- ベストアンサー
第二外国語が苦手な理由
20代半ばの女です。英語は、現在トイックで700点ちょいあります。海外在住経験はなく、ひとえに大学受験の時に頑張った結果です。 悪い数字ではないと思うので、語学はそこそこ得意科目なのかな、と思っていました。 ところが、最近勉強を始めたドイツ語が、まるでダメなのです。文法も単語も何度も書いて覚えるのにすぐ忘れてしまうし、ちょっと長文になるだけで全く読めません。まず辞書を引くのに他の人の何倍も時間がかかってしまうし、文の構成もつかめません。 英語は覚えられたのにドイツ語が覚えられない原因を自分なりに考えてみたところ、 1.ドイツ語自体が難しい言語である 2.10代の頃にくらべて記憶力が落ちている 3.何か言語学的に「第二外国語」が学習しにくい理由がある 4.単に私の努力不足(でも英語を学んだ時と同じくらい努力してるつもりではあるのですが……) などが思いつきました。 正しい原因としては、どんなものが考えられると思いますか? とくに1番、3番のような理論が実在するのかどうか知りたいです。
- みんなの回答 (17)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
とても興味あるご質問ですので、自分なりに思った事を書きます。 一番の原因は、ドイツ語を始めた動機によると思うんです。 ご自分では英語と同じ努力をしていると思っても、受験時と現在とではそのモチベーションが全く違うと思われます。 悪く言えば、べつにドイツ語ができるようにならなくても、大学に落ちると言うような大きな出来事がないからです。 お読みになりたい分野の本と言っても、べつに半年後にそれができるようにならないからといって、何の苦しみも罰則もないですよね。同様に、瞬時に大きな喜びを味わえるものでもありません。 もっと死ぬ気で、もしお勤めでしたら、家にいる時間はほとんどドイツ語に費やすぐらいの凄まじいエネルギーがないと、なかなか上達は遅いと思われます。 二つ目には、seinzeitさんは英語がとても出来る方ですので、それを基準にドイツ語を考えてしまい、「このぐらいやればこのぐらいのレベルに達するだろう」という固定観念を持っていると思われます。 したがって、常にご自分の英語力や、英語をマスターした時の実力と比較してしまい、すぐに結果が出ないといってそれがあせりになり、苦手意識をもってしまったと感じます。 しかしご自分でも忘れているだけで、実はおそらく、英語も相当な基礎練習の上に今の実力があるのです。 そのため、「英語のようにドイツ語も程なくマスターできる」という誤解、錯覚を生み、いたずらに難しいレベルから始めてしまっているのではないでしょうか。 もっともっと、基本的な部分からみっちりやる必要があると思います。 一言で言えば、ご自分の英語力を意識しすぎるあまり、少しあせったと言うか、ペースが速い、あるいは基礎をおろそかにして勉強を続けているのではないかと推測します。 「最近勉強を始めた・・」とおっしゃっているのに、「ちょっと長文になると読めない・・・」とは、あまりにも早すぎる展開ではないでしょうか(^^)。 長文なんてまだまだ先のことだと思います。 まして、みっちり文法をやれば、ドイツ語は英語より論理的ですので、辞書があれば簡単な文なら読めるようになると思います。 >辞書を引くのに他の人の何倍も時間がかかってしまうし ・・って、それは始めたばかりなんですから当然ですよ。 ドイツ語の達人と同じ速さで引けちゃったら、彼らの立つ瀬がありませんね。 >文の構成もつかめません。 単に基礎力不足だと思います。 参考書の最初からじっくり読み直して、確実にモノにしてください。 「デアデスデムデン」とか、動詞の格変化とか、何度も声に出して覚えるしかないです。 >1.ドイツ語自体が難しい言語である 英語よりは変化に富んでいるので最初は大変ですが、覚えてしまうと、変化している分、文の構造など把握しやすいです。 >2.10代の頃にくらべて記憶力が落ちている 論理的にはそうかもしれませんが、あまり影響はないと思います。 >3.何か言語学的に「第二外国語」が学習しにくい理由がある 学習しにくいのではなく、それは最初に書いた「モチベーション」の問題です。 「○○語で○○できたらいいなー」程度では、なかなか受験時のような集中力や忍耐を発揮する事ができません。 (私も嫌というほど経験済み^^;)。 それでも、結果をあせらず勉強を続けていく事が大切だと思います。 >4.単に私の努力不足(でも英語を学んだ時と同じくらい努力してるつもりではあるのですが……) 上に書いた理由で、たんに「つもり」だけですね。 長々とすみません。 英語がそんなに得意な方です。 一度コツをつかんじゃうと、どんどんマスターしていくんじゃないかと思います、やはり語学ができる人はうらやましいです!(^^)
その他の回答 (16)
seinzeitさん 私は英語とドイツ語を学校で習いました。ドイツ語は大学で4年間(専門外語)でしたが,卒業後は専ら英語を仕事で使っていました。 私の経験から感じるのは,ドイツ語のほうが英語より難しくないのでは,と言うことです。英語のほうが触れていた総時間数が長いのですが。 先ず,1.3.は原因としては,私には全く考えられ ないのです。 4.ならあり得ると思いますが。今新しい言葉に取り掛かっていますが,記憶力の減退はいがめません。 学習方法の工夫が必要かも知れませんが。
お礼
ありがとうございます。確かに、ドイツ語は文法自体は英語よりも単純ですね。活用が多いぶん、覚えなければいけないことが多くなってしまいますけど。 今の自分の記憶力に合った勉強法を工夫してみます。
- choujyasan
- ベストアンサー率18% (3/16)
英語がある程度得意でいらっしゃるなら、英語でドイツ語を勉強してみてはいかがでしょうか。 ドイツの模範的?な週刊誌シュピーゲルのサイトは同じ記事が英語とドイツ語で書いてあるものが出ています。両方比べていくといろいろと見えてくるのではとも思うのですが。 http://www.spiegel.de/ もう一つ下記のサイトでドイツ語のいろいろな辞書や無料の電子辞書、ドイツ語を読んでくれるサイト等が紹介されています。 紙の辞書でなくこれらを使われる事もお勧めです。 http://blog.livedoor.jp/sakaiyuuki/ http://www.sakaiyuuki.com/ 後、同じ本を日本語、英語、ドイツ語の紙の本とそれぞれの完全朗読版のCDを揃えてもいいかもしれません。 私はハリーポッターの1で上記の全てを揃えました。
お礼
なるほどー。確かに日本語を介するよりも、英語と比較したほうが覚えやすいかもしれませんね。試してみます。どうもありがとうございました。
- shangyan
- ベストアンサー率41% (117/284)
私にも経験があります。新しい言語を学びはじめたとき、単語も文法もなかなか覚えられず、自分は頭が悪いのではないか、記憶力が落ちたのでは…と思いました。ですが、学習を続けるうちにすっと頭に入るようになるときがやってきました。 自動車の運転を考えてみれば分かると思います。できるようになればとても簡単ですが、最初は、ハンドルやクラッチの操作、道路状況の判断、標識の意味の理解…、一つ一つに注意を払わなければならず、結局、処理しきれず、誤操作したり、のろのろ運転になったりすることがあります。 新しい言語は新しい情報だらけですから、どう情報処理してよいのか頭の中でまだ回路ができていないのだと思います。音声とスペルを結びつける回路、意味と音声を結びつける回路…さまざまなものが必要です。経験も足りないし、学習方法も確立していないという状況でしょう。 ひとつ気になったのは「ちょっと長文になるだけで全く読めません。まず辞書を引くのに他の人の何倍も時間がかかってしまう」というくだりです。 私なら初級の時に辞書は使いません。教科書に出ている単語を覚えて使うことに重点を置きますし、そもそも「読む」というのはすこしレベルの高い作業です。「聞く」「話す」能力はそれに見合うだけ育っているのでしょうか?レベルに合っていない学習をされているのではないかという気がします。#2さんのいう4ではないでしょうか。 英語だって始めたときから難しい文章が理解できたわけではないと思います。簡単なものから段階を踏んで難しいものも理解できるようになったと思います。 中上級者の学習の仕方と初級者の学習の仕方は違いますから、すでに高いレベルに達している英語と同じようには勉強できません。 例えば、中上級者であれば目標言語の単語に日本語による訳を書いただけで簡単に覚えられますが、初級者には難しい作業です。初級であれば、映像と結びつけて覚えるとか、語呂合わせの日本語から連想するイメージをつくって覚えるといったやり方のほうが記憶に残るそうです(中上級者には逆に有効ではないそうです)。 一般には一つ外国語を習得すれば、次に新しい言語を習得するスピードは速くなるといいますから、うまく学習を続けていけば、そう遠くない日にすっと頭に入るようになる日が来ると思いますよ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 本当に、「こんなに私って頭悪かったっけ?」という感じです。 長文のテキストが自分の得意な勉強法と合っていないのかもしれません。文法や単語を固めてからのほうが自信がつくかもしれませんね。がんばります。
- hakkoichiu
- ベストアンサー率21% (250/1139)
No.2です。 礼の欄のご投稿拝見しました。 脳味噌はそんなに単純なものではないと思います。 無限大に近いのではないでしょうか。 やる気と要領でしょう。 熟達されんことを祈っています。 可能になったらTrilingualです。
お礼
ありがとうございます。 まだまだ記憶力は大丈夫ですね! 頑張ります。
- hakkoichiu
- ベストアンサー率21% (250/1139)
興味、関心、必要に迫られていない。 1.英語が出来たのなら格変化が複雑でも覚えられる。 2.まだまだ記憶力は大丈夫。 3.仰る意味がよく分かりません。 4.努力不足と言うより、勉強方法の要領とは考えられませんか。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >3.仰る意味がよく分かりません。 については、 たとえば変に英語と似ているせいで英語と混同してしまって覚えにくくなるとか、 脳のキャパシティ的に2つまでは大丈夫だけど3つ以上になると急に難しくなるとか、 そのような説があるのかなーと思いました。 興味ある分野の本がドイツ語で書かれたものばかりなので学びたいと思ったのですが、やはり大学受験の時ほどのモチベーションにはなっていないのかもしれませんね。
- KimJongIl
- ベストアンサー率29% (159/536)
ドイツ語やフランス語の方が 文法がはっきりしていて 英語よりも学びやすいと思います。 【所詮第二外国語】と心の底で思っているからではないでしょうか? それか、幼い頃から英語に慣れていたとか。 余談ですが、 旧フランス植民地のアフリカの多くの国などでは今でも第一外国語ですよ。 ヒトラーがWW2に間違って勝利していたら、ドイツ語が第一外国語になっていたかも知れません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 幼い頃から……はありえません(笑) でも確かに、英語を学んでいたときほど切迫していないっていうのはあるかもしれませんね。
- 1
- 2
お礼
ご回答ありがとうございます。 長文読解は、文法の教科書と平行に学べる初心者用のテキストを使用しているので、特に背伸びしすぎ、ということはないと思います。 でも、確かに焦りすぎてるのかもしれませんね。勉強のやりかたを見直してみます。