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高速液体クロマトグラフィーで‥

こんにちは。疑問に思っていた事を質問します。 あるサンプル(未知資料、混合物)を液体クロマトグラフィーで、UV検出器を 使用して測定しているのですが、低波長側(210nm程度)で流した場合と、 高波長側(260nm程度)で流した場合でピークの数が変わります。 低波長側で流した場合の方がピーク数が多くピークが大きいようです。 UV吸収の無いとされているアミンも、210nmで測定するとピークが出るようです。 低波長側で測定するとモル吸光係数が無かったり 低いとされている官能基しか持たない物質でもピークが出るのはどうしてでしょうか? UV吸収が無くても低波長側は長波長側と比較しベースが上がるのでしょうか? お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願いします。

  • 化学
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質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • bonjovi
  • ベストアンサー率60% (27/45)
回答No.1

測定波長が260nmの時よりも210nmの時の方がピーク数が多いのはおそらく260nmに吸収をもたず、210nmに吸収をもつ成分が含まれているからではないかと思います。また化合物のUV吸収は波長により、その吸光度は変化します。したがって、液クロで測定する時、波長を変化させると、ピークの大きさは変化します。 >UV吸収の無いとされているアミンも、210nmで測定するとピークが出るようです。 これについてはよくわかりませんが、もしかしたら溶媒の影響かもしれません。溶媒が210nmで吸収を持つとき、アミンのピークは吸収を持たないので負のピークとして現れますが、まずなさそうですね。

sonomi12
質問者

補足

ありがとうございました。 液クロで不純物を測定するとき、どの波長で見るのが 一般的なのでしょうか?多波長で見た方がもちろん良いと思いますが、一カ所選ぶとするとどの辺でしょうか?教えてばかりですみません。

その他の回答 (4)

  • genomu
  • ベストアンサー率33% (5/15)
回答No.5

こんにちは、三次元検出器の出る前は目的物がどこに最大吸収があるのか、液クロで測定する溶媒に溶かして分光光度計で測定していました。目的物測定のための波長選択なら高波長側でマトリクスの吸収波長と重ならない波長を選択します。不純物の量(クリーンアップがうまくいっているかどうか)の確認であるなら低波長側でみます。しかし、低波長側では溶媒の吸収があるので気をつけてください。 (同じ溶媒でも、溶媒特級とHPLC用ではまったくちがいます)

sonomi12
質問者

お礼

ありがとうございます。参考になりました。溶媒の吸収って見落としそうでした。3次元検出器、欲しいです。

  • bonjovi
  • ベストアンサー率60% (27/45)
回答No.4

液クロを使ったことがないので、他の方捕捉おねがいします(笑)

回答No.3

私の研究室では、こんな時、3次元のUV検出器を用います。3次元とは通常の時間軸と吸光度に波長が加わった機器です。 一回の測定でその成分のUV吸収も見る事が出来ます。 最近は島津やHPの機器が良く知られています。 どの波長が最適かは、どの成分を見たいかによりますが、反応の姿をよく表現できる波長を、この3次元検出器で判断しております。 一般的に低波長では、ご質問のように多くのピークがでます。もちろん、溶媒ピークも観察されます。 経験上、230~254nmの間で選択されるようです。

sonomi12
質問者

お礼

ありがとうございました。3次元の検出器は便利そうですよね。一度に見れてしかもUVスペクトルもみれますし・・・。欲しいです!ついでにMSも! 230~254nmの波長ですね、試してみますありがとうございます。

  • c80s3xxx
  • ベストアンサー率49% (1631/3289)
回答No.2

>低波長側で測定するとモル吸光係数が無かったり 低いとされている官能基しか持たない物質でもピークが出るのはどうしてでしょうか? 単にその波長で検出可能な程度の吸光係数を持っているからに過ぎません.アミンもそうですし,極端なことを言えばアルコールだってこの程度の波長なら検出可能です(感度はもちろんとても低いけど). >液クロで不純物を測定するとき、どの波長で見るのが 一般的なのでしょうか? 検出対象の吸収のありそうな波長としかいえません.それがわからないならPDA検出器でも使うか,波長を変えて何回か試すしかないでしょう.

sonomi12
質問者

お礼

ありがとうございます。感度が低いけど吸光係数がすこしあるということですね、単波長しかみれない液クロは化石ですね。ありがとうございました。

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