネス失脚」などと最近のお堅いニュースでも話題になりましたここ十数年の「巨乳」という単語は最初の頃はいやらしい印象やおどろおどろしい化け物のような印象でしたが、もう今はすっかり一般的な単語で花も恥らう女子生徒も平気で口にするようになった感じです。 巨乳という単語が登場する以前は、デカパイ、などと呼ばれていたのを覚えています。 デカパイ、の時代は80年代ごろでしたでしょうか。 その当時、ボインなどと口にすると、古くておやじくさい、いやらしい、といった嫌悪感を指摘されて、女子でも平気で「でかぱいちゃん」などとお茶目に口にして平気な時代でした。 私がはっきり覚えているのは、月亭可朝のボインの歌以降なのですが、この当時は、どこもかしこもボイン、だった記憶で、当時としてはわいせつ感を払拭した、折からのウーマンリブの台頭に合わせたかような健康感や女性の積極的な主張がこめられた単語だったように思います。 そこで、月亭可朝のボイン、以前の大衆単語として、大きなバストを指すことばの変遷が気になったのですが、どんな歴史的変遷がありましたでしょうか? 当時を知る年配の方や、歴史風俗に詳しいかた、どうかこのまじめに変な質問によろしくおつきあいいただけましたら幸いです。

みんなの回答

  • Diogenesis
  • ベストアンサー率49% (859/1722)
回答No.4

#3です。 先の記述は若干不正確でしたので補足・訂正させてください。 現代用語の基礎知識によると 大橋巨泉による「ボイン」の使用は1967年とされています。 また月亭可朝の「嘆きのボイン」は1969年の発売です。 一方,下記のサイトの主によれば1963年当時 すでにボインという表現が雑誌の見出しなどに登場していたとのこと。 大橋巨泉はボインの普及に貢献しただけであって, 発案者というわけではなさそうです。   MY巨乳史ゼロ/追憶のルーツへの旅/前編   ttp://www2s.biglobe.ne.jp/~Macky/history00.html   (画像が多数含まれるので直リンクはしません) ついでながら 広辞苑を調べてみると以下の記載がありました。   ぼいん  女性の乳房が豊かなさまをいう俗語。 1991年発行の第四版にこの項目は見あたらないので, 現行の第五版から採用されたもののようです。 話は変わって 歌麿の北国五色墨(北国は吉原のこと)という連作の中に 胸をはだけて豊かな両の乳房を露出した女を描いた 「てっぽう」という作品があります。 http://www.blueorange.co.jp/title1/title-1-0.htm てっぽうが乳房の形状を指すのか, 乳房の露出を形容しているのか, はたまた他の意味なのかは判然としませんが, 砲弾型の乳房のことを私は勝手に「てっぽう乳(ちち)」と呼んでいます。

altosax
質問者

お礼

おお、昭和30年代後半がボインの誕生ですか。 5,6年経過してテレビに流布されて、約30年経って広辞苑への殿堂入りなのですね。 砲弾型というのは、差し乳(さしぢ)に該当するものとは違いますか?

  • Diogenesis
  • ベストアンサー率49% (859/1722)
回答No.3

ボインについては 1970年前後,大橋巨泉が朝丘雪路とともに11PMの司会をしていた折に 朝丘の胸をボインと呼んだのが最初と伝えられております。 月亭可朝の歌はその少しあとでしょう。

altosax
質問者

補足

思い出しますねえ(^^;) 親に隠れてこっそり見てました。。。 本題のボイン以前の大衆国語はどんな状況でしたか?

  • nemosan
  • ベストアンサー率22% (582/2598)
回答No.2

マリリン・モンローに代表される、身体の凹凸の多い女性のことを「グラマー」と言って讃えた時代がありました。 さらに日本人のように身長が低い場合は、「トランジスター・グラマー」と形容。 ちょうど、ソニーのトランジスターラジオに始まる、小型電器製品が日本製品の代名詞の時代だったと思います。

参考URL:
http://www.fashion-j.com/mt/archives/001265.html
altosax
質問者

補足

子供の頃良く親の口から出たトランジスタグラマーを思いだます(^^) ところで、グラマー、は乳房の大きさとイコールで用いられていましたでしょうか? どちらかというと全身から発散する色気ではなかったかと。 つん、ととんがった乳房は刺し乳、などと言っていましたが、これは大小ではなくて、形状についての単語ですよね。 ボイン以前の「大きな乳房」の情報をご存知でしたらどうぞよろしくおねがいします。

回答No.1

思い切り古い話で恐縮です。 万葉集の時代、今で言う(?)ボン・キュウ・ボンの体形はスガルオトメと言われ、多婬の象徴の様に言われ、忌み嫌われていました。スガルとは、蜂のことです。これを恥じて自害した真間のてこなの伝説が残っています(現千葉県市川市)。

altosax
質問者

お礼

早々にどうもありがとうございます。 真間にこんな伝説があったとは知らず普通に行き来してました!! 多分ゆかりの史跡か何かあるでしょうからこんど行った時知人に聞いてみます! 蜂はたしかに素敵なボディですね。 みとれて無用心に近づくと刺されることも関係していそうですね。 とても勉強になりました。 ところで今思い出しましたがこの時代からたらちね、という単語が有名ですが、よく母乳が出る、とは聞いていましたが、いわゆるボインのように、乳房が大きい、という意味はあったのでしょうか? 万葉集に合わせてどうかよろしくおねがいします。

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