• 締切済み

アミノ酸培地

さまざまな種類のアミノ酸を培地にして細菌を培養しました。 この結果、各アミノ酸ごとに数や色に違いが出ました。 例えば、グルタミン酸は数が少なく、フェニルアラニンは多くコロニーが見られました。 アミノ酸はそれぞれ代謝中間体に分解されるのに、数や色が異なるのはどうしてなのでしょうか。 最終的に同じになるのでは?とおもうのですが・・・・。

みんなの回答

  • lone_lynx
  • ベストアンサー率41% (78/188)
回答No.3

#2です 2次代謝産物とは、例えば乳酸菌の出す乳酸とか、緑膿菌のフルオレセインとか、O157のベロ毒素とか... あと菌の臭いなんかは、菌が放出した有機酸がもとですし。 菌が生体活動の中で菌体外に放出したものが2次代謝産物といわれるものです。

  • lone_lynx
  • ベストアンサー率41% (78/188)
回答No.2

窒素源は添加したアミノ酸だけですか? pHは合わせましたか? アミノ酸といっても、含硫アミノ酸もありますし、フェニルアラニンはインドール環を持っています。グルタミン酸はそのまま溶かせば酸性です。 菌は、自分の周りにある炭素源と窒素源を資化してエネルギーを得て、2次代謝産物を放出します。資化する経路は同じでもそこで放出される代謝産物は、資源によって異なって当然です。コロニーの色は、2次代謝産物の色ですから、色が変わっても不思議はないでしょう。 また、菌の生育条件の中で、pHは大きなファクターの一つです。酸性アミノ酸や塩基性アミノ酸を使った場合、pHを合わせなければ、生育条件が他のアミノ酸と異なってしまいますから、コロニー数に差が出るのが自然でしょう。 ところで、コロニー数に差があったというのは、どのくらいの差ですか? 微生物の世界では、1桁違わないと差があるとは言いませんよ。10個と100個は差がありますが、100個と200個ではばらつきの範囲内です。

irawamih
質問者

お礼

遅くなりましたが、回答ありがとうございました。 窒素源・炭素源はアミノ酸のみでした。アミノ酸を唯一の窒素源・炭素源として増殖の過程を観察する実験でした。 コロニーの差は、グルタミンとフェニルアラニンでは一桁の差はありました。他のはその間くらいです。(正確な数はわかりませんが・・・) それと、基本的なことなのかもしれませんが・・・二次代謝物とは、たとえばどのようなものですか?

  • weevil
  • ベストアンサー率31% (7/22)
回答No.1

各種類のアミノ酸は、すべて代謝により別のアミノ酸に変換できる訳ですが、種類によってこの能力を欠くものが居ます。 例えば人間の場合17種類のアミノ酸の幾つかは合成できません(そのため体外から摂取する必要があり、必須アミノ酸と呼ばれています)。 これは細菌にも当てはまり、特定のアミノ酸の代謝能力を持たないか、非常に弱いため、該当するアミノ酸の入っていない培地では、生育しないものが生じます。また、代謝の際にA→B→Cの様に中間代謝物がある場合にB→Cの反応が起こらなければ、Bがどんどん溜まっていくこともあります。(色の違いが出るかはよくわかりません) アミノ酸だけでなく、糖、有機酸、金属塩等を変えても違いがでます。細菌の種類を見分ける基本的な手段でもあります。

関連するQ&A

  • アミノ酸を含まない細胞用の培地。

    現在、大学の研究室で細胞を用いて分子生物的な実験を行っています。 細胞用の培地について質問させて下さい。 主にHeLa細胞を、SIGMAのD-MEM(D6046)という培地で培養しています。赤色でグルコース1000mg/Lです。さらに抗生物質と10%FBSを加えています。 今度、アミノ酸を含まない培地を用いて細胞への影響を見たいと考えております。ただ、市販されていなく、どのようにしてこのような培地を用意すればよろしいでしょうか。500mLあれば十分です。 アミノ酸を含まないD-MEMを特注すると5万円かかり、しかも10L程という量の多さです。 同じような実験をしている人の論文では「アミノ酸フリーの培地を使った」としか書いておりません。 自分で試薬をまぜて、培地を作ることも検討しております。単純にアミノ酸だけ加えない場合、電荷や浸透圧などに影響はありますか。このあたりのことがよくわかりません。また、FBSはどうすればよろしいでしょうか。 お時間ございましたらお答えください。よろしくお願いします。

  • 寒天培地の種類について

    細菌培養の研究を行おうとしているのですが、 今回使う培地が『Tripticase Soy・サブロー寒天培地』 というものなんですが、 この特徴がわからないので教えて教えていただけますか? 出来れば、他の培地の種類やそれらとの違い、 またそれらをどのような文献で調べればよいか、などの調べ方も教えてください。 お願いします。

  • コロニーの色

    はじめ、ピンク色をしていたコロニーをとり、新しい培地で培養したところ白(半透明?)のコロニーとピンクの二色になったり、黄色など別の色のコロニーに変化しました。 これはどうしてなのでしょうか? はじめピンク色をしていたコロニーに何種類かの細菌があったのか・・それとも色が何らかの理由により変化したためなのでしょうか?

  • 各培地で微生物のコロニーが着色するしくみを教えてください

    初めまして。早速質問なのですが、特定の微生物を培養するための培地(例えばDHL培地、TCBS培地など)につきまして、コロニーの着色、あるいは形状から微生物の種類を特定すると思うのですが、その特異的な着色をさせる仕組みを教えてください。 培地によって異なるかと思いますので、とりあえず、上記のDHL培地、TCBS培地でサルモネラ属、ビブリオ属を培養した場合にそれぞれの微生物のコロニーが特定できるのはどのような仕組みによるものなのか教えてください。 よろしくお願いします。

  • 一般細菌

    食品の検査で「一般細菌数」というのがあるようですが、 「一般細菌数」とはなんでしょうか?これ用の培地の組成を見たところ、酵母なんかもガンガン生えてきそうな気がします。 それと、「混釈培養」と「塗抹培養」の目的や用途の違いを教えてください。 例えば単コロニーを拾う時は、塗抹にしなくてはいけないはわかります。混釈した場合と、塗抹した場合は、理論的に、出てくるコロニー数は一緒なのでしょうか? よろしくお願いします。

  • 細菌の寒天培養

    高校の科学部で、身近な細菌を調べることになりました。 寒天培地で培養してできるコロニーから判定する際の参考に、代表的な細菌のコロニーの特徴を記した、資料(写真)などが載ったサイトを探していますが、意外と見つかりません。 (培地の作り方や、培養方法などはみつかるのですが) どなたか、ご存知でしたら教えて下さい。 食中毒を起こすような細菌の資料があるとうれしいです。 一応、嫌気性細菌を培養するための設備もあります。

  • 黄色ブドウ球菌について

    黄色ブドウ球菌を扱って実験を行なっているのですが、マンニットソルト培地にコロニーが出来ません。最初のころにマンニット培地ではコロニーが出たのですが、最近マンニット培地で培養してみるとコロニーが出ませんでした。通常は普通寒天培地で実験を行なっていました。細菌は黄色ブドウ球菌しか扱っていません。 これは、黄色ブドウ球菌じゃないということでしょうか!? 例えば、黄色ブドウ球菌は表皮ブドウ球菌に変わるとか・・・ ありえるんでしょうか!? 知っている方教えてください。

  • コロニーを形成しない微生物の分離

    今、液体培地で集積培養を行っているのですが、固体培地にコロニーを形成しません。 コロニーを形成しない微生物を分離、純化することは可能なのでしょうか。 集積培養の培養液の中には硫黄酸化細菌がいると予測できるのですが、純化の方法がわかりません。 教えてください。お願いします。

  • 細菌の培養について質問です。

    大学の研究で昆虫の腸内細菌を培養しています。 課題としては菌体を液体培養し、そこから酵素を抽出するというものです。 まずこの細菌の種の特定も視野に入れて研究しているので シングルコロニーを得るために寒天培地で培養しました。 その結果、寒天培地では培養が可能でしたが その後寒天を除く同じ組成の液体培地では培養ができません。 寒天培地では培養可能で、液体培地では培養不可能という菌が 多数存在するのは知っていますがどうにかして培養したいのです。 どなたかアドバイスをお願いします。

  • 液体培地による酵母の保存

    こんにちは。早速質問です。 あるタンパク質をコードする遺伝子を導入したプラスミドをもつ酵母について、プレートにまいた酵母のシングルコロニーを液体培地に移して前培養しました。この後、一部を発現培地に移したのですが残った液体培地は4℃で保存しておけばしばらくの間は使うことができるのでしょうか?プレートでは2~3週間でプラスミドの脱落が見られました。プレートと液体培地は同じ成分で、寒天が入っているかどうかの違いです。