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オール電化の暖房について

東北地方で、オール電化の新築(45坪)を計画中です。 オール電化の暖房器といいますと、蓄熱暖房器が一般的と思われます。しかし、この蓄熱暖房器は、温度調整が比較的難しいと使用経験者からアドバイスを受けています。 そこで、電気式ボイラーの温水を各室のパネルヒーターに送って暖房するタイプで検討したいと思いますが、こちらも断熱性が半端だと、暖房能力が追いつかないとも聞いています。 実際のところ、パネルタイプは価格的なことを含め、メリット、デメリットはどういったものなのでしょうか? また、先月三菱より「エコヌクール」という温水パネル式暖房商品が発表になったそうです。これは、夜間電力を使用せず(昼間の電気で)稼働するヒートポンプ?方式とのことですが、電気料はボイラー式と比べていかがなものなのでしょうか? どなたか詳しい方、宜しくお願いいたします。

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noname#11466
noname#11466
回答No.1

>蓄熱暖房器は、温度調整が比較的難しい そうですね。このため補助暖房器具との併用が原則になります。つまり主要な部分を蓄熱式に任せ、補助としてエアコンを使うような方法です。しかしながらエアコンは寒冷地ではあまり適当な暖房器具にはならないことから難しい側面があります。 現実的には石油暖房との併用という形が一番使い勝手が良くなります。 >電気式ボイラーの温水を各室のパネルヒーターに送って暖房するタイプ 問題は容量ですね。エコキュート方式ですとかなり高効率で不足している場合は日中でも稼働できることからなんとかなりそうですが、問題は寒冷地であることです。 ただ総合的には検討の余地はあるでしょう。 >パネルタイプは価格的なことを含め、メリット、デメリットはどういったものなのでしょうか? 初期投資費用はどうしても高くなります。蓄熱式のように低価格で長期間(20年以上は使える)もつものではありません。 >先月三菱より「エコヌクール」という温水パネル式暖房商品が発表 これはあまりお勧めできません。平たく言えばエアコンの温水式ということですから、温暖な地域では有力な暖房方式でありますが、寒冷地ではエアコンのメリットが出せませんのでかなりの電力消費量になるものと思います。 >電気料はボイラー式と比べていかがなものなのでしょうか? 高いです。 簡単にいうと、 ・蓄熱式...消費電力がそのまま熱になる。  故に高価だが、夜間電力は日中の1/3程度なので結果として日中の1/3の電気代ですむ。 ・電気温水器のボイラー方式..消費電力がそのまま熱になる  こちらも蓄熱式と同じです。 ・エコキュート(ヒートポンプ)式のボイラー  メインは夜間電力でまかなうヒートポンプ式です。  ヒートポンプは消費電力は上記方式の1/3ですみ(1の電力で3の熱量を生む)、また夜間電力であることから、結果として1/9の価格になります。 ただし外気温が低いとこの効率が落ちるので外気温が7度だと1/3程度の価格にまで悪化し、それ以下だと更に悪くなります。寒冷地だと氷点下になるのでそうするとただのヒーターとしてしか機能しません。つまり電気温水器方式とかわりがなくなります。 そのため石油と併用するタイプもあります。 ・エアコン、ご質問のエコヌクールなどはどちらも同じで、外気温がそれほど低くなければ消費電力は1/3程度と灯油とあまり違いはないものの、外気温が低いと効率が落ちて氷点下では単純な電気ストーブに成り下がります。 寒冷地においては、経済的には灯油暖房にまず勝てませんが、次善の策として検討するならばエコキュートボイラー方式でしょう。

noname#12764
質問者

お礼

早速の回答をありがとうございます。大変参考になりました。 やはり、寒冷地ですといろいろと問題がありそうですね。 >外気温が7度だと… 当地は、12月~2月は最高気温が7度以下ですから、けっこう高くつきそうですね。 灯油暖房とは、FFストーブでしょうか?ボイラー+パネルでしょうか?

その他の回答 (2)

noname#11466
noname#11466
回答No.3

>灯油暖房とは、FFストーブでしょうか?ボイラー+パネルでしょうか? どちらでも同じです。機器の耐久性、初期コストの面ではFF式に軍配が上がりますが。 色々私も検討したことがあるのですが、結論をいうと寒冷地のオール電化については、 ・温水は電気温水器 ・暖房は灯油のFF式 が初期費用もランニングコスト(単に燃料代のみならず装置維持コストも含める)も最も安いと言う結論になりました。ちなみにFF式ストーブでも最近ではリモコンで複数台数の集中制御なども出来ますよ。(それをやるとコストUPになりますが) 全室暖房するには高気密高断熱計画換気という3点セットの工夫でクリアした方が自然のようです。

noname#12764
質問者

お礼

回答をありがとうございます。 結果的に灯油のFF式ですか。 再度、FFの良さも考え直して見ます。 灯油ボイラー+パネル+FFストーブ。 ということは、これが最強ですよね。

noname#74848
noname#74848
回答No.2

オール電化の住宅に住んで1年半ぐらいになります。 暖房は、ダイキンのヒートポンプ式床暖房(エアコン連動タイプ)を使用しております。 設置費用は、約15帖のリビングで2分割のパネルを使用し、ビルトインエアコンと工事代込みで80万ぐらいだったと思います。 うちは関東ですが、正直、冬場の暖房能力は足りないようです。比較的気温の高い日は問題ないのですが、本当に寒い日(あるいは早朝など)は、補助暖房が必要になります。そのためエアコンを別に1台後から追加しました。 大手ハウスメーカーで建てた家なので断熱は問題ないはずですし、設計の人とも相談して入れたのですが、やはり補助暖房なしではつらいところです。 三菱の製品がどの程度の能力があるのかは勉強不足でわかりませんが、ヒートポンプは外気の熱を利用するため、やはり寒い日は能力が足りなくなるのではないかと思います。 ただ、うちの製品でもエアコンを連動させないで床暖房だけであれば床は結構暖まりますが、部屋全体を暖めるまでにはなりません。結局、別に暖房が必要になります。 電気代ですが、東電の電化上手で、冬場ですべて込みで月々15,000円ぐらいでしょうか。(うちは日中誰もいません。) ただし、お正月など昼間何日も使うとそれだけでその月は倍ぐらいになってしまいます。昼間はかなり高いです。 生活パターンなどを考慮して検討してみてください。 使用者の感想です。少しでもご参考になればと思います。

参考URL:
http://www.daikinaircon.com/catalog/hotcool/
noname#12764
質問者

お礼

回答をありがとうございます。 関東地方でも補助暖房が必要なのですか。 やはりオール電化は、まだまだ開発途上なのでしょうかね。 ん~、灯油式温水パネルヒーターに傾きそうです。

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