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風袋引きとゼロ点補正
非常に基礎的な質問なのですが、秤量するときの風袋引きとゼロ点補正のちがいがわかりません。どなたか教えてください!
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風袋引き・・・風袋すなわち容器の重量を先に測定して記憶しておき、以降の重量測定時にその風袋(容器)重量を差し引いた重量(つまり正味重量)を表示すること。 ゼロ点補正・・・荷重のない状態で、秤そのものの無荷重状態をゼロと置き直すこと。厳密には重力加速度等も考慮する。 というのが私の回答です。 具体的には、 なにも乗せない状態で、表示を0にすることがゼロ点補正(無荷重をゼロと認識させること)です。 風袋引きの方は、液体や粉体など容器を使わないと測れないものによく使われます。 あらかじめ空の容器を秤に乗せます。そこで「TARE」などと書いたボタンを押します。そうすると、容器の重量がクリアされて容器を乗せた状態で0となります。このあと容器内に計りたいものを入れると、その重量を表示します。 例えば、100gの容器があって、水を50g計るとします。 ゼロ点補正して水の入った容器を乗せると150gを表示します。 風袋引きを使う場合は、容器を乗せて風袋引き(TARE)のボタンを押します。これで、容器の重量100gが記憶されました。そのあと、水の入った容器を乗せると、50gと水だけの重さを表示します。 なので、何も乗せない状態で風袋引きにすると、ゼロ補正と同じコトになります。
その他の回答 (1)
現在の電子式上皿天秤におきましてはその違いはありません。 昔機械式天秤だった頃には風袋引きはゼロ点を大きく変動させる装置で、精密なゼロ点あわせは光学的に行っていました。大変でした。--;) なにも乗せずに計量ボタンを押せばゼロ点ですし、何か乗せて計量ボタンを押し、多分もう一度押すと、風袋引きでゼロに合わされるはずです。
お礼
昔は大変だったんですね。技術の進歩に感謝です。これですっきりしました。ありがとうございました。
お礼
絵に描いたようによくわかりました。ありがとうございました。